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第96話 あったまった。いろいろと

 いつもお読みいただきありがとうございます。

 今後ともよろしくお願いします。

 楽しんでもらえていると幸いです。


 『早く、サント国を離れたいです。。。』





『カランッカランっ』


「「「いらっしゃいませ、こんばんはー」」」


 セカドの街の『ホットケーキ甘い夢喫茶店』のドアを開けると、ドアベルの音と店員の元気な声が、鳴り響く。


「ユウエツ様、おかえりなさいませ」


 店長のバナジが、厨房から、俺の元までやって来た。


「ただいまです。どうですか?お店の方は順調ですか?」


 喫茶店内を見渡す。

 ‎前回来た時よりも変わりない。


 ‎喫茶店の外には、サンさん達年齢が低いものが雪だるまを作って遊んでいた。

 ‎子供は元気である。素晴らしい。


 マジシャンゴースト達は雪合戦をして雪だるまを作っていない子供たちと一緒に遊んでいる。

 いたずらが好きなマジシャンゴーストには良い遊びだ。

 


「はい、特に異常はありません」



「なら、良かったです」


 俺は、そう言って、さっき購入した、ホッカイロ2種を手渡す。


『カランッカランッ』


「ユウエツさんっ」


 後ろから、急に抱きしめられた。

 ‎振り向いて確認すると、レイニャーナさんだった。

 ‎過剰なスキンシップに驚いた。


「これは、何ですか?」


 バナジさんとレイニャーナさんがホッカイロを指差して、俺に聞く。


 レイニャーナさんの格好は今日は、いつもより可愛い。

 ‎女の子といった格好をしている。


 ‎ふわふわ、ゆるふわな格好である。

 ‎上質なホワイトラビット系統の毛皮であろう。

 ‎白いファーが女の子らしさを数倍上げている。



 立ち話をしていると、他のお客様のご迷惑になるため、俺とバナジ、レイニャーナさんは席に座った。


 俺はホットコーヒーを頼み、レイニャーナさんはホットミルクとプリンを頼んだ。

 春ちゃんは、外で雪合戦に加わるようだ。



 ホットミルクは俺がいた頃はメニューに、なかった。

 ‎この喫茶店で扱っている原材料での新メニュー作成は、バナジさんに全部任せている。


 ‎そのため、プリンのカラメルソースの代わりに、ストロベリーソースが入っているなど。

 ‎色々と新メニューが作られている。

 ‎売り上げも、安定しているから特に問題はないため口出しする予定はない。


 そして、白湯もメニューに新しく加わった。

 男の俺の考えでは、売れないだろうと、思っていたのだが案外女性に好評で売れている。



「ホッカイロと言って、温まる道具です。袋を開けて、振ると温かくなります」


 



 レイニャーナさんは俺のこと好きなのかな?と思うときもあったが、そんなことはないなと思って気にしないようにした。


 レイニャーナさんは定期的に告白されているようで、会うたびに、相談されている。

 

 俺に相談するということは、助けてほしいのかな?と思ったが、ただ聞いてほしいだけなんだろうという結論に至って、話を聞くだけにしている。

 ‎特にアドバイスはしていない。



『ふるふる ふりゅふりゅ』


 バナジさんとレイニャーナさんがホッカイロ貼らないタイプの袋を開けて、振る。


 ホッカイロがあたたまる時間が経つまで少し待つ。


「すごいです。あったかです。これは画期的ですね」


 レイニャーナさんが目を輝かせてホッカイロを手に持っている。

 ‎

 ‎ふたりきりで会うときは、ユメさんと呼んでくるが、誰か知り合いがいるとユウエツさんと呼ばれている。


 最近、レイニャーナさやをの買い物に付き合わされたが、『寒いですね』と言って、俺の手を握ってきた。

 ‎ただ寒いだけで、他意はないと思う。


 こういうことしているから、男にモテるんだろうなーと思ったが、敢えて何も言わずに、手を、振り解くことはせずに、買い物の荷物持ちをした。






 ホッカイロをバナジさんも、温かいのが気に入ったのか、ホッカイロを頬に当てている。

 ‎幸せそうだ。


「もう一つの方はなんですか?少し違うようですが」


 レイニャーナさんが、もう1つの貼るタイプのホッカイロを手に取る。


「これは、洋服の上から貼るタイプのホッカイロです。温めたい場所に、貼れるから便利でこの部分を、剥がして貼ると洋服に張り付いてくれます」


『ビリッビリッ』


 レイニャーナさんが貼るカイロのテープ部分をめくり、俺に差し出す。

 

「あの、背中部分に貼ってもらえますか?届かないかもなので」


 レイニャーナさんに言われ、貼るタイプのカイロをはる。

 ‎レイニャーナさんに近づくと、俺が以前上げた香水の香りがした。

 ‎使ってくれてるんだーと思うと嬉しい気持ちになった。







「暖かいです。すごいですね。ホッカイロ、とても温かいです。幸せです」



 それから、レイニャーナさんにホッカイロの注意事項を伝えて、サドンの街→フォスンの街へと順に、ホッカイロ2種を渡して、今日一日が終わった。


 





【ホッカイロの貼る部位について】


『首』


 首を温めることで、全身が効率よく温まる。

 ‎首を前に曲げた時に、首と背中の間に骨が飛び出しているところがある。

 ‎ここには全身を温めるツボがある



『背中』


 肩から背中にかけて大きな筋肉があるが、冷えると血流が悪くなり、筋肉が固くなってしまう。

 ‎そのような時は、肩甲骨の間を温めると良い。

 ‎背骨に沿って2枚並べて貼っても良い。

 ‎この辺りにはいくつものツボがあるので、おすすめである。 



『お腹』


 全身が冷える時、おへそより指2本分下にあるツボを温めるのが効果的。

 ‎毎日温めることで、常にコンディションが安定して、元気に過ごせる。



『腰・お尻』


 腰は、冷えによる不調を感じやすい場所である。

 おへそ付近にあるツボ、そこから指2本分外側にあるツボ。

 ‎この辺りをカバーするようにカイロを貼ると、腰全体を温めることができる。




『足』


 冷えやすい足の中でも、特に指先は温めたいポイント。

 ‎全身を温めるには、太い血管がある足首のくるぶし周辺を温めるとよいようである。

 ‎内くるぶしの後ろ、アキレス腱との間のくぼみには冷えによいと言われるツボもある。




 カイロの種類に、『エコカイロ』と呼ばれるものもあるらしく、パック内の液体に衝撃を与えることにより、急激に凝固し始め、固まる際の発熱を利用したカイロのようである。

 ‎お湯で繰り返し使用可能。40℃で1時間と短いが、低温やけどの危険性を下げるため、子供に優しいようだ。

お読みいただきありがとうございます

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