第22話 ミーシャのお話⑥ 魔法使いのパーセンテージ%率
ミーシャのお話この話にて、ひとまず終わります。
ミーシャです。
奴隷商店をでて、まず初めに定食屋でお食事をすることにしました。
夢さまが、風魔法・水魔法・火魔法の合成技『クリーン』をお使いいただいたため、皆、臭い香りもせず、奴隷術改スキルのおかげで奴隷紋章も見えない為、定食屋さんにもすんなりと入ることができました。
「では、料理が運ばれてくるまでの間に自己紹介をいたしましょう。私は、勇越さまの1番配下の1番配下のミーシャです。これからよろしくお願いします。最初に言っておきます。夢さまは特殊な魔法、特殊なスキルを使うことができます。体験されたと思いますが、奴隷術改という、スキルであなた方の奴隷紋章は見えなくなっています。その他にも、秘密にしなければならないようなことがたくさんあります。勇越さまは、あまり目立つことや、誰かに命令されたり下につくこと、面倒くさいことは嫌いです。くれぐれも、秘密を他者にバラさないように気をつけてください。もし、誰かにバラしたら勇越さまが許しても私が許しません」
そう言うと、私は、自らのステータスを実際に見せて自己紹介を始めました。
自身のステータスは、任意の者に見せることが可能です。
能力ALL Aについて伝えると、驚いた顔をする戦闘奴隷の方が多数いました。
威圧的な態度を取る方はいなくて何よりです。
大剣術 Sにはかなり驚かれてしまいました。
私もびっくりです。
大剣を持ったことすらないですのに。
「それでは、1人1人、自己紹介をお願いできますか?名前と年齢、所持しているスキルと魔法、女性から、年齢の若い順でお願いします」
ステータス開示をしてもらいながら自己紹介を受けます。
「私の名前は、サンです。8歳です。回復魔法が使えます。よろしくお願いします」
黄緑色の髪をした丸っこい小顔の女の子です。
「私の名前は、ネオです。10歳です。雷魔法が使えます。よろしくお願いします」
紫色の髪をしていますが、前髪に数本金髪が混じっています。
紫色の髪は魔族に多く、忌避の象徴と言われています。
忌み子として売られてしまわれたのだと思います。
「私の名前は、ナトリです。11歳です。水魔法と火魔法が使えます。よろしくお願いします」
水色の髪をしていて、赤色の瞳です。
「私の名前は、マグネです。12歳です。火魔法が使えます。よろしくお願いします。隣のこの子は妹のシウムです」
そう言って、隣に座っている女の子の頭を撫でるマグネちゃん。
2人とも同じ髪色、同じ髪型、同じ瞳なのでどっちがどっちか迷ってしまいそうです。
「わた、しのな、まえは、シウ、ムです。12歳、です。火魔、法が使え、ます。よろし、く、お、願い、し、ます」
この子は、夢さまが奴隷術改を使用される際に、回復魔法を使用した女の子です。
のどの声帯を損傷しており、回復魔法で治ったことは夢さまが確認していますが、長い期間話していなかったのである様子で、たどたどしい話し方になっています。
マグネちゃんと同い年のようです。
双子みたいですね。
「私の名前は、ケイです。14歳です。身体強化のスキルが使えます。よろしくお願いします」
「私の名前は、リンです。15歳です。調合スキルと料理スキルです。よろしくお願いします」
「私の名前は、アルです。18歳です。風魔法が使えます。よろしくお願いします」
「私の名前は、カルシです。20歳です。身体強化と料理のスキルが使えます。よろしくお願いします。」
「私の名前は、スカンです。21歳です。氷魔法が使えます。よろしくお願いします」
「私の名前は、バナジです。23歳です。調合と料理のスキルが使えます。よろしくお願いします」
「私の名前は、マンです。25歳です。雷魔法が使えます。よろしくお願いします」
「私の名前は、ニッケです。28歳です。氷魔法が使えます。よろしくお願いします」
次は男性陣の自己紹介です。
「自分の名前は、リントです。15歳です。調合スキル、剣術スキルが使えます。よろしくお願いします」
「自分の名前は、アルトです。18歳です。風魔法が使えます。よろしくお願いします」
「自分の名前は、ゴントです。18歳です。風魔法が使えます。よろしくお願いします」
「自分の名前は、ジウトです。23歳です。調合スキルが使えます。よろしくお願いします」
「自分の名前は、ガントです。25歳です。雷魔法が使えます。よろしくお願いします」
「自分の名前は、テツトです。26歳です。槍術スキルが使えます。よろしくお願いします」
「自分の名前は、バルトです。27歳です。水魔法が使えます。よろしくお願いします」
魔法を使える者は、夢さまがマップ魔法で調べて確認したところによるとはじまりの街で40%だと聞いています。
夢さまがマップ魔法で詳しく検索したところ、40%の中でFランク魔法が35%、Eランク魔法が3%、Dランク魔法が1%、Cランク魔法の者はおらず、Bランクの者もおらず、Aランク魔法の者は1%のようです。
マップ魔法かなり高性能な魔法です。
Fランク魔法の持ち主が多いのには少しばかり理由があります。
夢さまが全属性魔法技の閲覧というものをされ、説明してくれました内容によりますと、
≪水魔法≫
『F1』アクア:飲み水がわりになる魔法の水
『F5』アクアボール:攻撃魔法に分類される。しかし、威力は弱く火属性や土属性のモンスターでないとダメージにならない。
