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始まり
見上げれば一面の朱い空に、ただ、ただ見とれていた。
枯れたはずの涙が頬を伝うのを感じたけれど、拭うことも忘れて見つめ続けた。
私はずっと、目を閉じ、耳を塞ぎ、何も感じないようにしてきただけだ。
何もかも失ったつもりで、この手で掴めるものは、今までもこれからも、何もないと諦めていた。
私の負けだ。
潔く認めよう。
目を開き、耳を澄まし、私の全てで感じよう。
あなたの笑顔を、あなたの声を、あなたの言葉を。
何も恐れることはない。
願いは、今、聞き届けられた。
見上げれば一面の朱い空に、ただ、ただ見とれていた。
枯れたはずの涙が頬を伝うのを感じたけれど、拭うことも忘れて見つめ続けた。
私はずっと、目を閉じ、耳を塞ぎ、何も感じないようにしてきただけだ。
何もかも失ったつもりで、この手で掴めるものは、今までもこれからも、何もないと諦めていた。
私の負けだ。
潔く認めよう。
目を開き、耳を澄まし、私の全てで感じよう。
あなたの笑顔を、あなたの声を、あなたの言葉を。
何も恐れることはない。
願いは、今、聞き届けられた。
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