■ お山のたぬおっさん 編
名前 ：
基本スペック ： 黒髪黒目、日本人、性別オス。（他非公開）
称号 ： ラーメン屋店主（屋台）
異世界放浪者（自動）
不思議ラーメン製作者（自動）
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俺は素敵なラーメン屋さん
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「おう、ビールくんな」
「らっしゃーい。お、狸のおっさん、また来てくれたんだな！」
「おう、屋台の来る気配がしたからな。醤油ラーメン餃子セットもたのまぁ」
「あいよー。気配でわかるってのは……たぬおっさんも、ただのビール腹の無精ひげのおっさんじゃねぇんだなぁ……」
「……ん？ おい、こりゃぁ、チャーシューとマヨネーズが至高と言って憚らねえ狐の小娘が来てやがったな」
「はいよ、ビールと餃子おまち！ ……わかるもんなのかい、そういうのってのは」
「まあなぁ。あいつとは不本意ながら長げぇ付き合いだからな……。お、相変わらずいい腕してんなぁ、お前さん。この皮のパリパリ具合がうめぇんだ！……おほぉ、中は熱々で汁が溢れて……あちち、ビールが進むぜ」
「そりゃどうも！ 喜んでもらえりゃぁ作り手冥利に尽きるってもんだ！ ちょっとそこどけてくんな、はいよ、ラーメンおまちぃ！」
「なぁんか、箸がすすんじまうんだよなぁ、このラーメンって食いもんは！ 俺らぁ酒くらいしか深みってのはわからんもんだけどよ、こいつ、このスープには……深淵ってもんを感じるんだなぁ……」
「そりゃぁ……作ってるこっちもまだ到達してないぜ、底の底ってのは。まあ、いずれそこへいくつもりではあるけどな」
「そうかい。そんなラーメンが出来たら、是非とも振る舞ってくれや。……マヨネーズだなんだって言ってやがるケツの青い小娘にゃぁ、もったいなくて食わせらんねぇな」
「でもな、たぬおっさん。きつねーさん、あんたにすげぇ影響受けてると思うぞ」
「はぁ？ 俺はチャーシューとマヨネーズを混ぜた物なんか、食わねぇぞ」
「いや、そーじゃなく。……ビールがんがん飲んで、ツマミ食って……たぬおっさんの飲み方そっくりなんだわ」
「……あいつが、ビールだぁ……？ あの、酒なんかまずいって言ってやがったあの小娘が？ 味なんてわかるもんかね」
「『止められないんですもん!!! ビール美味しいんですもん！！』ってかなり飲んでいってんだぞ」
「……あいつがねぇ……。俺も年をくうわけだ……」
「ま、一緒に酒でも飲んで、昔話でもしてもいい頃合いなんじゃねぇの？ 昔はあんなに仲良かったじゃねぇの。ラーメン小皿に入れて、ちっこいきつねーさんに食わしてやったりさぁ……」
「何年前の話してんだよ、店主。……まあ、次に会った時にゃぁ、……いつになるかもわからんし、実現するかもわからんが、……一緒に酒でも飲んでやるか」
「そりゃよかった！
なんたって俺は、
『むかしばなしが好きなラーメン屋さん』
だからなぁ。二人が仲良くしてんのみれたら嬉しいわ。……ほら、いつかじゃなく、今日そうしろって、天が言ってるみたいだぜ？」
「まぁ！！ あなた、なぜこんな……！！」
「んげ！？ 小娘……！！」
「はいはい、二人とも、座った座った！ キンッキンに冷えたビール、飲みたくないかい？ 焼きたての餃子も
ほら、すぐ出来上がるぞ」
「……いただきますわ」
「まあ、ビールと餃子には罪は無いからな……」
「ほんじゃ、むかしばなしに、かんぱーいっ！ってな！！」
ｅｎｄ
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お山のたぬおっさん：
種：狸人（平行世界：美月球産。オス。年齢：不詳）
称号：
お山の化け狸さん（八畳）
お山の大将（豪胆）
餃子好き（教官）
たこから揚げ好き（信者）
酒好き（酒豪）
醤油ラーメン好き（教官）
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お山のきつねーさん：
種：狐人（平行世界：美月球産。メス。年齢：不詳）
称号：
お山の仙狐さん（尻尾５本）
チャーマヨ丼好き（教官）
たこから揚げ好き（信者）
酒好き（酒豪）
チャーシュー好き（信者）
醤油ラーメン好き（狸の影響）
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蛇足）仲の悪い同士がイチャイチャするのを見るとたまりません。（狸のおっさんです、あいつです、ごめんなさい！修正しました！修正前のものを見た方申し訳ございません！）
