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第18話 ミーシャのお話② 勇越様⇒夢さま(心の中ではそう呼ぶ)

ミーシャ視点です。

はじまりの街までさかのぼります。


★ミーシャ★


 ミーシャです。


 私は勇越様(心の中では夢さまと呼んでいます)と一緒にはじまりの街まで辿り着きました。


 街に入るには門番さんに身分証明書の提示と入門料を支払わないといけません。

 身分証明書の提示と1人300moneyの入門料の支払いを求められましたが、夢さまが身分証明書をなくしてしまい(嘘付いたそうです)、お金もないということを説明し、商人になるということを告げ、仮の身分証明書を渡され、7日以内にまたここに来て、身分証明書の提示と入門料計600moneyを支払うように言われました。



 そして、門をくぐり、冒険者ギルドに到着しました。

 受付業務をする場所と酒場がありました。

 

 お昼時のためか、ギルド内は人はあまりおらず静かでした。

 私と夢さまは、空いている窓口へと向かいました。

 ①ゴブリンメダル 10個

 ②オークメダル 5個 

 ③ブルースライムメダル 15個

 

 夢さまは、予めポケットに入れておいたメダルを出してお売りになられました。 

 

 ①ゴブリンメダル 1個 500money

 ②オークメダル 1個 2000money

 ③ブルースライムメダル 1個 100money

 の買い取りで 合計 16500moneyから、冒険者ギルドの登録をしていないからということで10%手数料で引かれ14850moneyが手に入ったみたいです。


 夢さま結構モンスターを倒されたみたいですね。


 この世界でも珍しいレアな分類に入る収納魔法と言うものが使えて、オークのお肉とかも入ってるみたいですし、夢さまはやっぱりすごいです。

 

 やはり、メダルの個数が多かったのでしょうか?

 冒険者になることを進められました。夢さまなら当然ですね。


 ですが、夢さまは下手に冒険者になると街にモンスターが入ってきたときに強制討伐参加させられますと言う私の説明をしっかり聞いていてくれてたのか断りました。


 誰かに強制させられるのは好きじゃなく自由に行きたいみたいです。夢さま素敵です。



 夢さまは冒険者ギルドを出て、雑貨屋に入り大きめの布袋を買われました。


 1000moneyしました。

『アイテム袋ってことにする、収納魔法のカモフラージュ』だとおっしゃっていました。

 

 そして、勇越者ショッピング(スマホで商品を探す)というものを使われ、手で収まるほどの物体?後ほどスマホと教えてもらいましたを使い、塩1kgを40kg分交換したみたいです。


 塩は高級品です。

 こんなに安く交換できるなんてすごいです。


 塩1kgは、300moneyで交換したみたいです。

 『300円かーこんなもんかなー?』と夢さまは言っていましたが、300moneyで1kgも普通は、購入できません。


 一応、海の近いセカドの街があるため、塩を手に入れることができますが、それでもはじまりの街では塩1kg、7000moneyはします。


 夢さまの故郷のニホンというところでは、300moneyが普通の価格みたいです。

 すごいです。ぜひ、行ってみたいものです。

 



 そして、私達は商業ギルドに来ました。

 それで今は窓口で商業ギルドの説明を受けています。

 説明を受けた内容は。



★商業ギルドにはFからSまでのランクがあり、


Fランク → 商業ギルドにのみ販売可


Eランク → 登録した国、街中での屋台(店舗なし販売)


Dランク → 他国への販売可の行商人


Cランク → 個人商店


Bランク → 小規模商会 2店舗以上持ち


Aランク → 中規模商会 2店舗以上10店舗以下


Sランク → 大規模商会 11店舗以上


 

 ランクにより年会費が変わる。


Fランク → 1万2000money


Eランク → 6万money


Dランク → 12万money


Cランク → 20万money


Bランク → 50万money


Aランク → 100万money


Sランク → 200万money


というものです。


 塩が1kg10000moneyにて売れたため、40万moneyの利益が出ました。

 そこからFランク2名の登録をして30万moneyほどの利益が出たそうです。


 塩を売った後、商業ギルド内の掲示板を見ていると、小さい女の子が現れました。

 額に火傷の跡が見受けられます。


 それに気づいた様子の夢さま、親御さん(商業ギルドのマスターでした)を探し、了承を得てから、回復魔法で治してさしあげていました。

 夢さまはとても優しいお方です。

 大好きです。


 夢さまは、治療が終わった後、ほくっほく顔で、宝石のアクアマリンという物をギルドマスターに売りつけていました。


 とても、キレイな宝石でした。

 私は、欲しいなーと思いましたが、その言葉は心にとどめました。

 そんな、わがままを言ってはいけません。夢さまの奴隷になれただけで私は、幸せなのです。


 


 そして、門番のところに戻り入門料300moneyの2人分で600moneyを渡し、先程登録した商人カードを見せました。

 



