いじわる
今回は、男女の絡み中心の会です。賛否両論と思いますが、マンネリ化した回よりはいいのかな?
夜会も終わり、メルティアとシェスターは与えられた自室に戻った。ほどなく、メルティアは、一人で寝られるはずもなく、シェスターの部屋をノックする。
中に入ると、疲れたような難しい顔をしたシェスターがソファーに座っていた。
いつもなら隣にメルティアが来ることを想定して長椅子に腰掛けるのが常であったが今日は一人掛けのソファーに座っていた。
少し不思議に思うが気にならないメルティアはそのままソファーのひじ掛けに頬杖をついて、シェスターを見上げる。
シェスターはメルティアを見ようとしない。
「うん?シェス?何かあったの?」メルティアは聞いてみるが、返事がない。
「ま、いっか。話したくなったら話して。私ここにいるから。」
ソファから出ているシェスターの足に寄りかかり、足に腕を絡めた。
「そろそろ、一緒にベッドで休もう?」
メルティアは言うが、シェスターは真顔でメルティアを見つめてくる。くらくらするほどのイケメンの真顔の破壊力に押されてしまうのだが、それどころではないらしい。
「えっ?シェス?怒ってるの?私悪いことした?」必死に媚びるが機嫌は悪いままだ。
「いや、メルが王大使と踊ってるところ見てたら、僕なんかより、もしかして王大使と一緒になった方が幸せなのかなって・・・」
「何言ってるの?私はもう貴方だけのものよ?」
「じゃ、なんでダンスを断らなかったの?既婚者である事から断れたでしょう?」
「う、うん。断りづらかったの・・・」
「少し・・・かなりショックだったんだよね。そして再認識もしたよ。メルティア・・・君は綺麗だ、愛おしい。でもいつか、僕のもとを去っていくのかもしれないって思ったら、感情が抑えられなくて。」
「う~ん、社交辞令だったんだけどなぁ、そんなに傷つけちゃったの?でもシェスの周りには、いっぱい姫様たちが群がってたし、お互い様かなぁって・・・」
「何言ってるの!全員断るの大変だったんだからね!!」
「あぁそうだね・・・ごめん、謝るよ。」
メルティアはシェスターの額にコツンと自分の頭を軽くぶつけた。
「でも、ちょっと嬉しかった。やきもち焼いてくれたん・・・だっ・・・うっんっ」
突然、シェスターに抱きしめられ、乱暴にキスをされる。
抱えられたままベッドに連れていかれ、乱暴に寝かされた。
「あれ、なに?なんなの?」メルティアは慌てている。
「御免なさいって言ってるのに・・・」
乱暴に服を脱がされ、上に乗られると、両手は抑え込まれて動けない。
「確かに、メルにこんな事できるのは、僕の特権かもしれないね。どうしたら本当に僕の物にできるのかなぁ」かなりアルコールも入っているようで、正気ではない感じだ。
諦めたようにメルティアはシェスターに話しかける。
「いいよ、自由にしていいよ・・・気が済むまで私を貴方の自由にして。」
「・・・」
シェスターは何も言わずに、乱暴にキスをしてくる。痛い、苦しい、息ができない。そのまま、首筋、胸、お腹と強く吸われて酷いキスマークがついていく。
それもどうにも隠しようのない位置も含めて全身につけられてしまった。
息が止まるようなキスをされながら、綺麗で程よい大きさの胸を揉みしだかれるが中心は触らない。
「ああっ」
メルティアは熱い吐息を吐きながら耐えていたが、不意に胸の中心を強く吸われる。
「ああんっっ」一瞬で逝ってしまった。
休ませてもらえない。両胸をしつこく吸われ、あちこち内出血で真っ赤であるが、シェスターはやめない。
「シェス?まだ来てくれないの?息も絶え絶えで呟く。」
シェスターの指が、少しづつメルティアの秘部に近づく。一瞬触っただけで逝ってしまう。すごい濡れ方だ。
そのまま、手でさんざん陰核や陰唇、膣内と執拗に刺激されもう何回逝ったかも憶えていない状況になっている。
もう3時間以上汗と体液でびしょびしょになりながら、メルティアは嬲られ続けて、意識も朦朧としている。
そしてついにシェスターが中に入ってくる。いつもよりもかなり大きい。
「あっ、シェスこれ入らない!無理!!あっっつああああ・・・」体中に電気が走った感覚に襲われる。弾けるように体を反らして耐えるが、すぐに気を失ってしまった。
その後の事は全く覚えていない。
朝になると、シェスターの隣には、ボロボロになったメルティアが倒れるように眠っている。
シェスターもよく覚えていないが、明らかに自分がやった結果が目の前にある。
罪悪感が広がっていく。ドロドロのメルティアを抱きしめるが目を覚まさない。
「メル・・・ごめん。僕がどうかしていた・・・ごめんね・・・」
抱きしめて泣いていると、メルティアの意識が戻る。
「あぁ・・・これでシェスの物になれた?いいよ、私は貴方のもの。この程度で貴方に安心してもらえるなら、いくらでも我慢するから・・・ね。」
「愛している。メル・・・ごめん・・・」
シェスターは泣きながら、空恐ろしいほどの罪悪感に苛まれるが、同時に二人でいる幸せも感じていた。
まあ、反応があればうれしいですが、、、