第107話 堕天使/魔神
俺は、フォスンの街の領主のもとに、向かうため歩いている。
フォスンの街の領主の元に行ったことがないため、徒歩だ。
転移魔法は使えない。
不便だ。
創造スキルで、色々と試したときに分かったのだが、未来予知系のスキルは、取れなかった。
そして、神○○魔法・神○○スキルなど強そうなので考えてみたのだが、作れなかった。
制約があるのであろう。
ランクSSの転移魔法改、ランクSSなのに、転移魔法ショボく感じる。
日本には帰れないし……。
天使様のいる天界には、転移魔法でいけない。
行ったことがないから。
いつ次に会えるのであろうか。
どうやって、連れてきたのか?
大魔王プリーシュさんに聞いたところ、あちらから一方通行で会いに来るから連絡手段がないと言ってたしなー。
歩きながら、この異世界について起こったことや起こした事を考えていた。
ミーシャさんに出会い、アクアマリンを資金のためとはいえ、高値で売った。
『目立つよなー。目立ちたくないと思っているのに、矛盾している』
セカドの街では、たくさんのアクアマリンを売ってお金にし、奴隷をたくさん買った。
『上級貴族でもないのに、1億円分の奴隷を買うなんて、おかしい』
ソーラーパネルについて。
『部品工場を作ってから、売るならまだしも。。。考えが早計過ぎた。充分に考えずに行動したな』
反省だな。後悔はしていない。
セカドの街・サドンの街・フォスンの街で購入した、奴隷の数は、100人ほど。
購入時に支払ったお金は合計で5億2千万円くらいだ。
今年度の奴隷税を払う際に確実にバレる。
人数がバレる。
100人も奴隷を従えている者などこの異世界にいるのであろうか。
そして、大天使 ジュリ・ティーエルさんから、サント王国の城下街や城の内部にいた者(という解釈であろう、フォスンの街の人たちは消えていないから)を浄化させたと簡単に言っているが、本来大天使様が関与する事なのであろうか?
もしかして、サント王国に堕天使が関与していたとか。
存在の確認はしていないが、異世界小説もので見かける大魔王の上の存在【魔神】が関与していたからなのか。
色々と考えさせられる。
サント王国の国王に仕返しをしたかったのになー。
お金と力でねじ伏せるのを少し楽しみにしていたのに残念だ。
異世界物の小説で、俺個人としての意見だが、やり返すシーン盛り上がるんだよなー。
できなくて、ほんとに残念である。
そして、俺を蔑む軽蔑したような目で見てきた、勇者達の行方も分からないし、困ったもんだ。
どうやら、目的地の領主邸についたようだ。
お読みいただきありがとうございます。




