★★第55話 トーラリーのスパークパーンチ!!!!ドスン
追加話です。
門が閉まっていたので風魔法Aランク技のエアシップを使い街の外にでた。
とりあえず森の中へと進む。
夜は朝昼に比べてモンスターが1ランク強くなると言われている。
『カァーカァー』
いきなり聞こえてきた鳥の鳴き声。
モンスター、ビッグカラスだ。
「ご主人様、トーラ倒してきます」
俺の後をこっそり着いてきていたトーラリーさん。
隠密スキルで気配を消して、高跳びスキルでサドンの街の壁を高跳びし着いてきた笑
名前:トーラリー
年齢:16歳
魔法:雷魔法C
スキル:格闘A身体強化C 隠密C高跳びC虎瞬術(味方が周りに多ければ多いほど攻撃力と俊敏力が上がるスキル)
加護:勇越夢の加護
身体強化も合わせれば攻撃力と俊敏力はとてつもないものになる
「はーい。気を付けてくださいね」
俺の加護によりステータス値やスキル、魔法が2段階上がっているトーラリーさん。
格闘Aスキルは、以前ジャイアントベアーと遭遇した際に能力いただき魔法でいただいた分を保管しておいたのをトーラリーさんに能力お渡し魔法にて、譲渡した。
よって、強いトーラリーさんは、ビッグカラスなら余裕で倒せる相手。
戦闘態勢のトーラリーさん。
空を飛んでいたビッグカラス。
俺たちの存在に気づくと、急降下して突撃してくる。
「よいしょっと」
トーラリーさんはビッグカラスの突撃を華麗に避けてかわす。
黒色の毛に覆われ、黒色のクチバシのビッグカラス。
地球のカラスの大きさ5倍と言った感じだ。
「あっ、めっちゃいる」
ビッグカラスは20匹ほどいた。
様子見といった感じだろうか?
俺たちのことをうかがっている。
とりあえず、メニューコマンドを開き、モンスター図鑑を開く。
「いてっ。いててててて」
様子見していたビッグカラス5匹がトーラリーにクチバシを当ててツンツンしていた。
ダメージ的には、さほど減っていないが痛がるトーラリーさん。
回復魔法にて、トーラリーさんに魔法をかけてあげ、ダメージゲージを回復させて俺はモンスター図鑑を再度見る。
「えっと。なるほどビッグカラス系統のトップは、ダーククロウね。召喚魔法ダーククロウ」
召喚魔法陣が俺の足元と、召喚されるモンスターの配置に顕現する。
魔法陣は★と●そして◆が入り混じった感じだ。
魔物
ダークヘルクロウ
種族
クロウ種
ランク
AA
特性
闇魔法 得意
補助魔法 攻撃力や俊敏力を上昇可
妨害魔法 俊敏力を降下可
ダークヘルクロウの闇の息を吸うと錯乱状態に陥る。
大きさも変えることができ、本来はかなり大きいが、普段は、小さな白い鳥として街中に紛れ込んでいる。
争いは好まないが、1度怒ると、クロウ種のモンスターや動物の野生カラスを引き連れて大群で大暴れする。
「クゥゥー」
ビッグカラスなんて比じゃない大きさのダーク色のカラスが現れた。
俺を見ると、大きな翼を地面につけてすぐさま頭を下げる。
「ごめんね。突然、呼び出してしまって。よかったら白い姿も見てみたいな」
「クゥゥーー!」
任せて、と言わんばかりにひと鳴きする。
すると、色がだんだん白に変わっていく。
「おぉー。すごいね。ありがとう。これ食べて果物だよ」
大量の果実を目の前に出す。
「クゥゥーーー」
お礼を言っているのであろう。
ダークヘルクロウのルゥくん。
勝手にルゥくんと名前を決めた。
「ルゥくん、あの子たち、どうにかしてもらえるかな?それと、あそこにいるトーラリーさんの狩りの手伝いお願いしても良い?」
「クゥゥーーーーー」
『ギロッ』
俺の言葉を聞いたルゥくん。
鋭い瞳で様子見をしているオオガラス達をみた。
睨まれたオオガラス達。
次々に、オオガラス達が空から地上に降りてくる。
ルゥくんの周りを囲むように集まり翼をしまい、頭を下げる。
そして、トーラリーさんを襲うオオガラス達はルゥくんの存在にまだ気づいていないようだ。
トーラリーさんは攻撃してくるオオガラスに正面から渾身のパンチを繰り出し、1発KO。
オオガラスは、地面に突っ伏し動かなくなった。
「トーラリーのスパークパーンチ」
トーラリーさんには、勇者通販にて購入したナックルを渡している。
もちろん、今回も過保護な俺は、雷魔法を付与してある。
拳にはめて攻撃力を高めるナックル。
猫の手みたいな形をしたナックル。
見た目は可愛らしい。
日本では、ナックルを携帯所持していると、軽犯罪法や迷惑防止条例の凶器携帯によって検挙される場合があるので注意が必要な品だ。
クロウ種は風魔法以外は基本的に弱い。
逆に風魔法は吸収して体力ゲージを回復してしまう。
トーラリーのスパークパーンチを受けたオオガラスはバチバチッとしたカミナリに包まれ、やがて動かなくなった。
「トーラリーのスパークストーム」
拳にはめたナックルを上空に向かって振り上げる。
突如、カミナリの柱が次々に出現。
攻撃してきている残りのオオガラス達を討伐していく。




