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勇者になれず追い出されたけど、種族が天使?or悪魔?で選べたのとスマホショッピングで快適異世界生活送ってます  作者: あいうえお
★『春ちゃんの旅』スノト王国マジスタ学院/勇越チャーム街店舗運営
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★★第120話 ファスタフ大食堂/剣士分身のソーマ

 教室に戻り、使い魔についての授業を受けた春ちゃんたち。

 クラスにいる使い魔たちの説明を使い魔教本で学んだ。

 

 その後、お昼の時間になりマジスタ魔法学院内にある食堂へと向かった。

 

 マジスタ魔法学院の生徒は皆、学院内の寮に住んでいる。


 その為、お昼は基本的に食堂で食べる。


 稀に、手作り弁当を持参する者がいるが、食堂の料理の中でも1番ランクが低い定食は無料なので平民はわざわざお金のかかるお弁当を持参したりはしない。

 

 食堂には、いろいろな学年の生徒がいる。

 もちろん、平民だけでなく爵位持ちの御子息や御令嬢がいるわけで、ローブの胸元に施されている星☆とラインで判断する。

 1番上の斜めに入った星☆これは、爵位の階級を示す。

 自身が当主でなければ父親の爵位が準用され、星☆の数が施される。

 星☆の数が多いほど爵位が高いというわけだ。

 最上位爵位の王爵は星☆が8つ。

 最下級爵位の準男爵などが1つ。


【学園での爵位星☆】


『最上級』


 王爵  ☆☆☆☆☆☆☆☆


『上 級』


 大公爵 ☆☆☆☆☆☆☆

 公爵  ☆☆☆☆☆☆

 侯爵  ☆☆☆☆☆

 辺境伯爵☆☆☆☆☆


『中 級』


 伯爵  ☆☆☆☆

 子爵  ☆☆☆


『下 級』


 大魔法爵☆☆

 男爵  ☆☆

 女爵  ☆☆


『最下級』


 準男爵  ☆

 準女爵  ☆

 騎士爵  ☆

 魔法爵  ☆


『平民』  ☆なし


 そして、爵位を示す☆星の下に表示されるラインの数で学年を示す。


 1つだと1年生

 2つで2年生。

 3つで3年生。

 基本的に、貴族は12歳の際に1年生、13歳で2年生、14歳で3年生と言う形で在席していることが多い。

 15歳までに結婚相手をつかまえ、婚約することが多い。

 そのため、この学園生活は大事となり、学園生活で未来の旦那さまやお嫁さん候補を探す。

 18歳~20歳までに結婚していない者は行き遅れと言われたりと、陰でささやかれるようだ。


 学園の食堂は、大きかった。

 ファスタフ大食堂と呼ばれるみたいだ。


 とても長いテーブルに座り心地のよさそうなイス。


「このテーブルみたいぅ」


 教務部でもらった1年生のしおりをみながら春ちゃんが言う。


 テーブルは全部で5つあった。

 右の列から1年生、2年生、そして高学年の3年生、教師のテーブル、最後に平民用のテーブル。

 使用可のテーブルが並んでいるみたいだ。


 因みに、平民が過ごしやすいように平民用のテーブルがあるため、他の平民用ではないテーブルに平民が座っても問題はない。


「どうぞ、お嬢さま」


 使用人の平民として一緒に付いていっている剣士分身の勇越。

 うっかり強い魔法が使えることが知られてしまうと学院に生徒として通うはめになってしまう為、魔法が扱えない職業剣士として分身を創造した。

 剣士としては、レベル10。


 まぁ、ステータス値は、かなり弱いと感じられるが、魔法学院に通っている者は、最大で基本的にレベル10。


 例外的にモンスターを狩って過ごしている貴族や、元冒険者、元傭兵なんかはレベル10超え。

 何故、レベル10未満の貴族が多いのかと言うと、モンスターの肉をたべることによって、レベル10までは成長するため。


 ソイルさんと春ちゃんの分のイスを座りやすいように後ろに引く剣士分身勇越、ソーマと名付けた。


「ありがとぅ」


「ごほんっ」


 お礼を言うと、ソーマが咳払いをした。

 安易に使用人に礼を言ってはいけないと、元貴族の配下アンルシアさんが言っていた。

 

 貴族は大変だと春ちゃんは気持ちを引き締めた顔になる。


 あっ、春ちゃんは、セカドの街のキュアートさんにお願いして、魔法爵の爵位を得ている。


 ソイルさんは、慣れた感じで普通に座っている。

 流石、大魔法爵のご令嬢さま。



 因みに、ソーマなど使用人たちは、貴族と同じ席で食事を取ることは許されていない。

 そのため、大食堂とは別に存在する小さな食堂で食事を取るみたいだ。

 


 すべてのテーブルにテーブルクロスが敷かれてあり、ファスタフ大食堂を華やかに飾る為であろう花々が見受けられた。

 

 ふたりが座ったのを確認すると、ソーマがおもむろにキッチンへと向かっていった。


 数分後、レストランなどで見たことのある、サービスワゴンに料理を乗せてソーマが戻ってきた。


「おいしそ……」


「ゴホンッ」


 ソーマがまたしても咳ばらいをした。

 おいしそうと言ってはいけないみたいだ。

 はるちゃんかわいそう笑笑


「はるお嬢さまっ!!普段から、良い物を食べていないと思われてしまい、他の貴族の方々に舐められてしまいます」


 ソーマは、春ちゃんの耳元に口と右手を持ってくると周りに聞こえない声で理由を教える。



「いただきますぅ」


 メニューはパンにスープ、サラダ、そして、メインの牛肉のステーキとキャベツを焼いたもの。

 この料理は、無料の料理にプラス500マネー追加で食べることができる。

 無料の料理は、パン、スープ、サラダの3種類のみ。


 領地持ちでない準爵位や平民たちはお金がない為、学園では最低限の生活を送ることになる。

 準爵位の5番目の息子とかだと貧乏だからね。

 普通の商人の息子とかの方が良い暮らしをしてたりする。


【学生寮】


 寮の部屋なんかも、爵位によって格差がある。


 子爵位は、部屋にセミダブルベッド。

 使用人用のシングルベッド。

 大きなソファー2つに大きなテーブル。

 シャワールーム、バスルーム。

 トイレに、クローゼット、タンスなどなどさまざまな物がある。


 準男爵位の部屋は、シングルベッド。

 小さめのクローゼット。

 テーブルも小さ目で、2人席。

 部屋の割り当ても玄関から遠かったり日当たり悪かったりと、劣悪とまでも言わないながらの環境。



 デザートは追加でさらにお金を出すと食べることが可能だ。




 春ちゃんたちは、昼食を摂った後、少し他愛のない話をし、そろそろ、授業の行なわれる教室に行こうということになり大食堂を出た。



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途中までお読みいただいて、面白くないなと感じられた方、70部前後でアクセス数が激減しているのを把握しています。 別VERも195部からIF章としてございます。 『IF章 勇越夢は旅人のようです』 こちらをお読みいただけると幸いです。 それでも、面白くなかった方、筆者の実力不足です、申し訳ありません!!!
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