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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

忘れなほらー

新訳トイレの花子さん

作者: 忘れな草

新訳トイレの花子さん


 学校のホラーの中でもトイレの花子さんは定番である。

とある学校で、タカシといういじめっ子がいました。 そのいじめっ子はいじめの対象であるシンゴ君を放課後の女子取れに閉じ込めてしまいました。


シンゴ君はとても臆病でしたが、読書が趣味でホラーとか読んでいたのでトイレの花子さんも当然読んでいました。

「どうしよう。 このままでは花子さんに呪われてしまう」

「私は意味もなく呪いをかけたりはしないよ」とどこからもなくトイレのドアが開きおかっぱの少女が現れました。

「もしかして花子さん?」

「そうよ。君いじめられているの……可哀想に……」

しかしシンゴ君は恐怖のあまり失神してしまうのでした。


 シンゴ君は朝目が覚めると自分の家の布団で目が覚めました。

気が進まないけど登校してみると女子トイレが人ごみになっていました。

「変態。 なんで君が朝から女子トイレにいるの?」

なんとタカシが朝から女子トイレにいたみたいでした。

なぜだかわからないけど話を聞いてみるとタカシは朝女子トイレで目が覚めたようでした。


その日タカシは機嫌が悪く再びシンゴをいじめました。

今度はさすがに閉じ込められたりはしなかったのでシンゴは普通に家に帰りました。


次の日タカシは再び朝起きたら再び女子トイレで目が覚めて変態扱いされたようでした。


1週間続けてタカシは女子トイレで朝を過ごしたためトイレのタカシくんと呼ばれるようになり誰も相手にしなくなったのでした。


———― タカシサイド

「なんで俺は毎朝布団で寝たはずなのに女子トイレで目が覚めるんだよ」

そして夜中に目が覚めると女子トイレにいたのでした。

「あはははははは。 ねえタカシくん一緒に遊ぼうよ」

と夜の女子トイレでおかっぱの少女に声をかけられたのでした

「うわ———―助けてくれ—―」

「そうやって助けを求めているけど君はいじめられているシンゴ君が助けを求めた時いじめをやめたのかな? ねえタカシくん私と一緒に遊びましょう」

それがタカシくんの最後の記憶だった……。


次の日女子トイレで白骨死体が発見されたのだった。

警察が検死を行った結果。 前日行方不明になったタカシくんの死体だということが判明したのであった。


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