第106話 ロープウェイはデートスポット/チョコは高級品
ロープウェイの情報について勇越者通販を使い、読み進める。
索道?という言葉があるようだ。
索道とは、空中に渡したロープに吊り下げた輸送用のものに人や貨物を乗せ、輸送を行う交通機関。
『最大何人くらい乗せれるのであろうか?』
ロープウェイ・ゴンドラリフト・スキー場などのリフトなどが索道に含まれる。
『循環式の特殊索道』
駅と駅の間に架空したスチールロープに、人や荷物などを載せるための搬器を懸垂させて輸送を行う。
路線の途中にはロープを支えるための複数の滑車を備えた支柱が設けられるのが一般的である。
『支柱大事だな。シチューじゃないよ?』
地形の影響を受けにくく急斜面にも対応できるほか、谷などの横断も比較的容易。
同じ地形でその他の交通システムと比較すると、建設コストを低廉に抑えることができる。
『便利だな。コストパフォーマンスは大事だ。コスパコスパ。最初、コスパって聞いたとき、コスプレパーティーの略かと思ったよ』
そのため山間部の観光地やスキー場など主に山岳における輸送に用いられる。
人員輸送のほかにも、建設業や林業などにおける資材や製品の輸送など、産業分野でも幅広く利用される。
山小屋や山奥の温泉旅館など、自動車が走行できる道路が通じていない場所へ物資を輸送するために専用の索道が作られている例もある。
『サント王国の跡地に温泉旅館作りもありだな。温泉ひけるだろうか?』
ロープウェイ観光地に多く使われている。ドアの付いた密閉式の搬器であることが多いが、窓が開閉可能なものもある。
100名以上乗せれるものもあるみたいだ。
ゴンドラリフト1つの搬器で搬送できる人数が4人から10人と効率的で、かつ乗客数に応じて搬器の数を調整できるが、設置に高い経費がかかる。
『10人位がOK初期投資が高くなると。』
チェアリフト最もよく使われている搬器。
一基あたり1人~6人を搬送できる。
搬器の前方で待機し、搬器に直接着座する。
スキー場や観光地など、さまざまな場所で利用されている。
自動循環式は、始点停留場と終点停留場の間に架空された支曳索を循環させる。
搬器に自動握索装置を設けて停留場への到着時には自動的に放す。
出発時には搬器速度に合わせて固定するようにした方式。
定員4~8名ほどの小型の搬器や、スキー場などの高速リフトでよく使用される。
乗降時には固定循環式よりも低速になり、線路上ではかなりの高速となるため、近年の主流となっている。
『なるほど、自動循環式は便利な作りのようだ』
殆どの索道で電動機を動力源としている。
その電動機は始点または終点のどちらかに設置されているものが多い。
なお、停電時は使用できないため、ディーゼルエンジンなどの非常用発動機が装備されている。
『確かに、念のために非常用のものも準備しておこう。高いところで、止まったりしたら恐怖だ。人間が高いところを怖がるのは動物的本能として当たり前であると聞いたことがある』
ロープを張るために、最初は人が山の下から頂上まで細いロープを持って登る
『これは、俺が行えば大丈夫だな。俺がしたほうが、時間短縮になるしな』
さっそく、勇越者通販で、ロープウェイ諸々を購入し、設置した。
ロープウェイの乗降場所2点に、軽くお店を建てた。
何を売ろうかな。
『とりあえず、ミーシャさんのところに戻って、ミーシャさんを連れて、試運転を兼ねて試乗しよう』
★★★★★★★
「これが『ロープウェイ』というものなのですか? すごいですね。急な崖とこちらをロープが繋いでいます」
フォスンの街に戻り、ミーシャさんを連れてロープウェイのところまで来た。
ミーシャさんが、下を向き、崖の終わりを見る。
「そうですよ。約1000mの距離があります。計算したところ、10分くらいで行き来できるみたいです。1分で100m位進むかんじです」
