表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
46/428

☆☆☆☆第31話 セカド街のお話④/新組/超鑑定改は好感度も分かる/コッペちゃん



~喫茶店 午前09時~


 スタッフの子たちが、各組に分かれて、各々出発するのを見送った。


①【馬車組/モンスター狩り組】

□説明

・ファスの村にミルクと卵を取りに行く組みの他にモンスター狩り組を加えた。

・心の清らかなモンスターは狩らないように伝えてある。

・選別の方法は、俺が作成したメガネだ。魔道具作ってみました笑


②【料理キッチン組/料理教室出張組】

□説明

・料理組に新たに料理教室出張組を加えた。

・料理教室出張組は、富裕層プランとなっており、セカドの街の領主の紹介状が無い者には教えないようになっている。

・シークレットな部分である。

・まぁ、純粋に異世界物の小説の富裕層って高飛車だったり偉そうだったりするイメージがある。

・そんなところに自分の可愛い配下を出張させたくない。

・基本的に今のところは、キュアートさんの部下の女性騎士がシークレットプランのお客様である。


③【接客ホール組】

□説明

・人数が増えたことにより、隅々まで清掃が行き届くようになった。

・喫茶店の庭の草むしりやまねき猫の像を拭いたりなども清掃ができるようになった。

・俺がちょちょいと魔法で毎日やっていたんだよね。

・1人当たりの人件費が日本に比べて安く済む(その分、平民の所得は低い)ため、その分人を入れて、忙しい昼ピークやディナーピークをカバーするような形になっている。

・本来1人でできることを2人で無難にこなすことになる為、1人1人のスキルは下がってしまう傾向になってしまうが、今はスーパースタッフさんの育成よりも、個々の安定した成長を意識するように店長副店長に伝えてある。

・8歳(日本年齢で5歳)の子を働かせている環境である為、どうしても甘々(あまあま)になってしまう。


④【畑地組/ポーション組】

□説明

・畑地に余裕があったため薬草を栽培することにした。

・それに伴い、ポーション組を新たに設置。マジックポーションづくりだ。

・23歳の調合スキル持ちのジウトをリーダーにした。


⑤【ジャム組】

□説明

・なんか、元スラム街出身の子持ちのジャムの家在庫管理長の女性と、ポーション組リーダーのジウトが良い感じらしいという報告を受けた。

・良いね。生きていくうえで恋愛は大事だよ。

・誰かを愛す。誰かに愛される。とっても大事なことだ。

・俺も別に恋愛は嫌いではないと思う。

・ネガティブゾーンに入っちゃうと、誰も信じられなくなった鬱モードに入っちゃうけど。


⑥【教師組】

□説明

・識字率/算学率があまりにも低いため、今回、新組として教師組を設置した。

・教育はとても大事な為、疎かにしてはダメだなと思ったからだ。

・喫茶店のミーティングルームを教室として使ってもらう形だ。

・漢字はこの世界にはないため、ひらがな、カタカナ、アルファベット。

・算数は、たしざん、ひきざん、かけざん、わりざん、文章問題と言った感じだ。

・加護配下の子には、漢字も学んでもらうことになっている。

・何故なら、俺が勇越者通販で購入した品で日本から取り寄せている物には、取扱説明書が付いているから。

・漢字入っちゃうからね。(笑)


「あっ、コッペさん。いつもありがとうございます!!」


 焼きたてであろう。美味しそうな香りのするパンを可愛らしい編みカゴに入れていつも通り運んできてくれるパン屋さんの看板娘のコッペさん。

 

 カゴの上には、可愛らしいハンカチが被せてある。

 ちょっとした心遣いって大事なだよね?

 

 パンのおいしそうな匂いが食欲をそそる。

 ホットケーキ甘い夢喫茶店の目の前にあるパン屋さんがある。


 ご近所さんであり、仲の良い仕事提携先だ。



「ゆうえちゅさん。おはようございまちゅ」


 かわいい。正直、かわいい。

 童話に出てくる赤ず〇んちゃんみたいな感じの子だ。


 赤色の帽子をかぶり、赤色のスカーフがパン屋さんの制服だ。

 俺が勇越者通販で購入して提供した。


 年齢は、異世界年齢で18歳。日本年齢で15歳だ。

 俺とは8歳差である。

 ってか、俺、異世界年齢で26歳だ。

 おじさんっておもわれてないかな?大丈夫かな?(笑)



「おはようございます!」


 噛んだことなど、気づいてませんと言った風に装い、ニコッとした笑顔で返す。

 笑顔で何事も乗り切ろうという俺だ。



「あっ、ゆうえちゅさん。わたし、フランスパンお母さんから合格もらいました。フランスパンできました。出来立てでちゅ!!」


 また噛んだ。かわいい。


「わっ!ありがとう。えっ、ちょ、ほんと嬉しい。フランスパン大好きなんだ。ありがとう!!!!」


 興奮しすぎて、敬語を忘れる俺。

 本当にフランスパン大好きで、毎日食べるわけではないけど、食べるとき1日で2本とか簡単にペロッと食べてしまう。

 

 あの硬さが良くて、頭の部分とお尻?シッポ?と表現するかはわかんないけど、上と下の部分が特に好きだ。



「えへへ。うれしいでちゅ」


 カゴを持ってない方の手を頬に持ってきて嬉しそうなポーズをとるコッペさん。


「あっ、ごめん。すみません!」


 俺はうっかり、コッペさんの頭を撫でていたことに気づいた。


『超鑑定改』


 良かった。好感度下がっていないみたいだ。

 逆に上がっている?俺にフランスパン褒められて嬉しかったみたいだ。


 良かった良かった。

 超鑑定改、好感度も分かるから便利だ。


「いえ、ありがとうございまちゅ_?」


 気を使ってくれたのであろうコッペさん。


 この子はモテると思う。


 目が合うと、ニコニコと見てくる。


 距離感も近くて、パーソナルスペースが近い。


 恋愛初心者の男の子だったら簡単に落ちることだと思う。


 案の定、ホットケーキ甘い夢喫茶店のスタッフさんの中で、コッペさんに恋に落ちてしまっている子もたくさんいるみたいだし。


 毎朝、パンを届けてくれるコッペさんから、誰がパンを受け取るか、喫茶店の中のホールとキッチン組の男の子で争いが起きているみたいだ。

 

 恋の力はおそるべし(笑)


【フランスパン】

□説明

・材料として小麦粉・塩・水・イースト。

・その硬さが大きな特徴

・基本的に生地には砂糖を使わない。そのためフランスパンはその片端だけを手に持ってもパンが中折れしないほどの硬度がある。

・外皮部分はパリッパリとしており、フランスパンの独特の食感と香りを生み出している。

・卵、乳製品、油類などの副材料を使わないのも特徴で、その為、作り手の技術が味を左右すると言われ、異世界ウェザーにおいてフランスパン作りはパン職人になる上での難関であるらしい。


お読みいただきありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
途中までお読みいただいて、面白くないなと感じられた方、70部前後でアクセス数が激減しているのを把握しています。 別VERも195部からIF章としてございます。 『IF章 勇越夢は旅人のようです』 こちらをお読みいただけると幸いです。 それでも、面白くなかった方、筆者の実力不足です、申し訳ありません!!!
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