要するに、Fランクと言いましても、F1~F10までの階層があり、街中にいる人たちはアクアボールを覚えるまでの熟練度上昇はするものの、実際にモンスターをアクアボールで討伐して経験値を得ると言う危ない道は歩まない為、Fランク魔法使いが多いとのこと。
≪火魔法≫
『F1』 ファイア:灯火程度
≪雷魔法≫
『F1』 サンダー:ビリッとする静電気程度
≪風魔法≫
『F1』 エアー:そよ風程度。子どもを寝かしつけるのにちょうど良い。
≪土魔法≫
『F1』 サンド:砂を出せる程度。
「ありがとうございます。やはり、20人の自己紹介は長いですね。シウムさん、勇越さまから、いただいたトローチと言われるのどに良い栄養が豊富なお薬があります。舐めてみてください」
「はいっ。ミー、シャさ、ん。あ、ありがと、うございま、す。いただきます」
シウムさんが口にしたあと、みるみるうちに、シウムさんの顔色が良くなっていきました。
苦しそうにしていたのが嘘のようです。流石、勇越さまのお薬です。優秀です。
のどに良いと聞いていたのですが、その他にも効用があったみたいです。
流石、夢さまです。
食事を終えた後に、衣服屋その後、雑貨屋に向かいました。
衣服屋では、男性の方(7人)はすんなり、決まったのですが、女性13人は、時間がそれなりにかかりました。
1人予算1万で、食事代で1000なので、9000で衣類、必要雑貨を買うように伝えています。
「それでは、商業ギルドの前で勇越さまと、合流することになっているのでそろそろ向かいましょう」
夢さまと合流し夢さまが購入なされたお家につきました。
とても大きなお家です。
こんなすごいお家に住まわせていただけるなんて、さっそくお家のお掃除を始めます。
このお家は、ところどころにほこりがホコっていました。ホコホコでした。
21人で掃除をしているためでしょうか、早く、きれいになっていきます。
シュッシュッ。シャッシャッ。シャッシャー。
ほうきでほこりを集めて、ちりとりで取って、布でふきあげをします。
セカドの街では勇越さまは喫茶店を配置するようです。
喫茶店の名前は、【ホットケーキ甘い夢】に決められたようです。
ホットケーキとは何でしょうか?
甘そうです。楽しみです。
夢さまに言われて、2階に上がりました。
お部屋がたくさんあります。ふたりで1部屋使って良いようです。
奴隷に持ち部屋があるなんて贅沢です。
お風呂もありました。
昨日入ったものと違い、大きな大きなお風呂です。楽しみです。
夢さまに降りてきて良いよと言われました。
今度は1階がすごいことになっていました。
たくさんのイスと机、見たことない道具の数々です。
夢さまが欠損のある、ゴントさんその他、怪我をしている方々をエンジェルヒールて治されました。
見るのは2回目ですがやはりこの魔法はすごいと思います。
体験するとわかるのですが、ふわふわほわほわした気分になり、いつの間にか、治っているのです。
「お風呂で心と身体を癒やしてきてもらえますか?ミーシャさん、シャワーやリンスなどの使い方を他のファンの方に教えてきてもらってもよろしいですか?」
夢さまにそう言われ、ファンの人たちを連れて、お風呂場まで向かいました。
男性用と女性用で2つあるようです。
着替える場所も男女別々です。
「勇越様、皆さん着替え終わりました」
「もふもふぅ」
「ふわふわ~」
「きっ、貴族様のお洋服でしょうか?」
「俺、27歳なのに、こんなかわいい服着て大丈夫だろうか?」
「ガォー、食べちゃうぞ~」
アニマルパジャマ姿でぞろぞろと勇越様のもとに現れます。
ボディソープ
トリートメント
コンディショナー
ヘアトリートメント
化粧水
乳液
顔パック
洗顔クリーム
その他、諸々(もろもろ)、勇越様は準備してくださいました。
お風呂のお湯の色が違うのも勇越様のお気遣いですね。
入浴剤です。
ファスの村の秘密の部屋で教えてもらいました。
★入浴剤 青りんごの香り★
【商品説明】
・心地良い甘く爽やかな青りんごの香りでリラクゼーションへ導く入浴剤
・滑らかな肌へ導く保湿成分配合
☆☆☆☆☆☆☆
夢さまはホットケーキと言われるものを作られるようです。
私は料理が苦手であることを告げると、今回は遠慮してほしいと言われました。
悲しいです。料理のできる女性は魅力的ですよね?勇越さまも、料理のできる方が良いのでしょうか?練習しなくては。
良い香りがしてきました。香ばしいです。ホットケーキという食べ物はたいへん美味しそうです。楽しみです。早く食べたいです。
皿に乗せられたホットケーキが配られます。
香りをかいで、ヨダレを垂らしている子や、目が輝いている子がいます。
「じゃあ、食べていいですよ」
皆、ホットケーキをフォークで刺して口に入れました。
「美味しいです。温かくて、甘さがたまらないです。こんなにも美味しいものが食べられるなんて。ホットケーキです。ホットケーキです。勇越さまありがとうございます」
私はホットケーキを食べて感動しました。
りんごジュースも飲みました。
甘い飲み物は最高です。冷たくて美味しいです。
その後、プリンと言う食べ物もいただきました。
「プリンも美味しいです。ぷるぷるして甘くて、食べたことない味です。幸せです」
お読みいただきありがとうございます。




