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第12章
救援が、すぐには来そうにないと知って、生存者たちは、食糧をチェックした。
彼らは、メンドサで、ワインを六本、ウィスキーを二本、ペパーミントクリームと、チェリー・リキュールを一本ずつ、チョコレート五つ、ヌガーを五つ、キャンデー、レーズン、プルーンの詰め合わせ一袋、クラッカーひと箱、カラス貝の缶詰ふたつ、アーモンドの瓶づめをひとつ、マーマレードひと瓶を買い込んでいた。
それらは、全部集められて、すこしずつ配給された。
最初に日は、各人に、チョコレートひとかけらと、瓶のフタに一杯ずつのワインだけだった。
煙草は、比較的たくさんあった。
厳しい環境と闘うために、いろいろな作業をして、日中は気がまぎれていた。
・・・しかし、夜になると不安がつのってくる。
彼らは、家族のことなど想像して、不安を忘れようとした。




