第9話 ミーシャのお話① シェリー女神様
初心者です。
誤字脱字、抜文、説明不足が目立つと思います。それでもお読み頂ければ幸いです。
ミーシャのお話は、読み飛ばしてもストーリー上は、一応問題ないように記載しております。多分、きっと、大丈夫なはずです。
★ミーシャ★
私の名前はミーシャと言います。
年齢は18歳(地球換算だと14歳)です。
今は勇越様の奴隷です。勇越様は奴隷ではなく配下ファンだとおっしゃっていました。
15歳(地球換算だと、12歳)で成人扱いなので、成人してから、3年たっています。
勇越様に、出会うまでは奴隷から解放されて、好きになった人と結婚して幸せな家庭を築き、ほのぼのと生きたいとかも考えていましたが。
それよりも、ご主人様に優しく扱われたいと神様のシェリー女神様に日々願っていました。
『奴隷なのにお願い事してはだめですよね?』
私は小さいときに、村の貧困を助けるために両親に奴隷商に売られてしまいました。
もともと剣術スキルを持っていたことから戦闘奴隷として働かされました。
左腕はウルフに噛まれて欠損してしまいました……。
ウルフは4足歩行のモンスターです。
茶色の毛並みで犬歯が鋭いモンスターです。
ウルフのステータスは素早さが高いといわれています。
ウルフは因みに食べれません。
毛皮は売れるみたいで、防具や洋服に使われるらしいです。
そして、最近、勇越様の前のご主人様が死亡したのを好機にここまで逃げてきました(ご主人様が死んだら自動的に奴隷紋章がきえるみたいです)のですが、男5人組に偶然運悪くみつかり襲われそうになりました。
私は、また殴られたり、蹴られたり、暴力を振るわれてしまうと思い、大きな声で助けを呼ぼうとしましたが、恐怖のあまり、小さな声でしか助けを呼ぶ声を出すことができませんでした。
「誰か、誰か、助けてください……。」
私の助けを呼ぶ声が聞こえたのか正面から走ってくる姿が見えました。
私は嬉しさもありましたが、助けてくれるという保証もありません。
徐々に姿が鮮明にあらわれ始めました。
どうやら、男の方のようです。
その男の方の格好は上は青色の服に下は黒色のズボンの様です。
見たことのない布地でした。
奇妙な服の男性です。
あれっ、茶色の服に茶色のズボンに見えます。
何故でしょうか?
幻覚でしょうか?
黒色の服を着ているなどとてつもないお金持ちだと思うのですが、武器の類は持っていません。
身を守る鎧もつけていません。
何故でしょうか?
この男の人は高貴な人で、この人を守るために護衛の人がいるのではないかと辺りを見回しましたが、居そうにもありません。
私は、迷いました。
この人に助けを頼んでも良いのかと。
巻き込んでしまうのではないかと。
その奇妙な服の男の人と私を襲おうとしている男達が何やら話し始めました。
ある程度会話すると、奇妙な服の男の人は私をじっくりと見ました。
観察されているみたいです。
私は痩せこけていて、服は薄汚れており、ところどころ破けています。
そして左腕が欠損しています。
他人が、私を命をかけてまで助ける利点、メリットがありません。
私のことは放っておいて逃げてくださいと言おうとしましたが不意に、
「助けますね?」
奇妙な服の男は、私に近づきながら優しげな顔と声でそう言ったのです。
恐怖で震えていた身体が、少し安堵したためか、震えが収まりそうになりました。
「お願いします」
私はその言葉に何故かそう答えていました。
この人なら男5人組に勝てるのではないかと思ってしまいました。
根拠のない自信が沸いてきたのです。
奇妙な服の男の人は、私の返事にコクリと頷き、『はいっ。少々お待ちください』と告げて、男たちの方に向き直りました。
5人組の1人の男が倒れたかと思うとすぐに、残りの4人まで倒してしまいました。
あっという間の出来事で私には何が起きたのか分かりませんでした。
「まっほう?まっしろいモヤモヤ??」
魔法でも使ったのでしょうか。
でも奇妙な服の男の人の足下に魔法陣は出ていませんでした(ゆれだまは、魔法でない為、魔法陣は表示されない)
奇妙な服の男の人が、ぴくりともしない5人組の男を見下ろしながら収納と言うと、男達が身につけていた、茶銅の鎧と茶銅の剣は奇妙な服の男の人に吸い込まれるように消えていきました。
びっくりです。
「助けて下さりありがとうございます」
「はい。どういたしましてです。その腕ないと不便ですよね?治してみますね」
