戦争とは正義と正義の戦いである
戦争とは正義と正義の戦いである
決して正義と悪の戦いや悪と悪の戦いなどではない
正義はひとつではない
人の数だけ正義が存在するのだ
人が心から信ずるもの
それが正義であり、
正義とは、決して万物を統括するような
絶対真理といったような崇高なものではない
だからこそ、正義と正義の戦いと言えるのだ
そして、心から信じるものがあるからこそ、
人は命がけで戦えるのである
信じるものがないのに戦えるはずがない
あなたは、信じるものがないのに
命がけで戦えるのか
戦争をただの人殺しのと言う人もいるが、
人に殺されるかも知れないリスクがある戦争と
ただの人殺しを同じにするのは愚論である
人に限らず、全ての命は、
生きるために必死に戦うのだ
殺すために戦うわけではない
戦争に限らず、争いを否定しなければ秩序は守れない
だからこその否定であって、
戦う事を否定することは、
人間だけでなく、生きる事と、
生きるもの全てに対する冒涜である
戦争に、どちらが正義でどちらが悪かということはない
どちらも正義なのだ
そこから理解しなければ、不毛な戦いは避けられない
戦争とは正義と正義の戦いである
そこから理解して、
初めて人は新しい秩序と倫理を手に入れられるのである




