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 第十三話

紅蓮です。暑い毎日が続きますね~。エアコンのリモコンが手放せませんね!


今回は会話のみとなっています。では、お楽しみ下さい!

「我が国シェルタイトでは、ここ一年の間に魚介類の量が大量に増えました。原因は分かっておらず、異常発生というほどに増えてきたために、今、原因を究明中です。もしかしたらですが、皆様のお手をお借りすることがあるかもしれませんので、その場はよろしくお願いします。」

「りょ~かい♪」

「わ、分かりました!」

「うむ、わかった。」

「その時は手伝おう。」

「それじゃ、次はレグライね♪」

「我が国ルビルズロウだが、何やら不穏な者が入り込んだらしいのじゃ。」

「なんだ、ネズミ共を自国に入れたのか?入国を阻止できぬとは笑止だな。」

「なんじゃと!?」

ニッコリ…

「もぉ~♪二人のせいで中々進まないじゃない♪そろそろ私も・・・本気で怒るわよ?フフフッ・・・♪」

「す、すまんかった。じゃからアリーナ、お、落ち着くのじゃ!」

「もう邪魔はしない。だ、だから頼む、その殺気を消してくれ!」

「もう、止めてね♪」

「皆さん変わらないですね。ところで、ルビルズロウに入り込んだネズミはどこのネズミか分かっているのですか?」

「まぁ、名だけは一応のう・・・中々大変じゃったよ。奴ら尻尾をつかんでもすぐ切ってしまっての。」

「あら、ネズミじゃなくてトカゲだったのね♪」

「アリーナ殿、そこはつっこむ場所じゃありませんよ。」

「それで、何という名だったのだ?」

「これが大胆なことに、”五色の盗賊団”というそうじゃ。」

「五色、ね・・・。」

「成程。我らに喧嘩を売る気満々ということか・・・。」

「ま、まさか!?あり得ないですよ!」

「・・・あり得ないとはいえませんよ。”五色”とは我々五国の色をまとめての呼び名でしょうから。」

「奴らさいきんできた団体らしくてな、情報がほとんどないのじゃ。皆の処に何か情報があれば教えて貰いたい。」

「わかったわ♪何か掴んだらすぐ回すわ♪」

「・・・一応気に止めておいてやる。」

「アクロズ殿、素直に回してやると言って差し上げればよろしいでしょうに。」

「セイドル!!」

「はいはい。私の方でも何かあったらお伝えします。」

「セレナイトでも何かありましたら、一番にお伝えします!」

「次は俺か。我が国サブラルグでは今のところ何も起こっていない。以上だ。」

「短っ!本当に何もないの?」

「無いと言ったら無い。何事も無いのが一番だろう。」

「そーだけど・・・。」

「それよりもアリーナ、お前の話の方が気になる。もうお前の番なのだから早く言ってしまえ。」

「そうですよね。私も気になっているので、そろそろ聞きたいです。」

「わしもその意見に賛成じゃ。よもやここまで来て『何もありませんでした。』ではなかろう?」

「わ、私も、何やら我が国に関係のあることのようですし、聞きたいのですが・・・。」

「皆気が早いわね~♪仕方ない。そろそろ話しましょうか♪我が国ティクレスでは二つのお知らせがありま~す♪一つめは、私の代初のティクレスの騎士が誕生しました♪」

「おぉ!お主もついにつくったのじゃな!」

「アリーナの冗談じゃないだろうな?」

「アリーナ殿、それはいくら何でも失礼ですよ。でも驚きですね。アリーナ殿は侍女を雇うのすら、『面倒くさいし、気に入る子いないし~、ティアラが大体代わりでやってくれるからいらないわ♪』と言っておいででしたのに、どういった心境の変化ですか?」

「ム~・・・セイドルも結構言ってること酷いわよ~。まぁ、面倒くさいから侍女も騎士もつくっていなかったのはホントだけど・・、面白い子見つけたのよ♪」

「(弟子なのに侍女の代わりもさせられている娘もそうじゃが、アリーナに気に入られてしもうた者達は不憫じゃろうな・・・。)」

「レ~グ~ラ~イ~?小声で言ってるけど聞こえてるわよ~?」

「!!」

「おい、その騎士は今ここにいないのか?お前が気に入るのなんて滅多におらんからな、会ってみたい。」

「次の話が終わったら絶対会えるから安心して♪」

「? どういうことだ?」

「今次の話するから待ちなさいって♪二つめはね・・・ヒューマ国王?」

「ひっ!あ・・・すみません、つい・・・。何でしょうか?」

「実は最近私はセレナイト国の可笑しな噂を耳にしましてね。」

「可笑しな噂、ですか・・・。」

「えぇ、出所はどこであれ話して頂けると思い待っていたのですが、お話して頂けないようですので私から問わせて頂きます・・・セレナイト王。あなた、召喚の魔術を我々に秘密裏に行いましたね?」

次回も会話が少し続きますが、今後もご愛読いただけたら嬉しいです。

紅蓮でした!


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