第39話 ミーシャのお話①② トレジャーハンタースキル
初心者です。
優しく見守っていただけると嬉しいです。
誤字脱字、抜文、説明不足が目立つと思います。それでもお読み頂ければ幸いです。
第32話第33話のミーシャ視点です。
ミーシャです。
イトノ村に到着しました。
夢さまに聞いたところ、距離は200kmほどで、5時間ほどで着きました。
当然ですが、私だけは夢さまにお供しています。
他の奴隷の子たちや、孤児院の子も来たそうにしていましたが夢さまが断りました。
ひとりひとりの良いところを褒めて、頑張るようにと告げられていました。
夢さま曰く、どうやら、セカドの街からサドンの街までに、村はこのイトノ村しかないみたいです。
イトノ村に入り感じたことなのですが、誰も外にいません。
人がいる感じがしません。
私たちはは1番大きな家に向かいました。
『トントン』
「すみません。ご在宅でしょうか?」
ドアをノックして声をかけたのですが、返事がありません。
夢さまがドアを開けて、勝手に家の中に入りました。泥棒みたいです。わくわくしますね。
夢さまはトレジャーハンタースキルを創造で作成したみたいです。
どんな宝箱でも解錠、トラップの発見、トラップの設置、死んだふり(呼吸音や心臓の音、全てにおいて死んでいるものと同じ状況になれる)などができるようです。
私もいただきました。
夢さまとお揃いの2人だけのスキルです。
2人だけのスキルです。
2人だけのスキルです。
家の中を見て回ると父親、母親、子供であるでしょう方たちが、同じ毛布で抱き合いながら寝ていました。
寝ているだけなのですね。
この村の方はお昼寝の習慣があるのですねーと思っていたら、夢さまが、すかさず、エンジェルヒールを唱え、お薬を使われました。
苦しそうな顔をしながら男の方、父親が起き上がりました。
そして、すぐに、女の方、母親と女の子の子供が目を覚ましました。
あなた、おまえ、パパママと言って3人は抱き合いながら泣き始めます。
私は、良かったですと言いながらつられて、泣いてしまいいました。
涙もろいのです。
夢さまが父親の方と話し始めます、どうやらこの方ファザンさんはこの村の村長みたいです。
夢さまが、回復魔法を使ったのと、解毒の薬を使ったことを言うと、魔法と貴重な薬をありがとうございますと頭が地面につきそうなほど下げられて言われました。
夢さまはそして、さらにお願いを言われます。
「回復魔法とお薬の値段が高いのは承知しております、ですが村人を救ってはいただけないでしょうか?」
夢さまは、少しの間考えてから
「ですね、お薬は、高級品です。ですが、私のお願いをしていただけるなら、無料で、ぜひ、治させて頂きます。」
「ほんとによろしいのですか?あと、お願いというのは何でしょうか?」
「ええ、大丈夫ですよ。お願いと言うのはですね、この村は蚕の糸で布を作っていますよね?名産品といったところでしょうか?」
「はい。そうです、布を作っております。」
「その布を、私の指定する色で買わせていただきたいのです。布への代金は、お金、あるいは、そうですね、砂糖や果物でどうでしょうか?小麦も少しなら大丈夫ですよ。相場よりお安くしてお売り致します。」
「代金の方はこちらからお願いしたいくらいです。助かります。布の色なのですが、布に色を付けるのはですね、主にスライムのゼリー、スライムゼリーを使って染色するのです。」
はい。知っていますよ。
昔、母親がお洋服を作る際に教えてもらいましたから。
Fランクのスライムで、水色、ピンク
Eランクのスライムで、赤色、青色
Dランクのスライムで、緑色、黄緑色
Cランクのスライムで、黄色、オレンジ色
Bランクのスライムで、藍色、紅色
Aランクのスライムで、紫色
Sランクのスライムで、黒色
夢さまは、時折、黒色の服を着られるので街中の人たちから視線を感じるのです。
高級品ですからね。
平民は、日頃、白色や薄茶色の洋服を着ています。
お金を持っている方々は、色のついた服をきていますが。。。
色のついた(白や薄茶色以外の)服はお値段が、Fランクの色で3倍違います。
「その為、、Cランク以上の色の布を提供するのは厳しいのです。この街の外に、スライムのダンジョンがありまして、スライムだけ出るので、定期的に冒険者ギルドに依頼を出して、スライムゼリーを持ってきてもらうのですが、なにぶん、Sランクのスライムは毒を吐くのですが、その毒にかかってしまうと、10分以内にしんでしまいますし、治すのも勇者の方の回復魔法か、神薬しか治す手段がなくて、Aランクのスライムも同じく毒です。Bランクのスライムは大やけどです」
