隊員紹介。
ーーTKMDに入隊します。」
ラリーは嬉しそうに顔を上げる。
「そうか。では、よろし、、、」
突然、ドンガラガッシャーン!!!!と、ラリーの言葉を遮るように凄い音が病室に響く。
その音はこの部屋のドア付近から発生していた。
見れば、まるでツムツ●のように重なった人が入り口のところにいた。
「ご、ごめん、ラリー。皆が、新しい子を早く見たいって聞かなくてな。」
一番下にいる緑色の髪の人が言った。
「まあ、丁度良かった。早速だが、隊員を紹介しよう。」
ラリーがそう言うと、ツムツ●状態になっていた人たちがバラバラと崩れ、私の前に並んだ。
「まず、緑色の髪のやつはジュン・ワーロ。副隊長だ。」
「よろしく頼む。」
右の頬に大きな傷がある。なんだか怖そう。
「で、金髪で髪結んでるのがカイ・ルージュ。戦闘員だ。お前のことを予言したのはこいつだ。」
「よろしくな!!」
、、、なんか犬っぽい?←ちゃんと人型です。
「水色の髪にピアスを付けているのはアスナ・ミカエル。こいつも戦闘員だ。」
「女の子が増えてとても嬉しいわ!!よろしくね!」
この子とは、話が合う気がする!
「紺の髪で白い布を首に巻いているやつは、フユキ・フレディ。優秀な狙撃手だが、人見知りだ。」
「、、、。」
言葉を発さず、会釈をする。確かに、人見知りそうだ。
「そして最後に改めて、俺は隊長のラリー・ギル。」
「「「「「ハナ、TKMDにようこそ!」」」」」
個性豊かだが、息はぴったり。
「よろしくお願いします!!」
今日から私はTKMDの一員となった。