奇妙な服の男の人がそう言ってくれましたが、治るわけがありません。
回復魔法に欠損を治すものがないことは常識ですし、欠損やあらゆる病気やケガなどを治すことのできる神の薬と呼ばれる神薬は高価で時価何億moneyもすると言われています。
そんな高価なものを出会ったばかりの私なんかに使ってくれる訳ありません。
奇妙な服の男の人がエンジェルヒールと唱えると魔法陣が足下にあらわれ私の、欠損していた腕が復活しました。
私は欠損していた腕を触り
「あたたかい。しあわせな気持ち。えっ!?!?!?手がある。なんで……。」
私は泣き出してしまいました。
大泣きです。顔もクシャクシャになっていたことと思います。
私は泣き止むと奇妙な服の男の人に自己紹介をはじめました。
「私の名前はミーシャといいます。助けて下さり本当にありがとうございます。腕まで治して頂いて感謝してもしきれません」
私は素直に自分の気持ちを言いました。
お互いに自己紹介をしてから、私はここで新しいご主人様、勇越様のファンになることになりました。
『奴隷にして欲しいです』とお願いした際にすぐに返事をくれませんでした。
不安になり、『私を奴隷にするのは嫌ですか?』と聞くと
「まあ、可愛い女性が側にいてくれるのは、それだけで幸せです。目の保養にもなりますし、気持ちも軽やかで嬉しい気持ちになります。できれば奴隷というより友達みたいな関係で大丈夫です……」
「可愛いだなんて」
私は顔を真っ赤にして、しまいました。
奴隷になってから一度も可愛いなんて言われたことがなかったからです。
私は、可愛いという言葉が嬉しくて、その後の、言葉は聞こえていませんでした。
私は勇越様に、裏切らないこと、そして、少々特殊な力を持っている為、俺の情報を他人に教えないことを命令されました。
そして、奴隷の常識や一般的な常識に詳しくないと告げられ、奴隷のある程度のルール説明しました。
奴隷は食事の際に主と一緒の席には座らないことなどです。
それを聞いた勇越様は一緒の席に座るようにお願いしますと言っていただけました。
また、欠損を治す魔法は存在しないことを告げました。
勇越さまは、今後は魔法陣が現れないようにして、誰が治したのか分からないようにすると言っていました。
勇越さまは無詠唱で魔法が使えるみたいです。
国お抱えの、宮廷魔法師の方でも無詠唱はごく少数ときいたことがあります。
ほんとにびっくりです。
欠損を治す魔法が使えるのですから、当然なのでしょうか??
そして、私と奴隷の契約を結ぶために奴隷術を用いていただきました。
その奴隷の証の奴隷紋章が本来ならずっと私の身体に見えるはずなのですが、奴隷紋章が私の身体にあらわれたかと思うと数秒立つと消えてしまいました。
これも勇越様の力なのですね。
さらに、実感しました。
あとで聞いて分かったのですが、私は奴隷ではなくファンというくくりみたいです。
ファンとは、なんでしょうか。
その後、身体をクリーンという魔法でキレイにしてもらい、洋服を勇越様から頂いたあと、一緒に始まりの街まで歩いて行きました。
勇越様は、街に行くまでの道中、私の歩幅に合わせて歩いて下さりました。
優しいお方みたいです。
時折、『大丈夫ですか?もっと、ゆっくり歩きましょうか?』と聞いてくれます。
こんなに優しくされても良いのかと心配になりました。
勇越さまに心配していただいてるのですが、何故か身体が今までに比べて軽く、力がみなぎってきます。
満足に食事も与えられず栄養不足の私のはずなのですが……。
勇越さまのファンになってから、身体が軽いなと思ってステータスを確認してみると、私のステータスが上がっていました。
名前:ミーシャ
性別:女
年齢:18
種族:人間
L V: 8
体力: F→D
魔力: F→D
魔攻撃力: F→D
攻撃力:F→D
防御力: F→D
俊敏力: D→B
スキル: 剣術 F→C
魔法:
称号:勇越のファン
加護:(勇越の加護)
→加護により
びっくりしました。
これもご主人様の力なのですね。
勇越様大好きです。一生側でお仕えいたします。
★超鑑定改で分かったこと★
QUESTION①
・『回復魔法に欠損を治すものがないことは常識です』とミーシャは思っているが、何故エンジェルヒールという技が、魔法一覧に表示されたのか?
ANSWER①
・過去にエンジェルヒールをこの場(異世界)に降り立った天使が使ったため。
お読みいただきありがとうございます。




