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第32話 イトノ村、謎の女の子/エンジェルエリアヒール



 セカドの街を出て、次の目的地であるサドンの街の道中にあるイトノ村に到着した。

 当然であるが、ミーシャさんは俺についてきている。

 他の子たちも来たそうにしていたが、断った。

 


 マップ魔法で確認したのだが、どうやら、セカドの街からサドンの街までに、村はこのイトノ村しかないみたいだ。


 ちょうどセカドの街とサドンの街の半分のところに、イトノ村が存在する。

 

 まぁ、知ってたから寄ったし、マリアーニャさんに、ぬいぐるみ作りをお願いしたんだけどね。


 イトノ村に入ったのだが、何やらおかしい。誰も外にいないのだ。


 俺とミーシャさんはとりあえず1番大きな家に向かった。

 村長さんの家だ。マップ魔法有能。


『マップ魔法』



 検索モードナビモードを発動。


『直進20m宿屋を右に曲がった先、目的地周辺です』



『トントン』


「すみません。ご在宅でしょうか?」


 ドアをノックして声をかけるが返事がない。

 マップ魔法を使っているから家に居るのはわかっているのだが。。。


 勝手に家の中に入ることにした。

 父親、母親、娘であろう、が同じ毛布で抱き合いながら寝ていた。


 あー。寝ているだけかーと安心して、一応超鑑定改を使ってみた。

 症状は毒であった。


 俺は、すかさず、エンジェルヒールを唱え、勇越者通販にて購入した解毒薬を使った。


 

 苦しそうな顔をしながら父親が起き上がった。

 そして、すぐに、母親と女の子が目を覚ました。

 

 あなた、おまえ、パパーママーと言って3人は抱き合いながら泣き始める。

 

 ミーシャさんは俺の隣で「良かったです」と言いながらつられて、泣いていた。


 泣き止んだところで、俺は父親でありこの村の村長さんと話し始める。

 本人が名乗り出る前に超鑑定改で情報が分かるのは便利だけど。

 個人情報がばがばだな笑


 回復魔法を使ったのと、解毒の薬を使ったことを言うと、「魔法と貴重な薬をありがとうございます」と頭が地面につきそうなほど下げられて言われた。

 

 そして、さらにお願いを言われた。

 

「回復魔法とお薬の値段が高いのは承知しております、ですがお願いします。村人を救ってはいただけないでしょうか?」


 俺は少し考えたふりをして


「ですね、お薬は、高級品です。ですが、私のお願いを聞いていただけるなら、無料で、ぜひ、治させて頂きます」


「ほんとによろしいのですか?あと、お願いというのは何でしょうか?」


「ええ、大丈夫ですよ。お願いと言うのはですね、この村は蚕の糸で布を作っていますよね?名産品といったところでしょうか?」



「はい。そうです、布を作っております。」


「その布を、私の指定する色で買わせていただきたいのです。布への代金は、お金、あるいは、そうですね、砂糖や果物でどうでしょうか?小麦も少しなら大丈夫ですよ。相場よりお安くしてお売り致します」


『エンジェルエリアヒール』

 □説明

・エンジェルヒールSSの範囲エリアを拡大した技。

 

 俺は、村長さんと交渉をしながら、とりあえず、村人の体力だけ回復することに。

 解毒に関しては、村長さんが付いてくる可能性も踏まえて、各家々を回って解毒薬を使うことにする。


「代金の方はこちらからお願いしたいくらいです。助かります。布の色なのですが、布に色を付けるのはですね、主にスライムのゼリー、スライムゼリーを使って染色するのです」


うん、知ってるよ。


Fランクのスライムで、水色、ピンク

Eランクのスライムで、赤色、青色

Dランクのスライムで、緑色、黄緑色

Cランクのスライムで、黄色、オレンジ色

Bランクのスライムで、藍色、紅色

Aランクのスライムで、紫色

Sランクのスライムで、黒色


 だよね?始まりの街に入る前に、俺が黒色のシャツを着ていることをミーシャさんに指摘された。

 黒色は超高級品というわけで。



「その為、、Cランク以上の色の布を提供するのは厳しいのです。この街の外に、スライムのダンジョンがありまして、スライムだけ出るので、定期的に冒険者ギルドに依頼を出して、スライムゼリーを持ってきてもらうのですが、なにぶん、Sランクのスライムは毒を吐きます。その毒にかかってしまうと、10分以内にしんでしまいますし、治すのも勇者の方の治癒魔法か、エルフの作る解毒薬。そして、神薬しか治す手段がなく、Aランクのスライムも同じく毒です。Bランクのスライムは大やけどでして……。」


 



「分かりました。それでは、私達が大量のスライムゼリーを持ってくれば解決ですね」


「えっ?聞いてましたか??危ないんですよ?」


 村長さんが驚いた顔をしている


「勇越さまなら、大丈夫です」


 ミーシャさんが胸を張って断言する


「それよりも、早く村人を治しましょう」


 俺はそう言って、村人を治すために村長宅を出て、村を回った。




 村人の家に着くと、解毒薬を取り出し、寝ている村人に飲ませ、ヒールを唱えて、治した。


 村人は全員で30人ほどだったが、各家で寝ているため、家を回るのが面倒であった。


 村人みんなを治すと時間はお昼を過ぎていた。

 

 俺とミーシャさんは、勇越者通販で購入したお寿司を食べることにした。

 

『あっ、あのー』


 村人はみな、毒に侵されて、サドンの街に食料を買いに行くメンツも行けずじまいだったので、食料が乏しいみたいである。

 

 『あっ、あのー。申し訳ないのですが……。』という感じで食料を分けてほしい旨言われたのて俺がイトノ村に来るまでに倒しておいた(いつも通りゆれだまである)モンスターのお肉を少しだけあげることにした。

 

 みんな、毒が消えて、喜んで、更に食料をもらえて泣いている者までいた。




 そして、村人を毒症状にしたこの毒は、スライムの毒なのか聞いてみたら、どうやら違うらしい。


 数日前に、女の子(回復魔法使いと名乗っていた)がこの村に来て、村人全員に身体検査をして、村人全員に回復魔法を使って何処かに消えたらしい。


 それから、夜になると、身体が急に寒くなり、毒と同じ息苦しい状況を味わい、家族で抱き合いながら温めあっていたら、いつの間にか意識を失って寝ているような状況だったらしい。


 謎だな。ミステリアスガールだ。


 セカドの街でも超鑑定SSに反応しない存在もいたし。



 お寿司を食べ終えたので、さっそくスライムのダンジョンに向かうことにした。


 LETS'ダンジョン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


お読みいただきありがとうございます

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途中までお読みいただいて、面白くないなと感じられた方、70部前後でアクセス数が激減しているのを把握しています。 別VERも195部からIF章としてございます。 『IF章 勇越夢は旅人のようです』 こちらをお読みいただけると幸いです。 それでも、面白くなかった方、筆者の実力不足です、申し訳ありません!!!
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