 


 商業ギルドを出て、夢さまと私の洋服、その他諸々一式、歯を磨くブラシやタオルなどを買い宿屋にむかいました。


 タオルは、こっそり夢さまと色違いのものを買いました。

 夢さまが、水色で私がピンクです。


 夢さまは、私に、お金を渡して、洋服以外は私に選ばせてくれました。

 

 まともな洋服を買ってもらえるなんて、奴隷に売られてから初めての経験です。

 思わず涙目になってしまいました。


 夢さまは、私の感情に気づいたのか、心配そうに、


『大丈夫ですか?今後は、俺が側にいますからね、安心して良いですからね?』


 と言ってくれました。

 

 私は、とうとう涙を流してしまいました。


 涙を流している私を見て、夢さまは、そっと、ハンカチを取り出してふいてくれました。

 夢さまは優しすぎです。


 私が泣き止むまで隣にいてくれて、その際頭を撫でてくださいました。

 もう、そんなことされると、この好きという、感情を抑えられなくなりそうです。


 完全に泣き止むと、私の口にアメを入れて、『よし、じゃあ、宿屋に向かいましょう』と手を出されました。


 手をつなぐみたいです。手をつないでも良いのでしょうか?

 

 アメはとてもおいしかったです。口の中で味わうように転がして舐めました。

 何故か、懐かしさを感じる味でした。

 何故、懐かしさを感じたのでしょうか?


 こんな高級品である砂糖の塊のアメを食したこと等あるはずがないのに……。


 宿の扉を開けると、受付に座っていたおばさんが声をかけてきました。


「いらっしゃい。泊まりかい?食事かい?」


「泊まりでお願いします。大丈夫ですか?」


「ああ。部屋は空いているよ。部屋は1部屋にするかい、2部屋にするかい??」


「2部屋でお願いします」


 夢さまはそう言われたのですが、


「いえ、1部屋でお願いします。1部屋で大丈夫です」

 

 私は2部屋借りるより1部屋借りたほうが安いと言って1部屋を推しました。

 あと、夢さまと離れるのも嫌だからです。離れたくありません。

 

「ご主人様の稼いだお金です。無駄使いはできません」


「1人1泊2000money飯は1食1000moneyだ。風呂はないがお湯とタオルは200moneyにて貸出だ」


「じゃあ、1泊しますので4000moneyですね。お湯とタオルは大丈夫です。いりません」


 夢さま、計算早すぎです。

 私は隣で、両手の指を使い計算しようとしましたが、その隙すらなかったです。


「はいよー。103号室を使ってくれ」


 103号室と書かれたプレートの掛かった部屋の扉を開けました。

 ベッドが2つあります。あっ、ベッド1つでお願いしていれば……。

 もっと安くなったかもしれませんね。






「今日はいろいろ大変でしたね。一日お疲れさまでした」


「そうですね。かなり疲れました。本当に、ご主人様に出会えてよかったです」


『ぐぅぅ~』


 夢さまの前に座っている私のお腹が鳴ってしまいました。

 恥ずかしいです。ヾ(。>﹏<。)ノ゛✧*。顔が真っ赤になってしまいました。


「お腹空いてないですか?」


「はい。空いてますが、食べなくても大丈夫です」


 私は、こんなにも、幸せなのです。

 お腹が空いているくらい我慢しないと、バチが当たってしまいます。

 

 前の主から逃げて、3日経過していましたが、3日間毎日、川の水と、食べれそうなきのこと薬草を食べていたから大丈夫でしょう。

 

 ですが見るからに栄養が足りてなさそうな私の姿をみて。

 


 夢さまは、いちごジャムパンとみかん、レモンジュースというものを購入してくれました。

 私と夢さまは一緒に食べました。

 

「美味しい。美味しいです。このパン、すっごく柔らかくて美味しいです」


 特にパンには驚きました。

 こんな柔らかいパンは食べたことがありません。いつもパンがもらえるわけではなく、パンがもらえることは稀です。もらえても腐りかけの硬いパンでした。


 私に与えられていた食事は野菜のクズの入った薄いぬるいスープが1日1食、ひどいときは1週間無しなんてこともありました。

 

 そして、このいちごジャムの甘さとみかんの甘さを味わいながら食べました。


 夢さまに竜の肉はうまいのですか?と聞かれたのですが私は、食べたことがないです。

 前の主は美味しいと言っていたことをつげました。





最後までお読みいただきありがとうございます

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途中までお読みいただいて、面白くないなと感じられた方、70部前後でアクセス数が激減しているのを把握しています。 別VERも195部からIF章としてございます。 『IF章 勇越夢は旅人のようです』 こちらをお読みいただけると幸いです。 それでも、面白くなかった方、筆者の実力不足です、申し訳ありません!!!
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