第83話 冬は、奴隷の数が多いってほんと?
初心者です。
優しく見守っていただけると幸いです。
さっそく、奴隷商のもとに向かった。
この街の奴隷商は中級層エリアにあり、男性の奴隷を売っている奴隷商・女性の奴隷を売っている奴隷商と2つの建物が並んで建っていた。
どちらも3階建てのようで、1階が成人を迎えていない15歳以下。
2階が16歳以上の奴隷。
3階が、訳有の奴隷。
地下1階が犯罪奴隷または、病気の奴隷などがいるようだ。
訳有の奴隷が気になるところだ。
マップ魔法で確認は、軽くしかしていない。
「こんにちは、いらっしゃいませ。本日はどのようなご用件でしょうか?」
お姉さんがやってきた。
どうやらこの奴隷商の商主みたいだ。
「奴隷を買いにきました。全ての奴隷を見せてもらえますか?」
奴隷商店に入り、質問する。
「わかりました。それでは1階の奴隷から、2階の奴隷、そして、3階の奴隷、最後に地下の、奴隷を、お見せ致しますね。この部屋までお呼びしますので、少々お待ちください」
お姉さんが手で『パンパッン』と手を叩くと、そのお姉さんの部下のひとりが紅茶を俺とミーシャさん、そして春ちゃんの分を持ってきて、他の部下が奴隷を、連れてきた。
紅茶の味は、この異世界のランクで言うと、普通ランクのようだ。超鑑定改で確認した。
俺は飲んでいない。
ミーシャさんに俺の分も飲んでもらった。
1階の、奴隷は、年齢が低いものが多く、身長が低かった。
幼い子供ばかりであった。
栄養が足りていないようである。
成長期であろうに可哀想だ。
きれいな顔立ちなのに、栄養が足りてないばかりに顔が痩せこけてしまっている。
話は変わるが、日本に比べて、この世界はきれいな人が多い。
サント王国の城の中での者たちは醜い身姿であったが。。。
2階の奴隷は、俺を見るなり、エロティックに胸を開けさせたりなどアピールがすごかった。
購入してもらうのに必至のようである。
そして最後に、3階に行き、訳有の奴隷をみた。
訳有の奴隷とは、元貴族・没落貴族の者が大半のようだ。
話をしてみると高圧的な態度の者もいたが、購入しようと思う。
教育すれば良いのだから。
地下1階は、犯罪奴隷や欠損の激しい者、衰弱などして、いつ死ぬか分からないような者が主であった。
歩けない者もいるとのことで、直接地下1階まで赴くことにした。
目が血走っている犯罪奴隷や、目の焦点が合わない者、超鑑定改をしたところ、余命がこのままでは後3日などヤバそうな者が多かった。
このような流れで、男性奴隷・女性奴隷を見終わった。
買うことにした、奴隷は。
女性奴隷 40名
男性奴隷 20名
の合計60名だ。
ホントの犯罪奴隷以外を購入する。
犯罪奴隷でも冤罪で犯罪奴隷になっていたものは購入することにした。
超鑑定改で確認済み、だ
「合計おいくらですか?」
地下1階を出て、応接室に戻ってから奴隷商の女性に聞いた。
「ホントに買われるのですか?この数でびっくりしています。そうですね、3億円でいかがでしょうか?」
「はい。ほんとに買います。3億円ですね。わかりました」
多分、エルフ系統や元貴族が高いのであろう。
そして、地下1階の奴隷が安いのであろうと推測した。
『このお金で、外に出れるような姿にしてほしいです。全員にローブか何かを羽織らせてくれますか?』
と言って俺は奴隷商店の女性に60万円を手渡す。
「変わった方ですね。。。すみません。失言でした。失礼しました。かしこまりました。しばらくお待ちくださいませ」
変な人だなといった目で見てきた。
結構な時間待つと先程の格好より良い姿になって、俺が購入した60人があらわれた。
60人分のローブは準備できていなかったようで、わざわざ、買いに行ってくれたようだ。
今度から、自分で持ってこようと思った。
安心した顔をしている者。
今から暴力が振るわれるかもしれないと恐怖を感じている顔の者。
変わらず焦点の合わない者。
いろいろな態度の者がいる。
同時にたくさんの者を購入しているため、緊張してはいるようだが、安心している者も多く見受けられる。
奴隷紋章付与のサービスはいるか聞かれ、今回はお願いした。
今さっき思ったのだが、奴隷術のスキルを、持っていることを安易に教えてしまうのは良くないと思ったからだ。
たくさん購入して、転売するのではないかと疑われる可能性がある。
今更気づくのはほんとに遅いなと反省している。
「次のご来店を心よりお待ちしております」
商主は高額の売り上げにご機嫌なようだ。
3億円はすごいと思う。
購入の際に硬い握手をされ。
深々と頭を下げお礼を言われた。
そして、奴隷商店の奴隷がとても多かったので、聞いてみたところ、理由として、冬になり食べるものに困った近隣の村で子供を奴隷として売ってそのお金で冬を越すようで冬は奴隷の数が増えるらしい。
奴隷商を出て、奴隷術改を使って奴隷商の奴隷紋章を消して新たに、俺の奴隷紋章を入れて正式に60名が俺の奴隷となり、所有加護配下となった。
俺の配下紋章は、俺が見えるように設定しない限り見えない。
他の者からしたら奴隷とは気づかれないのである。
ミーシャさんに110万円渡して、55人を引き連れて、生活用品一般と昼食を与えるように伝えた。
俺は、転移魔法でサドンの街のフルーシュの2階に残りの5人欠損をした者と一緒に転移して欠損をエンジェルヒールで治した。
この5人には、サドンの街で働いてもらうことにする。
これも、先程思い行動に移したのだが、この街で購入して、この街で欠損を治してこの街で、働かせるという行動を取っていると今後まずい気がしたからだ。
貴重で高額な神薬が何回も使われているという現状になってしまう。
神薬は、身体の一部を治す薬だ。
2つの部分の欠損を治すなら本来神薬が2つ必要になるということである。
サドンの街で5人の欠損を治しセカドの街に転移して、孤児院の担当のマリアーニャさんと、契約して、フォスンの街まで荷馬車で来てもらうことにした。
セカドの街の孤児院担当は、別の者に引き渡したようであるからだ。
護衛には、サドンの街の馬車組にお願いした。
そして、フォスンの街に、俺は転移して戻ってきた。
不動産屋に行くことにする。
フォスンの街にマリアーニャさんと一緒に転移して戻らない理由は俺の奴隷ではないからだ。
転移魔法が使えることは教えられない。
まぁ、特殊な人間であるということは俺と、関わった人には薄々バレていそうな気がするがわざわざ自分から暴露することもないであろうと思っている。
お読みいただきありがとうございます。




