第64話 寒さ対策、さむさむ
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フルーシュ店に戻り各組の報告を聞いたあと、各組の明日の仕事内容も共有した。
接客組は、チラシ配り。
お肉組は、お肉をビーフジャーキーの加工。
畑工場地組は、果物類の採取。
ビン組は、採掘とビン作り。
イカ漁組は、レベル上げ。
もし、エリーナさん達が来たら、お風呂に入れて部屋を割り当て畑工場地組に2人、イカ漁組から分組みしてチーズ・マシュマロ組に2人ずつ入れるように店番の接客組に、お願いした。
もし、多めに来たらビン組に行くようにとも伝えた。
『ミルク組』・『ゼリー組』はマップ魔法で確認したところ、ゼリー組はイトノ村の宿に泊まっているようだった。
ミルク組は、イトノ村を越えセカドの街に近い場所まで来ているが、夜遅いためか、進むのは止めて野宿しているようである。
焚き火をしており、火の周りを囲むようにミーシャさん含む6人が座っている。
距離として、サドンの街からファスの村まで500km。
サドンの街から、イトノ村までが200kmである。
セカドの街からサドンの街までは400kmあるため、普通の荷場所であれば、4日かかる計算だ。
俺の知っている情報だと荷馬車は1日で100km時速15km程である。
普通の荷馬車ならサドンの街からイトノ村まで2日かかる。
そして、馬やタイガーなどなどは、車と違い、生き物であるため、疲れが出る。
ファスの村まで荷馬車で馬を使うなら片道5日、往復で10日。
今は、冬に近づいており、外気も下がっているため大丈夫であろうが、夏になるとミルクの質が下がる可能性が高い。
対策が必要だろう。
『ピカーン』
と、俺は閃いてしまった。
気付かなかった自分が少し恥ずかしく感じる、両手で、顔を隠したいよ。
とりあえず、ミーシャさん達のもとに転移魔法で飛んで伝えるとしよう。
「やー。みんな、身構えないで大丈夫ですよ?」
俺は、皆の前に急に姿を現した。
1番最初に動いたのは、やはりミーシャさんであった。
ミーシャさんは、俺の背後まで来ており護身用特殊警棒を俺の首元に当てている。
暗闇で俺が誰か分からなかったのであろう。
声を聞く前に気配を察知して動いたようである。
2番目は、シーショさんがテイムしたであろう、ラフィアンタイガー3匹である。
ラフィアンタイガーは、タイガー系統の中でも、暴れ者と呼ばれるタイガーであり攻撃力と守備力が低い代わりに体力(持久力)と俊敏力が高いモンスターだ。
荷馬車をひくモンスターにはうってつけの様に感じるが、習性として強いと認めた者の言うことしか聞かないようである。
スキルに気配察知があった。
見る限り、テイムしたであろうテーナンの言うことは聞かないがミーシャさんのいうことは聞いている。
ミーシャさんの周りをぐるぐると走り回っている。
とても懐かれているようだ。
「あっ、すみません、勇越さま。本当にすみません。今まで感じていなかったのに急に気配を感じて、動いてしまいました」
ミーシャさんが頭を下げて謝る。
他の面々も俺に挨拶しようと立ち上がろうとした。
「あー。大丈夫ですよ。俺は常に結界張ってるので当たっても痛くないはず。。。それと、みんな座ったまんまでいいですよ。道中疲れたと思いますので」
立ち上がろうとした面々は俺の言葉を聞いても立ち上がったが、俺の『座って』という、手を下に下げる合図・動作をしたら座ってくれた。
「勇越さま、来てくれたのですね。嬉しいです」
ミーシャさんが俺に近づいて、腕を組んでくる。
距離が近い。
最近はサンさんやマフフさんに構ってばかりだったから、寂しかったのかもしれない。
今日は、春ちゃんとずっと一緒にいたし。
ほんのりと、お胸が俺の腕に当たっています。
ほんのりと。わずかながら、ほんのりと。
「寒いかな?と思って色々と持ってきたんですけど寒いですよね??」
代表して、ミーシャさんに聞いてみる。
「はいっ、昼はまだ良かったのですが、夜は少し冷えますね。勇越さまとサドンの街に行った際はキャンピングカーで暖かでしたので、この寒さは予想を超えていました。色々と準備はしてきたのですが。。。」
ミーシャさんはそう言うと残念そうな顔をして下を向く。
「なら持ってきてよかったですよ。俺が持ってきたのは、『折りたたみ式のテント』と言われるものです。これに入れば温かいですよ」
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