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ラストラン  作者: IVKI
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第2話 校内散策

なんだかんだあり私、そらちゃん、りらちゃんで色々回ることにした。


正午が回っておりお腹も空いていたので食堂でご飯を食べることにした。


「わぁ、いっぱい種類あるね!」

「僕日替わり定食〜」

「私はAランチにしようかな」


そして私は秀兎ランチを選んで空いている席に座った。


種類が豊富なのにも関わらず、一つ一つバランスよく栄養が取れるようになっていた。

すごいな、これが秀兎学院か〜。意識高い。


「ちょっと相席ええか?」

「あ、どうぞ」


銀髪で長い髪の先輩が同じ机で食べることになった。

それにしても小さいな〜。


「ん、アンタら新入生か〜何科なん?」

「私たち全員スポーツの陸上科です!」

「ほんならうちと一緒やな、ウチは山本みのり、よろしく」

「「「よろしくお願いします」」」


小さくても力強い先輩だな、色々関わりがあると思うから仲良くなっとかなきゃ。


「みのり先輩はなんの種目なんですか?」

「ウチ?3000m——あ、呼び出しくらってもうた、またな」

「はい」


そういうとみのりさんは口にご飯を流し込んで元気に走って出ていった。


「僕たちもそろそろ行こ〜」

「そうだね」


ご飯を食べたあとは図書館やジムなどを見て、ちょうど放課後になったのでグランドで見学することにした。


「やっぱり大きいね〜」

「そうだね、すごい活気がある」


たくさんの先輩の人たちがベストを出そうと汗を流しながら走っていた。

そうするとコーチと思われる人から声をかけられた。


「おーい、そこの新入生の子達、見て行かない?」

「えーと」


返答に困っていると走って近づいてきてくれた。


「いきなりごめんね、うちのチームの練習見学しないかなって、うちのチーム人が少なくて‥‥‥」


行きたい気持ちはやまやまだけどそらちゃんとりらちゃんがなんて言うか‥‥‥

二人をチラッと見ると、


「別にいいんじゃない〜、だってライラックには()()()がいるし」

「私もさくらちゃんといっしょなら‥‥‥」

「ありがとう!二人とも」


2人の承諾も取れたのでコーチについていくことにした。


「ありがと〜、私は七海律、チーム〝ライラック〟のトレーナーです。‥‥‥いちおうだけど」

「七海ってあの〝七海怜奈〟さんの親族ですか〜」

「あー、怜奈は私の妹だよ。あんまり仲良くはないんだけど」

「そうなんですか?」


そんな話をしているとライラックの部室についた。

人が少ないと言っても設備はしっかり揃っていた、普通の一軒家みたいな感じ。


「ただいま帰りました——ってまだきてないか、よし、ならこの学校の部活を説明しちゃおうか」

「「「よろしくお願いします」」」


ミーティングルームに入り空いている椅子に座りホワイトボードの方をみた。


「秀兎学院は人数が多いので陸上部の中にもチームがあるよ、チームの入り方は自ら申請するかスカウトされるかの二つかな、申請は明日以降にできるようになるよ」

「明日以降‥‥‥?」

「あれ、まだ聞いてなかった?明日新入生の模擬レースがあってそこでスカウトされるかもしれないね」

「確かそんな話聞いたような〜」


今日は先輩たちが外練だったらしく先輩たちは帰ってこなかった。



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