第120話 バストサイズとブラジャー
「ミーシャ、何カップだっけ?」
近くにいたミーシャにえちえち分身の俺が何気なく聞いていた。
えっ、ちょっ、おい。性格分身。勘弁してくれよ。
超鑑定改でわかるから聞かなくても良いんだって。
あっ、そういうことじゃないけど。
もーーう。
「えっ?あっ?E、いやCカップです。どうしたんですか?勇越さま」
急にカップ数を聞いたので、驚いた様子のミーシャさん。
最初、Eと言いかけたよな?
ミーシャさんが嘘を言おうとするのは珍しいな。
Eだけに言い間違えたのだろうか?
「今、胸を大きくする食べ物とかを本越が調べてたんだけど、女の子に需要あるのかなーっと思ってミーシャに聞いてみた」
本物の勇越のことを分身勇越は本越と呼ぶ。
えちえち分身勇越の発言に、ミーシャさんが目を見開いた。
「ぜひ、ぜひ教えてください。勇越さま。小さい女の子からしたら、大きくなりたいと思うものなのです。個人差はあると思いますが、私は大きくなりたいと思っています。勇越さま、大きなお胸の方といるとき、自然と目がその人のお胸に視線がいっていますので」
前のめりになって、ミーシャさんが聞いてくる。
今、俺達はこたつに入っていて、ミーシャさんは対面に座っている。
その状態で前のめりになるものだから、胸が見えてしまう。
うっすら、谷間が見える。
やめて。対応に困るよ。
ちっぱいでも視線がいっちゃうんだよ。男の子は。
俺は、無意識に視線を送ってしまっているようだ。
あまり、見ないように心がけてはいたのだが、女性は男性の胸への視線に直ぐに気づくと女友達もいっていたな。
気をつけよう。
切実に気をつけよう。
でも、見ちゃうよねー。
男の子だから。
Cカップは、小さいのかという疑問も俺の中で生まれた。
男性にとっては小さい、女性にとっては、大きいという話しを昔聞いた。
この話は、また別の機会に(笑)
★★★★★★★
それから、俺の配下(今回は奴隷の者のみ)にバストサイズを聞いてまわった。
えちえち分身の勇越が……。
流石に、雇用しているものに聞くのはセクハラ(セクシャルハラスメント)に該当するからなと思ったためだ。
セカドの街→サドンの街→フォスンの街の順番で女性陣にカップ数を聞いた。
まぁ、正直、目の前で超鑑定を使えばバストサイズは分かるのだが、実際のサイズと俺への申告でどれくらい盛って言ってくるかのデータも取りたかったので、直接聞いた。
平均で2カップ盛って報告された。
うーん。俺ご主人様なんだけどな。
嘘の申告なんて、深刻に悲しい。
ミーシャさんにそのことを伝えると、『女の子だから仕方ないことですよー。体重は控えめに言いたいですし、胸は大きく言いたいものです。女同士ならカップ数について嘘を言われたら気づきますけど』
と言われた。
俺は、そのミーシャさんの最後らへんの発言に、うん、そうだよねーと頷いていた。
Cカップくらいかなー?と思ったら、DやEだったりと最初の方は服越しだったため当たらなかったのである。
こういうバストサイズ当てで、俺の女性経験の無さが垣間見れた気がした。
俺みたいな者がいるのか、ネットで検索してみたが、案の定、データにも乗っていた。
どうやら、男性は胸への理想が高く、自分が思っているバストサイズと女性の本来のバストサイズが比例しないようなのである。
そして、胸に対して、配下の者に悩みを聞いたところ、
1位『大きくしたい』52%
2位『離れているのが気になる』20%
3位『柔らかくしたい』15%
4位『張りがほしい』8%
5位『垂れるのが気になる』5%
という統計が取れた。
『大きくしたい』は、前回調べたことをそのまま教える。ダントツで1位のようだ。2位と32%も、差をつけている。
『離れているのが気になる』は、ブラジャーをこの異世界で広めようかな。
この異世界は、ブラジャーがないようなのである。
なかなか気づかなかった。
女性のブラジャーを除き見る機会もないし、途中からないのかなー?と疑問にも思ったのだが、ラフな感じが良いという人が多いのかなーとも思ったし、女性にそのことを聞くのもどうかなーと思ったからだ。
まぁ、今では普通にミーシャさんや配下の者にバストサイズ聞いているのだがな。
『柔らかくしたい』『張りがほしい』『垂れるのが気になる』の3点は追々調べよう。
胸のことを調べすぎて、頭の中が、○っぱい○っぱいだよ。
いっぱいいっぱいだからね?
おっぱいおっぱいじゃないよ??
正直、下ネタが多いので気持ち悪くなってきた。
ここで、このバストの調査については筆を置くことにする。
いつもお読みいただきありがとうございます。