「分かりました。それでは、私達が大量のスライムゼリーを持ってくれば解決ですね。」
「えっ?聞いてましたか??危ないんですよ?」
ファザンさんが驚いた顔をしています。
「勇越さまなら、大丈夫です」
私は、胸を張って断言します。
「それよりも、早く村人を治しましょう」
夢さまはそう言って、村人を治すために村長宅を出て、村を回りました。
夢さまは村人の家に着くと、解毒薬を取り出し、寝ている村人に飲ませ、エンジェルヒールを唱えて、治します。
村人は全員で30人ほどでしたが、各家で寝ているため、家をたくさん廻りました。
村人みんなを治すと時間はお昼を過ぎていました。
私たちは、今日は勇越者通販で購入したお寿司と呼ばれるものを食べることになりました。
お魚を生で食べる習慣がありませんでしたので、びっくりしました。
お魚は焼いて食べるものなのです。
お寿司の際のお米も私の知る限りこの世界にはありません。
夢さまは、この世界の人間ではないことを教えてくださったので、私は、最近ではあまり驚きません。
村人はみな、毒に侵されて、サドンの街に食料を買いに行く人たちも行けずじまいだったので、食料が乏しいみたいです。
夢さまがイトノ村に来るまでに倒しておいた(いつも通りゆれだまである)モンスターのお肉を少しだけあげることになりました。
みんな、毒が消えて、喜んで、更に食料をもらえて泣いているものまでいました。
空腹は辛いですよね?
分かります。
昔のことを思い出すだけで、悲しい気持ちになります。
夢さまが、この毒は、スライムの毒なのか?と聞いたのですがどうやら違うみたいでした。
ある日、女の子(回復魔法使いと名乗っていた)がこの村に来て、村人全員に身体検査をして、村人全員に回復魔法を使って何処かに消えたみたいです。
それから、夜になると、身体が急に寒くなり、毒と同じ息苦しい状況を味わい、家族で抱き合いながら温めあっていたら、いつの間にか意識を失って寝ているような状況になったと村人に教えてもらいました。
お寿司を食べ終えたので、さっそくスライムのダンジョンに向かうことになりました。
楽しみです。
スライムのダンジョンにつきました。
夢さまは武器なしです。
私はズボンのポケットに護身用特殊警棒を入れています。
ダンジョンの中は暗く、ダンジョンに入る際は雷魔法の使い手か、ランタンを持って入るのが冒険者の常識です。
夢さまはは、雷魔法を使い、ダンジョン全ての層を明るく照らしました。
夢さまの魔力量はすごいです。
私の雷魔法もいつの間にかAランクになっています。
私は宮廷魔術師になっても可笑しくはない、魔力量です。
結界術を、持っていますので、国にとっては、とても欲しい人材であると思います。
どんなに好条件でも夢さまから離れることなどありえませんがね。
そして、1階層は、10m×10mの部屋でした。
1階層から9階層までがFランクスライムみたいです。
ブルースライムとピンクスライムがいます。
ぴょこぴょこハネていて可愛いです。
夢さまはゆれだまを発動され、なんなく9階層まで全部のブルー・ピンクスライムを倒しました。
そして、10階層に到着します。
ボスが、いるようです。
ダンジョンの初ボス戦闘楽しみですね。
『夢さまなら瞬殺でしょう。』
そう考えていると、
「ボス戦はミーシャさんにお願いします」
と言われました。頼りにされています。頑張らなくてはなりませんね。
私達が入ると自動的に扉が閉じました。
部屋は大きさ変わらず10m×10mです。
部屋の奥にモンスターがいました。
ピンククイーンスライム Cランク
ブルークイーンスライム Cランク
ピンククイーンスライム Cランク
の順番でぴょんぴょんと跳ねています。
体重があるからでしょう。
『ドシンッドシンッ』
としています。
クイーンスライムは普通のスライムを横に5倍縦に5倍にした大きさのモンスターです。
クイーンスライムで染色された服は、普通のスライムゼリーに比べて、洗っても色落ちがし難く、服の耐久性も高めてくれますので、大変喜ばれます。
私達が、クイーンスライム3種を見ていますと、モンスターが合体し始めそうになりました。
私は、変なことをされる前に倒そうと身構えたのですが、夢さまに止められました。
