第21話 ミーシャのお話⑤
★ミーシャ★
ミーシャです。
セカドの街につきました。
セカドの街にくる道中にレッドバードとベビードラゴンが現れ、私は空を飛ぶ風魔法エアシップを使って、身体を浮かせて、倒しました。
私は、自由に空を飛べます。
風魔法エアシップを発動する際に分かったのですが、どうやら夢さまの加護はステータスに補正が加わり、なおかつ魔法を発動するまでの長詠唱を省略できるようです。
すごすぎます。
セカドの街に入る前に夢さまが、召喚魔法で、魔騎士を召喚し、護衛としました。
護衛は大事です。
夢さまに万が一のことが起きたら一大事です。
セカドの街ははじまりの街よりもしっかりとした外壁のある街で、入門料に1人500円必要でした。
「早速ですが、商業ギルドに行きましょう!」
「はいっ。勇越さまの仰せのままに」
商業ギルドは街の中央付近に冒険者ギルドと隣合わせにありました。
商業ギルドは受付が何個かあり受付では大勢の人が持ってきた商品を置いて交渉しているようです。
商業ギルドに持ち込むと言うことは殆どがFランクの商人でしょう。
商業ギルドはかなり広く、イスに座り紅茶を飲んでいる者がいます。
商業ギルドの中に喫茶店があるようです。
夢さまは、青色に輝く宝石だと推測しました、その宝石の埋め込まれたブレスレットを身に着けました。
とてもキレイなブレスレットです。
夢さまの順番がまわってきました。
受付の男の人に話しかけます。
「こんにちは。商品を買っていただきたいのですが」
「はい。大丈夫ですよ。どのような商品でしょうか?」
夢さまは先程、身に着けたものと同じブレスレットを10個お出しになられました。
受付の男の人は驚いた顔をして、
「ちょっと待っててください」と奥に引っ込んでしまいました。どうしたのでしょうか?
「お待たせしました。精巧な作りの宝石のブレスレットがあると聞いたのですが」
受付の男の人の代わりにキレイな女性があらわれました。
夢さまに媚びをうればその頭を叩き割ってやります。
おっと、少し悪いことを考えてしまいました。
反省です。
「はい。そうです。それよりも、私は、生きてきて、こんなにもキレイな人を見たのは初めてです。自己紹介しますね。私は勇越と申します」
夢さまは女性を褒めました。
お世辞ですよね?悲しい気持ちになります。
「お上手ですね。私はレイニャーナと申します。この商業ギルドの副ギルドマスターです」
そう自己紹介するレイニャーナという女性は、夢さまの顔を見た後、私の顔を見てきました。
私と夢さまのお揃いの服を見ているように感じられます。
「レイニャーナさんというのですね。可愛らしい名前です。それで、私が持ってきた品なのですが、いくらで買い取っていただけるでしょうか?」
レイニャーナさんは夢さまの出されたブレスレットを手に取り丁寧な手つきで、触ったあと、
「これは、どこで作られたのですか??」
かなり驚いた顔で言葉を発しました。
「それは言えません。私も商人です。自己の不利益になる可能性が、あることを教えるわけにはいけません」
「そうですよね。分かりました」
レイニャーナさんとの取り引きも終わり、そして、私達は、商業ギルドをでて冒険者ギルドに向かいました。
~冒険者ギルド~
夢さまは、冒険者ギルドの買い取り専用の受付に向かい、セカドの街に来るまでに倒したモンスターの買い取りをお願いしました。
夢さまが取り出したメダルを見た受付のお姉さんは驚いた顔をしてから、ギルドマスターを呼びに行きました。
受付のお姉さんが上司っぽい人を連れてきました。
「君達、ちょっと俺の部屋までついてきてくれ」
上司っぽい人は私達に部屋までついてくるように言いました。
夢さまの後ろについて、部屋まで行きます。
「俺の名前はギスタだ。この街の冒険者ギルドのギルドマスターをしている。単刀直入に聞くがあのモンスターメダルはお前たちが倒して得たものか?」
「はい。俺の隣に座っているミーシャさんとナイトたちが倒して得たメダルです。ミーシャさんのステータスは鑑定スキル持ちのギルド員に見られればわかることでしょうから言いますが能力が全部Aです。そして、冒険者ギルドのマスターなら既知だとは思いますがナイトたちはBランクです。あと、俺とミーシャさんは冒険者ではありません。冒険者になるつもりもありませんので、あしからず」
その若さで大したものだとギルドマスターは言い、換金の手続きをしてくれました。
夢さまが、俺達は冒険者にはならないと言うことを告げると、何やら落ち込んでいました。
メダルを換金して481500moneyを受け取りました。
~奴隷商店~
次は奴隷商に向かうようです。
「こんにちは、いらっしゃいませ。本日はどのようなご用件でしょうか?」
おばさんがやってきました。
見た目は着ている服装を見るに、どうやらこの奴隷商店の商主みたいです。
「奴隷を買いにきました。男性、女性、犯罪者、関係なく全部見せてください」
「かしこまりました。それでは1階の女性奴隷から順番にお見せします。どうぞこちらへ」
ひと通り見終わると、応接室に戻り20人の購入の意思を夢さまは商主にお伝えになられました。
欠損のある人で、夢さまの奴隷になれた方は、幸せ者だと思います。
「合計いくらですか?」
夢さまは商主に聞きました。
「随分と買われるのですね?そうですね、1億moneyでいかがでしょうか?」
「ちょっと高くないですか?」
「1階の女性奴隷は可愛いこを何個か選ばれていますし、2階の男性奴隷についてはレベルが高い物もおります。3階の奴隷につきましては、死にかけと欠損の奴隷で高い金額は要求できませんので、格安でのご提供とさせていただきます。死にかけでこちらとしても処分に困っている奴隷が売れるなら儲けれますし、鉱山に行かせることもできませんので… よろしければ、詳しく値段とステータスを書いた紙をお書きいたしましょうか?別料金となりますが……」
「わかりました……。いえ、わざわざ書かなくて良いです。後で、カモられたと思えばもう利用しないだけですから。ステータスは直接本人にでも聞けば良いから、大丈夫です。それで、1つお任せしたいのですが、このお金で、外に出れるような姿にしてほしいです。全員にローブか何かを羽織らせてくれますか?」
そういって夢さまは商主に10万分のmoney硬貨を手渡す。
「はぁ?かしこまりました。しばらくお待ちくださいませ」
商主は不思議そうな顔をします。
当然です。普通、奴隷にまともな服を着せようなどと思う人などいません。
「ご主人様の品格が疑われてしまいますので」
私は、そう言葉を続けて、夢さまをフォローしました。
少しの間待つと先程の格好より大分マシな姿になって、夢さまが購入した20人があらわれました。
安心した顔をしている者や、恐怖を感じている顔、変わらず焦点の合わない者もいます。
夢さまに敵意を向けていないだけマシでしょう。
「次のご来店を心よりお待ちしております」
奴隷商店を出ると、夢さまに30万money渡されてナイト2人と20人を引き連れ、生活用品一般と夕食を与えるように伝えられました。
しっかり、20名には教育を施さないといけませんね。
夢さまは家を買いにマジカルナイトちゃんと一緒に不産屋に向かうようです。
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