「勇越さま、流石です。こんな、発想をお持ちだなんて。ですが、このロープウェイ、安全なのでしょうか?落ちたりしたら直ぐに。。。。。 1000mの距離を行き来するのにこのロープが持つのでしょうか?たくさん乗れそうなので返って不安です」
「それは大丈夫ですよ。ロープといっても、簡単に切れてしまうようなロープ(くつ紐とか)じゃないので100人乗れる用のロープウェイですからね。ロープの強度が高くないと、耐えきれなくて切れてしまいますよ。ロープウェイに使っているこのロープは太い物にしてあり強度その他いろいろと大丈夫なものだから大丈夫です」
「丈夫なロープなら、安心ですね」
なるほどといった感じで、ミーシャさんが頷く。
「とりあえず、乗ってみましょう危なくなったら、俺がエアシップ発動させてミーシャさんと一緒に飛べば良いですからね」
俺は笑いながら、そう言うと先にゴンドラに入り、ミーシャさんに手を差し伸べ中に入れる。
「分かりました。勇越さまがそう仰られるなら、信じます。信じていますから」
ミーシャさんの手を引くと、勢い余って抱きしめるような形になってしまった。
少し気まずい。
「大丈夫ですか??景色でも楽しみながら、10分間を味わいましょう。ミーシャさんお腹空いてないですか?」
俺は、この微妙な空気を変えようと。3時のおやつと言わんばかりに、『ザッ○トルテ』を出す。
ザッ○トルテは、古典的なチョコレートケーキの一種のようで、オーストリアを代表するチョコレートケーキのようだ。
「はいっ。いただきます」
『もぐもぐ』
ミーシャさんは、フォークで食べる。
美味しそうである。
少し顔が赤く感じるが、夕焼けのせいであろう。
【豆知識】
恋をするとPEAが分泌される。
PEAとは、フェニルエチルアミンと呼ばれ、これが分泌されると、ポジティブになる、キレイになると言われている。
ポジティブになる理由として、PEAにより、独特の興奮や快感が得られるために、毎日が楽しくなったり、前向きになったりする。
そして、PEA は、身体を活性化させ、食欲を抑える作用がある。
肌の状態が良くなったり痩せやすくなったりするため、キレイになったと指摘されることも多い。とかどうとか。
PEAは恋しているとき以外にも分泌される。
食べ物・飲み物であれば、チョコレートやチーズ・ワインなどの発酵食品にはPEAが少量含まれる。
非常に美しいものを目にするとPEAが分泌されるといわれている。
ロープウェイの乗降場所の店でチョコレート関係の物を売れば、デートスポットにぴったりだな。
春にはきれいな桜が見れるし、夜桜もきれいであろう。
チョコレート関連を高めに売っても、デートであれば、男が、見栄をはって払うであろう。利益利益。
『にやにや、ニヤニヤ』
大勢用のゴンドラとカップル用?のゴンドラを作る必要があるな。
「勇越さま、にやにやして、どうしたのですか?」
「あっ、ごめん。気にしないで」
にやにやが顔に出ていたようだ。心の中で思っていただけなのだが。
気をつけよう。
このロープウェイの認知度が上がれば、フォスンの街と始まりの街の名物となることだろう。
春は桜を目当てにくる旅行客もいそうだし、温泉も作れば繁盛間違いなしだな。
桜が散ってから、旅行客にどの様に、楽しんでもらうか考えるのも重要だな。
秋から冬にかけて咲く桜も、あるからそれを植えてみるのも考えておこう。
ミーシャさんと、話していると、終点に着いた。
時間は、10分ちょっとであった。
うん。予想通り。
あとは、今更だが、フォスンの街と始まりの街の領主にこの場所の許可をもらわなくてはならないな。
とても今更感があるが。だめと言われたら撤去しよう。
お読みいただきありがとうございます。
主人公が、ランクTになりたいと決断するのは、まだかかりそうです。




