■不思議JK２人組み 編
名前 ：
基本スペック ： 黒髪黒目、日本人、性別オス。（他非公開）
称号 ： ラーメン屋店主（屋台）
異世界放浪者（自動）
不思議ラーメン製作者（自動）
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俺は素敵なラーメン屋さん
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「おー、ヤベェくらい雰囲気ある屋台はっけーん」
「マジでー？ おでん？ おでん？」
「や、ラーメンって書いてんじゃんよ」
「マジか！ ラーメン屋台ってはじめてみた！ まだ生息してんのな！」
「こんな木造の屋台とか、テレビでしか見たことねぇよ。うちの近所の移動ラーメン屋台ってワゴン車改造したヤツだったけどな。ちょ、ちょっと食ってみね？」
「おー！ さんせー！ おっちゃーん、ラーメン……って、あれ？ おっちゃんじゃなくておにーさんだわ、マジ若ぇ！」
「意外にかっけー！ ……ように見えるような…？ アタシの好みじゃないけどー」
「……らっしゃーい。近頃の若い子は女の子でもそんな口調なんだなぁ」
「あははは！！ おにーさん、若いのにオッサンくせぇ！」
「確かに！！ ＪＫにもいろいろあんだよ、最近はマジでぇー」
「ＪＫってのは、どういう意味なんだ…？ ま、いいか。ラーメンのメニューはこれだ。なんにする？」
「ＪＫっつうのはぁ、女子高生カッコイイ！ の略だよー。んじゃ、このしょうゆ（中）ってやつ」
「俺、もう歳なんかな。意味がわからんぞ。女子高生にカッコイイっていうほめ言葉必要か？ そっちの嬢ちゃんはどうする？」
「あたしもソレ。あ、マジヤベェ、餃子もあんじゃん！ ちょ、餃子くわね？ 半分こで！」
「ばっか、餃子は５個だろ！ 半分にできねーじゃん！ こっちのチャーハンのがいいって！」
「マジ！？ チャーハンいい！！ どっちもってのが一番じゃね！？ 餃子は最後の一個はじゃんけんでさぁ……」
「あー、落ち着け二人とも。餃子１０個ってのもあんぞ？ つうか、二人ともそんな細っこい身体でそんな食えんのか？ 半チャーハン隣に書いてんのに、迷わず大盛り選んでっし」
「PSIの授業あったからさぁ、スッゲェ腹減ってんの！ なんでPSIの授業のあとって腹減るんだろなー」
「眠くなるってヤツもいるよな。なんか、マジエロい気分になるとかいってたヤツもいたけどな！」
「あはははは！！！ あ、それ、山口っしょ！ ナンパしにいくとか言ってたし！」
「けどさぁ、これってマズイよな。だって、実戦のときに腹へって動けねぇとか、マジありえねぇし」
「だよなぁ」
「女子高生ども、待たせたな。はいよ、ラーメンおまちぃ。あとは、餃子とチャーハンな。……つーか、サイってなんのことだ？」
「おぉー！ マジでうまそー！！ 屋台の癖に！！」
「サイってのは動物園にいるアノ角のある動物のことだよ。ヤベー、うまそー」
「おいこら、まて女子高生その１！ 今適当に流しただろ！ 煮玉子サービスしようと思ったんだけどやめっかなー」
「煮玉子！ 煮玉子！！ 煮玉子ーーー！！」
「あー！！！ おにーさん！ マジカッケー！ 男前！！ 素敵ラーメン屋さん！！」
「あー！ うっせえうっせえ！！ 二人でいっぺんにわめくな！ わかったって！ ほら！ 仲良く食え！」
「やったー！！ ゴチになりまーっす！！ ……ぐふっ！！ マジうめぇ！！ なにこれ！ カップラーメンと違う！！」
「……」
「ちょ、てめっ！！ なんで餃子もう４つしかねぇんだよ！！ １０個の頼んだのに６個食いやがったな！！」
「……」
「ああ！！ チャーハン半分以上食いやがってこの……って、ちょ、おい、マジでシカトはやめろよ、なあ、ちょっとぉー！？」
「すげぇ、ヤベェ……アンタ、気づかないの？ アタシ、また火、出せるくらい力戻ってる。いつもはもっと食って寝て休まないと回復しないのに、ラーメン一杯で完全に回復してるんだけど……。餃子はほんとすまん。つい、美味しくて食っちゃった」
「アンタのパイロキネシスって燃費わりぃのに…って、……マジでか！ 私もだわ。先が見える。おにーさんが『俺はＪＫにも人気なラーメン屋さんだからな』ってドヤ顔で言ってる未来、見ちゃった。こんなはっきり見えるなんて……。おなかも結構一杯になってるしさぁ。私の未来視ってアンタに負けず劣らずの燃費の悪さなのに……」
「オイィイイイー！！！ 女子高生その２！！ 俺の台詞先に言うな！！ ぱいろきねしすって、みらいしってなんだー！！！？？ サイとなんの関係が！？」
「あ、でも、これってあれだ、今のじゃなくもっと先の未来だわ。すげーな……こんな遠い先のことなんて見たことない……」
「おにーさん、マジでアタシらになんかした？ 最近流行ってる即戦力のサイキックを捕まえようとする悪いヤツらの手先……？ 超能力美少女略取しちゃう系？」
「はぁ！？ 俺はなぁ、
『ＪＫの意味もサイの意味もわからん、時代に乗り遅れたラーメン屋さん』
だっつうの！ 俺は何もしとらん！ 俺のラーメンがすんげーラーメンだってだけだろ！！ つーか、嫌なら食うな！」
「え、やだやだ！！！ ヤベェ美味いのに、食べられないなんてやだ！！！」
「来週の授業のあともここにいてよー！！ マジで絶対食いにくるから！！ あ、友達連れてくるし！！！」
「俺の台詞をとるような女子高生の所には、もう来ませんー！」
「大人げねぇなぁ、おい！！！」
「ＪＫもPSIもパイロキネシスも未来視もマジで意味教えるからぁ！ ラーメンおかわりさせてよぉおお！！！」
end
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ヤベェ サイキックＪＫその１：
種：人間（平行世界：地球（日本国）産。メス。年齢：１６）
称号：
特級サイキック少女（ＰＫ：パイロキネシス）
火の女王
日本人ＪＫ
餃子好き（タレに七味入れる派）
マジ サイキックＪＫその２：
種：人間（平行世界：地球（日本国）産。メス。年齢：１６）
称号：
特級サイキック少女（ＥＳＰ：未来視）
世界を跨ぐ預言者
日本人ＪＫ
煮玉子好き（半熟通）
※時代遅れラーメン屋さん向け、簡単簡潔用語説明
すごく簡単にイメージ重視で言うと、
PSIはＰＫ（念動力とか）とＥＳＰ（予知とか透視とか）をあわせて言う名称
サイキックは超能力者
パイロキネシスは発火能力
未来視はそのまま？
ＪＫは女子高生（笑）
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蛇足）
超能力って、響きがなにやらロマンを感じます。
女子高生って、なんだか生き生きしているイメージ。
