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★★★第55話 異空間忍術にて!春ちゃん

追加話です。



 小さな白い鳥になって俺の肩に乗っているクゥくん。

 オオガラス達は、トーラリーさんと一緒にモンスター狩りをしている。



「カァーカァー」

「クゥゥー」


 キャンプ用のテントを勇越者通販にて購入し、森の川近くでキャンプ気分を味わいながら読書していると1匹のオオガラスがルゥくんに話しかけた。


 オオガラスは背中に女の子を乗せている。

 それを、無造作に地面へと落とした。

 若干、乱暴な扱いでかわいそうだ笑



「えっ!?ちょっと、春ちゃん?超鑑定改」


 びっくりした。

 女の子、15歳くらいの見た目。

 忍者みたいな格好。

 

 何より驚いたのは、知り合いということ。

 春ちゃんがぶら下げているバッグは、日本で売っているロゴの入ったリュックサックだ。

 

【ステータス】

名前:三雲 春 (みぐも はる)

性別:女の子

年齢:15歳(地球年齢)

種族:人間(忍者の末裔)

レベル:20

体力:E

忍力:D

攻撃力:E

守備力:E

俊敏力:C

スキル:忍術F 水遁F(飲み水)火遁(灯火)雲遁C(乗雲)刀剣術F

称号:親から絶対に触るなと言われていた異空間忍術の埋め込まれた手裏剣を触ってしまったことによって異世界へと来てしまった者

症状:お腹が空いた。眠たい。





 桃色の忍び装束。

 桃色足袋に桃色鼻緒のぞうり。

 そして背中には忍者刀が2本。

 ボーイッシュなショートカットでとっても小顔だ。


『すぴぃーすぴぃーzzz』

 

「むにゃむにゃぅ。お腹が空いて力が出なぅ。むにゃむにゃぅzzz」

 


 ハム語の春ちゃん。

 夢の中でもハム語なようだ。


 空腹と眠気にて眠っているようだ。

 生命力ゲージを見るが特段体力が減っているわけではない。


「あぅー。それはぅ、はるぅのりんごぅ。とらないでぅzzz」


 夢の中で、誰かにりんごを盗られているようだ。


「あぅあぅ。朝ごはん食べてなくて、この世界に来ちゃって、昼も食べてないしぅ、もう夜ですぅ。やっと食べ物みつけたんだぅzzz」


 どうやら、異世界初日なようだ。


 聞いてて面白いので、自然と起きるまで寝言を聞くことに。

 寝言は返事してはいけないって、ネットで見たことあるし。

 

「うわぁん。やめてぅ。ひどいぅ。か弱い乙女に5人かかりでくるなんてぅzzz」


 5人と戦っている様子の春ちゃん。


 因みに、春ちゃんは俺の母親の友達のお子さんである。


 俺が10歳の時に2歳の春ちゃんに初めて会った。


 春ちゃんが7歳になり小学生になってからは毎年夏休みに俺の実家に遊びに来ていたため、俺が心を許している数少ない女の子の1人だ。



「あぅー。手裏剣は苦手だぅ。忍刀はあんまり好きじゃないから修行サボってたぅ。忍術は今お腹すいて力が出ないぅ発動できないぅzzz」




★★★★★★★




「良い香りぅ。お腹すいたぅー」


 横にぬり寝ていた姿から起き上がり、目をこすっている春ちゃん。


「春ちゃんっ!おはよう!ご飯作ってるよー。食べる??」


 やっと、目が覚めたようだ。


「ぅ?ゆめくぅん?えっ!?ゆめくぅん?はるぅ、まだ夢の中なのぅ?」


 春ちゃんは、自身のほっぺたをつねる。


「いてっ、夢じゃないぅ」


 ゆめくんと夢の中。ややこしい笑



「まぁ、とりあえず、ご飯炊いてるから、カレーライスにして一緒に食べよー」


 キャンプと言ったらカレーでしょ?

 

「やったぅ。お腹ぺこぺこぅ」


 春ちゃんがおなかをさする。



『ぐうぅ〜〜♪♬♬♬』


 カレーの良い香りで食欲がかなり出たのであろう。

 春ちゃんのお腹が鳴る。



「恥ずかしいぅ」


 恥ずかしそうに顔を赤くする。

 耳まで真っ赤だ。


「はいっ、どうぞ。春ちゃん、おかわりあるからたくさん食べて大きくなるんだよー」


 皿にカレーライスをよそって、春ちゃんに手渡す。


「おいしいぅ。しあわせぅ」



「にしても。春ちゃん、忍者の家系だったんだねー」


「ぅ?なんで知っているぅ?お父様から誰にも言ってはいけないよ、って言われてたのにぅ」


 不思議そうな顔の春ちゃん。


「寝言で言ってたから笑。それと、俺、1ヶ月前くらいにこの世界に来てて色々とスキルや魔法持ってるんだ。春ちゃんのこともそれで能力値確認したって感じ」


「そうなんだぅ。はるぅは、今日来たぅ。愛知にいた時も妖怪退治させられていたから、弱いモンスターに

は遅れはとらなかったけど、心細かったぅ。ゆめくぅんに会えて安心せたぅ」


「うんうん。春ちゃんが無事で良かったよ。じゃあ、とりあえず春ちゃんは今後、俺と一緒に行動するって感じで良いかな?側に見知った人がいる方が俺も嬉しい」


「あぅ。はるぅはゆめくぅんと一緒に行動するぅ」



 カレーライスを食べ終わりデザートに、いちごのショートケーキを春ちゃんが食べ終わり、トーラリーが狩りを終えるまでテントの中で2人でお話しした。



 春ちゃんは、この世界に来た際に、何故か忍び装束姿となり、普段使いしているリュックサックに色々と忍び道具が入っていたこと。


 リュックサックはマジックバッグになっており、たくさん物が入っていること。


 忍び装束の着替えも何着も入っているようだ。


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途中までお読みいただいて、面白くないなと感じられた方、70部前後でアクセス数が激減しているのを把握しています。 別VERも195部からIF章としてございます。 『IF章 勇越夢は旅人のようです』 こちらをお読みいただけると幸いです。 それでも、面白くなかった方、筆者の実力不足です、申し訳ありません!!!
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