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虫の知らせ

作者: こまこつ
掲載日:2016/05/18

俺ってさ、第六感があるらしいンだよねぇ。嘘だと思うでしょ。いやぁ、ホントなんだよなぁ、コレが。

最初は、4歳の時。母さんから聞いたんだけど、ばあちゃんが亡くなる10分前に急に上の空で「あっち、あっち。」って何も無いとこ指差して騒いでたらしいんだよ。

で、どうしたものかって思ってたら、ばあちゃんが入院してた病院から電話がかかってきてさ。…うん、そう。親戚達に気味悪がられた。今じゃ笑い話のネタだけどなっ!俺自身、覚えてねぇし。

そこから、全くそういうの無かったんだけど、中学に入ってからかな。んー…何て言ったら良いんだろ、虫の知らせを聞いてしまうようになったんだよね。

どんな感じ?…って。

そうだな…なんかすっげー気持ち悪くなる。そわそわする。何も考えてないのに、そいつの顔が頭から離れられない。

そうなったら、もう…ね。

もう何人ものさ、「知らせ」聞いてんだよね、俺。

助けたいんだけど、助けられないんだよ。言っても信じてくれないしさ。

つらいなぁ…。

…………。

ん、あぁっゴメンネ!忘れてくれていいよ!

そうだよね、よく出来た設定だよね!痛いよなぁ、いい大人なのにさ。

ホンットそういうのから卒業しないとなぁ!

お詫びにあそこのカフェでパフェ奢ってやるよ!さ、行こ!










ーーーさっきから、君の事が頭から離れねぇ。あぁ、ゾワゾワする。胸騒ぎもするし。

あぁ、どうかこれが「悪い知らせ」ではありませんようにー。


こんにちは。読んでいただき、ありがとうございます。

またまた、突貫工事をしてしまいました。すみません。

また、次の作品も読んでいただけると励みになります。

それでは、また。

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