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☆第32話 泣き虫発見!『忍者スキルSS』『治癒魔法SS(状態異常魔法)』

追加話です!



 お昼にお寿司を食べたあと、村長に許可を得て、ファスの村みたいにイトノ村にもレンガの家を建築。

 前回通り秘密の部屋を作成した。

 

 その後、ダンジョンに潜ろうかと思ったが、一度セカドの街に戻ることにした。


 転移魔法であっという間に、帰れるから、たいした時間もかからない。


 ミーシャさんには、イトノ村の周りのモンスターを狩る様に伝えてある。

 主に、食肉になりそうなモンスターをMainにね。

 

 イトノ村に、借りをたくさん作るのは商人らしい行動だよね?

 狩りだけに、借りをね(笑)

 



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



「ただいまー!」


「わっ!?お帰りなさいませ。ご主人様」


 突如として、俺がホットケーキ甘い夢喫茶店に現れたものだから、びっくりした顔になっている俺の配下たち。


 後ろから、気配なく話しかけたらびっくりするね笑


 隠術を創造スキルで作成したときに、自動的に最上位の忍者スキルになった。

 音もなく、香りもなく忍び寄る忍者スキル(SSランク)


 認識出来ているのは、俺の加護を受けている配下のみ。

 俺の声が聞こえているのも配下のみ。そういう仕様だ(笑)


 お客さんから見たら、店員が、誰もいない場所に話しかけているように見えるだろう笑


 

 それにしても、

『お帰りなさいませ、ご主人様』

って、メイド喫茶みたいだな笑


「何か、変わったことありますか?」


 今日も普段通り賑わっている店内。


「いえ、何事もなく、通常通りです」


 店長のバナジに話しかける。

 

「それは、上々ですね。ありがとうございます」


 笑顔を向けながら労いの言葉をかける。


 笑顔は大切だ。

 鏡で笑った顔を見ると、脳が錯覚してポジティブな気持ちになるというデータもある。


 それと、身体の治癒も早くなるとかなんとか。

 精神的にも肉体的にも笑顔は身体に良いらしいのだ。

 そんな豆知識は、置いといて。


「マップ魔法」


 念のために、セカドの街のマップを開き、配下の者たちの体調を確認する。

 転移すれば良いかとも思うが、体調だけ、確認するならマップ魔法のほうが効率的だ。

 対象者のいる場所にて超鑑定改で、確認して体調を確認することもできるが、対象を視界に入れないといけないからね。



『検索中』

『検索終了』


『ホットケーキ甘い夢喫茶店』

 対象者:カルシ

 居 所:キッチン

 症 状:貧血



 あいうえお順で、表示される。

 カルシが貧血のようだ。


『カルシ超鑑定改、症状』


 ちょうど、視界に入ったためキッチンにいるカルシを超鑑定改することにした。


・カルシ

症 状:貧血(生理2日目、通常生理より重め)

体 質:造血機能低い

体 調:身体強化スキルにより、体調不良を誤魔化しながら仕事中

その他:コーヒーや紅茶を好んで飲んでいるため、鉄の吸収を妨げている



「っておい……」


 誤魔化しながらって。

 体調管理大事だよ?

 倒れてからじゃ、遅いんだよ??


「ご主人様、どうかなさいましたか?」


 俺の、突然の言葉に、カルシが反応した。

 ホットケーキを、上手にひっくり返しているカルシ。


 料理スキルを覚えているだけあって、カルシの作るホットケーキは、お客さんの評判も良い。



 その顔は、少し引きつっている。

 きついのを頑張って、笑顔作ってます的な印象を受ける。


「あっ、えっと…」


 思わず口ごもる。


『生理だよね?』

 と聞くのは、恥ずかしいだろうし、セクハラになってしまうだろう。


 恥ずかしい思いをさせてしまうのも、なんだか居たたまれない気持ちにさせてしまうのも避けたいところだ。


「いや、なんでもないです。エンジェルヒール」


 とりあえず、エンジェルヒールでカルシの体力を回復させる。


「ご主人様、ありがとうございます」


 カルシが、先程よりもマシになった笑顔でお礼を述べる。

 


『勇越者通販』


 貧血に良い飲み物 検索


 よし、プルーンジュースを購入っと。

 箱買いして、置こう。


 女の子がいる限り、半永久的に使うだろうし。

 生理が年齢的に終わるまでね。


 紙パックのプルーンジュースをカルシが飲み終えるのを確認し、貧血状態が正常に戻り中と超鑑定改にて見たあと、フロアにて、フロアマネジメントをしているバナジに声をかけた。



「バナジさん、なんか、カルシさんの顔色が悪そうに見えるから、休ませてあげてもらえますか?」


「はいっ。わかりました。気づけずに申し訳ありません。今後、もっと配慮いたします」


 真面目な顔で、答えるバナジさん。


「もし、カルシさんを休憩に入れるときに、人手が足りないようだったら、自分が代わりに働きます」



「そんな、お手を煩わせるわけには」


「みんなが大切ですからね。助け合いですよ」


 従業員満足度が利益に繋がると俺は思ってるからね。

 みんなが大切だという言葉も本心だよ?


「あっ、それと、バナジさんは、店長ですので直接伝えますね。生理のときはコーヒーと紅茶は控えるようにさり気なくみんなに伝えておいてもらえますか?血を作るのを阻害するみたいです。それと、貧血に聞く飲み物も冷蔵庫にいれておきますので、好きに飲むように伝えといてください。よろしくおねがいします」


「かしこまりました。お気遣い、ありがとうございます」




 俺は、バナジさんに要件を伝えると、大型冷蔵庫に、プルーンジュースを入れ始めた。


「ご主人様、変わります」


 フロア担当の配下の子が、手が空いたのだろう。

 手伝いに来てくれた。


「ありがとうございます。それでは、あとは任せても大丈夫ですか?」


「はいっ!!」


 俺の言葉に、元気な声と笑顔で返事が戻ってきた。


 みんな、良い子だ。 


 配下の子たちが、誰かと付き合うとか言い始めたら、素行調査をしてしまうかもしれないな俺。


 いや、絶対する!これ決定。


 変な輩に、大事な配下たちを任せられないからね。


 えっと、素行調査といえば、興信所を、雇ったらストーカーなのかどうかというのをネットでみたことあるな。


 

 まぁ、その話は置いといて。


 マップ魔法の検索続きを見るとしよう。



『ホットケーキ甘い夢喫茶店』

対象者:サン

居 所:庭

症 状:麻痺



『転移』


 サンさんが、麻痺になっているのを確認した俺は、すぐに庭に転移した。

 


 泣きじゃくるサンさんとマグマさんを発見した俺。

 とりあえず、エンジェルヒールを唱える。


 えっと、状態異常の回復技、一つ一つ調べるの煩雑なんだよな。毎回。


 創造スキルで『状態異常魔法』作成っと。

 あっ、治癒魔法になった。


 


 

お読みいただきありがとうございます

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途中までお読みいただいて、面白くないなと感じられた方、70部前後でアクセス数が激減しているのを把握しています。 別VERも195部からIF章としてございます。 『IF章 勇越夢は旅人のようです』 こちらをお読みいただけると幸いです。 それでも、面白くなかった方、筆者の実力不足です、申し訳ありません!!!
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