表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
鬼神の創  作者: 玉龍堂


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2/6

1-1 【第一子誕生と憂い】

 縁国。


 国王夫妻に第一子誕生の祝砲が上がる中。


 国王夫婦は、絶望に包まれていた。



 誕生した第一子は、皇女。



 王妃を労うに来た国王も、娘に会いに来ていた。


 王妃はルルドの王女出身で元々身体が丈夫ではないので、第一子の妊娠すら危ぶまれた。


 国王は、王妃の身体に負担がある中、王妃と娘が無事であったことで胸を撫で下ろしていた。



 産声を上げたばかりの皇女は、

 

 王妃の腕の中で可愛らしい赤子は目を開くと母を見上げる。


 皇女の瞳をみて、夫妻は息をのみ、絶望に襲われる。




 瞼の先にあるのは、黄金の瞳。


 キラキラと光輝く黄金の瞳の皇女の未来を憂いて、王妃は涙を流していた。


 龍玉眼の瞳は不幸を招くと、一般にはされている。


 直系の王位を継いだ王族にだけ、龍玉眼の真の意味が受け継がれている真実がある。

 それが、波乱を呼び、

 龍玉眼を持つ女性は、幸福になれないとジンクスとも重なる。


 王族にとっては至宝の玉となる事を知られている。

 だから、不幸を招く。



 何故、自分の娘でないといけなかったのか、

 自責の念に苛まれ、祝福という状況でなくなっていた。


 赤子はそんな事も知らず、手を宙に彷徨わせ、父である国王の指を掴むと見上げる。


 国王は王妃ごと娘を抱きしめて、

 

「守り通す。

 必ず、娘も君も」



 国王は宣言する。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