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第7話 戦争へ

 短いです。

 まず、リューホが行ったこと。それは、ケントを呼ぶことであった。何でケントを呼んだのかというとこれには深い理由があった。


 「団長どうしましたか?」


 ケントが騎士団長室の中に入ってくる。リューホはそれを確認するとケントの方に振り返る。今までケントには話していなかった騎士の戦争への派遣についてついにうち明かすためだ。


 「実はだな。今まで黙っていたことがあったんだ。聞いてくれるか」


 ケントは黙ってこくんと頭を頷かせた。リューホはそれを肯定として受け止めて今回の戦争への騎士派遣について語り始めた。


 「実はだな……ずいぶんまえに帝国軍から優秀な騎士を戦争の前線に出してくれと頼まれて派遣したんだ。そうしてジラン上等団員筆頭をはじめとした何人かを派遣したのだが彼らは戦死してしまった。それなのに軍の連中はまだ派遣しろと言っている。僕はもう許せない。こんな戦争を終わりにしたいんだ。だから……」


 だからの前でリューホは口を閉じた。ここから先の言葉は己の職務を放棄することとなんらそん色はない。だから、1回息を吸ってからその言葉を言った。


 「だから、戦争に僕が行く。ケントには後任の騎士団長になってもらいたい」


 リューホはケントを呼んだ理由。それはリューホの戦争参戦を言うためではなくケントに後任の騎士団長になってもらうためであった。

 ケントはその言葉を聞いた後はしばらく黙っていたが何か考えが終わった後にようやく口を開いた。


 「断ります」


 ケントから出た言葉は否定の言葉であった。


 「俺はあなたが帰ってくることを信じています。だから騎士団長の座には就くつもりはありません」


 ケントはそう言うと騎士団長室からすばやい動作で出て行ってしまった。

 リューホはそれを聞いて少し安心していた自分がいた。それはケントのことだから戦争に行くことを反対すると思っていたのだ。だが、実際のところケントはリューホが帰ってくることを信じていると言ったことから戦争に行くことには賛成であるらしい。それを確認することができてよかったとリューホは思った。

 その後、第2次派遣隊の名簿を作成しその隊長に自らの名前を書くとそのまま軍に提出をしに行った。もちろんのこと、その提出案には反対意見があったがリューホがそれらの意見を全て潰して結局のところ行くことができるようになった。第1次派遣隊の時みたいにしっかりと見送り式を済ませるとリューホ達は戦争の前線部へと向かって歩き始めたのであった。


 そして、物語の舞台は戦争の前線へと移り変わるのであった。

 いよいよ文章の量が減ってきました。いや、ネタ切れ気味です。どうしましょうか。悩んでいる作者です。

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