モンスターが一瞬光ると、そこにいたのは、薄紫色のスライムでした。
大きさはクイーンスライムと変わりません。
夢さまに確認して見ますとライトパープルクイーンスライム Bランクと教えてもらいました。
どうやら、毒魔法を使うみたいです。
要注意ですね。毒は危険です。
種類にもよりますが、簡単に死んでしまいます。
ライトパープルクイーンスライムの足下に魔法陣があらわれます。
毒魔法を、使われる可能性が高いですね。
私は、夢さまに倒す許可をいただき敵の真後ろに行き、護身用特殊警棒をふりかざし、後ろから一撃で倒しました。
私も驚いたのですが、トレジャーハンターのスキルに、瞬時に間合いを詰めることができる瞬近スキルという物もふくまれるようです。
私が敵を倒すと魔法陣は消えており、ライトパープルクイーンスライムのメダルとゼリーが残っていました。
そして、宝箱が現れポイズンの魔法書Bランクを手に入れることができました。
私達は、そのまま、70階層まで辿り着くことができました。
スライムしかでてきません。
60階層のボスも私は簡単に一発で倒しました。
70階層のボスも、私が倒します。
70階層のボスは、ブラッククイーンスライム1体だけでした。
モンスターの後ろに私が回り込みます。
だが、すぐにモンスターは私の視界から消えました。
私は油断していました。
全く見えませんでした。
「手を貸しましょうか?」
夢さまが私に聞いかけます。
夢さまのお手を煩わせるわけにはいけません。
「いえ、俊敏性に優れているようですが、集中していれば、仕留めるのも容易いと思います」
私は冷静に答えました。
「くっ、逃げられてばかりです」
モンスターは、攻撃せずに逃げてばかりです。
ブラッククイーンスライムの討伐履歴がないということを、昔聞いたことがあります。
「逃げないでください」
私はそう、モンスターにお願いするのですが、止まってくれません。
ブラッククイーンスライムが夢さまの方に行くと動かなくなりました。
「スキありです」と私は言って、ブラッククイーンスライムに攻撃を当てることができました。
ブラッククイーンスライムは煙となってダンジョンの中に消えていきます。
嬉しいです。感動です。
夢さまどうですか?という顔で私は、夢さまを見たのですが、夢さまは口を開けてポカーンとしていました。
そして、私の頭を優しく撫でてよしよししてくれました。
夢さまの顔は、少し残念そうでした。何故でしょうか?夢さまが倒したかったのでしょうか。
夢さまの気持ちに気づけなくて申し訳ないです。
ブラッククイーンスライムのメダルと、ゼリー、そして宝箱からSランク解毒魔法書があらわれました。ダンジョン完全制覇です。
私達は、夢さまの転移魔法でイトノ村に戻りました。
手に入れた全種類のスライムゼリーを渡して、イトノ村を出ます。
渡した品々を見たとき、村長は、ポカーンとした顔をしていました。
夢さまが、ダンジョン制覇したことや、このゼリーの取得者については秘密にするように言っていました。
そして、夢さまが【キャンピングカー】と言われるものを買われました。
私は、お値段を聞いたとき、初め意味が分かりませんでした。
とってもとても高級な品をあっさり買われたのですから、びっくりしました。
1階には、おしゃれなキッチンがあり
2階には、寝る場所とトイレ
3階には、屋上があります。
すごい乗り物です。
お家のようです。
動くお家です。
素晴らしいですね。
少し進んでキャンピングカーの中でお泊りすることになりました。
キャンピングカーを少し運転させていただいたのですが、馬もいらずに、アクセルというものを踏めば進むのです、馬の餌もいらないですし、キャンピングカーは疲れないみたいですので長時間進むことができると聞いておどろきました。
夢さまがガソリンと呼ばれるものを補給していました。
お水ですか?と聞いて飲もうのしたのですが、止められてしまいました。
絶対に飲んではいけないようです。
絶対に絶対に絶対にだめですよ?と言われてしまいました。
少し興味が湧きますね。
だめだと言われたらしませんよ。
夢さまから言われたことは絶対ですからね。
【本日の手に入れた魔法書】
火の魔法書 Cランク
回復の魔法書 Cランク
雷の魔法書 Bランク
毒の魔法書 Bランク
氷の魔法書 Aランク
毒の魔法書 Aランク
解毒魔法書 Sランク
最後までお読みいただきありがとうございます。




