3月28日 始まりと出会い〔1〕
自分がもしも自然の神様の力使えたらどんなことなのかそんな世界です。R15は仮です。
とある国のとある島に特殊な体質を持った少女緑咲(つかさ)がいた。それが私だ。生まれつき属性系と呼ばれている魔法が使えない、この地方にしか現れないとされてる体質らしい。火を操って見たいのに....
―――んー
つかさはまだ寝ている。
―――スゥー、スゥー。
「もう朝よ、起きなさい!」
その声は下のキッチンにいる母さんの声だ。遅くまで寝てたから起こされたんだ。
「んー!(もじもじ)」
まだ眠いのに...そういうと、私は重い体を起こした。
「はーい」
下にいる母に返事をしては1階のリビングへ向かた。
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「母さんおはよ~」
私はキッチンにいる母に挨拶をした。
「つかさおはよう!村長さんがあなたこと呼んでたわよ」
「村長さんが、なんで?」
村長さん、ここの長で礼亜(らいあ)のおじいさんだ。幼稚園の時からお世話になってて遅刻癖、寝癖にいーっも叱ってくるそんな人。そんな人でも、歳にはかなわないらしく今年の神獸感謝祭で引退。長の座には村長さんの息子さんが受け継ぐ。まぁ、私の生活スタイルは変わんないんだけどね。
「どうやら薬草を取りに行ってきてほしいのよねー。詳しい話は村長さんに聞いてきてね!さぁ、朝ご飯をしっかり食べていってらっしゃい!頑張ってね。」
「はーい!」
私は母に返事をし、朝ご飯をしっかり食べた。
身支度を終えて家を出ようとしたところ、母に止められた。
「つかさー森に行くなら刀ぐらい持っていきなさいよ!」
「分かった!」
私は刀を取りに部屋に戻った。高校進学祝いにもらった真剣だ。握るの何日ぶりだろ、扱えるか心配だ。
私は再び玄関に向かった。
「いってきまーす」
母に村長さんのところに行くことを伝えた。
「いってらっしゃい」
母の返事を聞き、村長さん家に向かた。
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「村長さんおはようございます。私に頼みごとって何でしょうか?」
私は近くにいた村長さんに声をかけた。
「つかさか、おはよう」
村長さんから挨拶が返ってきた。
「お主に頼みたいことなんだが…村に保存していた薬草がなくなりかけてしまっててな、儂が取りに行こうとしてもこの忙しさや戦闘とはね...どうか頼まれてくれぬか?」
「いいですけど…なんで私なんですか?」
そう聞くと村長から返事が返ってきた。
「どうせ家でゲームとかなんだろ?たまには外の空気えお吸ったらどうじゃと思ってな」
「はぁ~」
面倒だけどやるかー。神獣祭でけが人が出ちゃ困るだろうし。
私はため息をつきながら返事を返した。
「わかりました。...行ってきます」
「あぁ、気をつけてな。」
そう言うと村長はりこにかごを持たせて外へ見送った。
私はその見送りを見て森へと向かった。
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私は山に着きいた。そして少し歩き。さまよった。
うーん?山の何週間ぶりだ?マジで久しぶりだな、モンスターと出会ったら面倒だな...そういやこっちであってのかな?ん?!
草が揺れる音がした。
「誰だ!」
私は刀を構えて叫んだ。
「誰だ!じゃない、僕だよ、つかさ」
草むらから出てきたのは幼なじみのらいだった。
礼亜(らいあ)、ニックネームらい。私の幼なじみで今の長の孫で次の長の息子。下に妹が一人いて島外で剣術や歴史、魔法学んでる。私と違って勉強熱心で努力家、私が困っている時に手助けになってくれる人。ちなみにここだけの話らいあって長いから私は略称しているだけ。今は春休み中で帰省中。お父さん受任式見に来たのかな?
「なんだらいか、びっくりしたよ」
私は武器をおろしながらそう言った。
「よっ!珍しく外に出てるんだな」
「珍しくて悪かったな!」
私は少し怒りながらそう答えた。
「てか、君も村長さんに頼まれごと?」
「僕はじいちゃんからなんも頼まれてないけど?」
「じゃあなんてここに?」
「君と違ってここで剣術を磨いてたんだ」
(まあ、他に用があるんだけど...)
「そういやなんでここに?じいちゃんから頼まれごとって聞いてたけど、なんで?」
らいはそう質問して、私はその質問に答えた。
「村長さんからの頼まれごと。村の薬草がなくなりそうなんだってさ」
「へぇーそうなんだ」
(今日会ったのになんも言ってなかったな)
「まぁ、家から出なさ過ぎて呼び出しくらったとこか」
笑いながら答えた。
「んー、そんなところ。ちなみに薬草ってどこにあるんだっけ?」
私はらいに質問した。らいは呆れながらもこう答えた。
「はぁ...出会って早々迷子かよ、相変わらずだな」
「あはは…」
「たくー仕方がないなー手伝ってあげるよ、その薬草探し」
「やった!いいの?でも、今忙しんじゃ?」
「いいの、少し休憩がてら散歩してたところ。何心配はないさ。それに、君一人に任せたらいつになるんやら...」
「ありがとう!助かるよ」
そうゆうと私たちは薬草を取りに歩き出した。
「そういやつかさ、君刀握るの何日ぶりだ?」
らいは私に質問して、私はこう答えた。
「うーん?何日ぶりだろ、覚えてないな。一週間以上たつかな?」
そう、この私は春休みだとゆうのにろくにお外に行かず、刀すら握らず。ただ、大好きなゲーム片手にぐーたらライフを送っていた。
「一週間以上!?相変わらずだな、」
驚きつつ、呆れた表情で答えた。
そうゆう話をしたら目の前にスライムが現れた。
「つかさ、腕は訛ってないでしょうね!」」
らいは気合を入れつつ、りこに質問した。
「あぁ、もちろん!」
私は自分を鼓舞するようにそう答えた。
「「はあー!」」
二人は武器を構え、スライムに立ち向かった。
……そして二人ははスライムと戦い勝利した。
「ふぅー勝ったー」
疲れながらも私たちは勝利に喜んだ。
「お疲れ、少し休憩したらいくぞ」
「うん」
私とらいは休憩を終え、再び歩き出した。
…そして目的地に着いた。
「ここだ」
そこにはここ一回じゃ取り切れないほどの大量の薬草があった。
「おー!いっぱい生えてる。こんなたくさん。取れるだけとって持って帰るぞー! 」
「手伝うよ」
「ありがとう。このかごに入れてね」
「了解」
二人は薬草取り始めた。それから数分経ち私たちはかごいっぱいに詰めこんだ。
「ふぅ、こんなとこかな」
「疲れたーこんな大変だったけ?」
「君が動いてないだけだろ(ボソッ)」
「よっし、これを村長さんの所へ持って行こう!」
「おっ気をつけてな」
「え?一緒に届けに行かないの?」
「はぁ?もとはといえば君の仕事だろ。一人で行けよ…僕は刀の修業に戻るから」
「そっか。修業頑張って。じゃあ」
「あぁ、またなー」
「バイバイ」
私たちはここの用事を済ませ、らいは山のほう面に進み。私は村ほうへ向かった。
…途中で不思議な建物を発見した。
ん?あれは何だろう?見たことないな。
それは神社らしき建物と遺跡を発見した。
まっ遠いし、後で行くかー。とりあえず届けに行っと。
私はなりふり構わずに森を抜け、村長さんの家に薬草を届けに行った。
【ここだけのちょこっとメモ】
森に入るには高校生以上が許可無しで自由に出入りできる。
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