羽化!!
不思議ナ夢?
こんなのいつ書いたっけ?皆さんは知ってますか?。
蝶ノ神ね・・・ッ!?
誤字、脱字がありましたら報告していただけると幸いデス。それでハ、どうぞ。
変な夢をみてた気がする。
いや、『みてた』か、魔力の使い方、魔法発動の方法、剣、体術の技、それに、加護 恩恵 祝福。
全部分かる。まるで当たり前のことみたいに。
さて、とりあえずは、この繭からどうやって出るか、だけど。 火魔法で燃やす? 私も燃える。
剣術を使う? 剣はどこにあるの?
普通に手で破るか。
カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ
・・・
・・・・・
・・・・・・・
やってられか!!
全然、破けないじゃん!何なの?殴っても凹みすらしないし!あぁー嫌だ嫌だ
ん?なんか聞こえた?
私は、繭に耳を当てて集中すると、
ブーーーン
!?
働き蜂だ!
助けてー!開けてー!ここから出してー!
そんな、願いが伝わったのか外からガリガリ、メキメキ、という音がする。
やった!。これで外に出られる。
「やっと外に出られる。ッ!?。」
私は、今、何をした? 喋った。
喋った?。 喋った!。
キエェェェシャベッタァ!
てゆーか、繭を破ろうとしたときどうやってた?。手で破ろうとした!。
手がある!。足がある!。顔がある!。人間の身体だ!。頭に触角があることを除けば。背中から蜂の翅が生えていることを除けば。
まぁでも、人間に近い身体を手にいれたことには、変わりないし。それに嬉しい誤算もある。
2つの、たわわな果実のことだ!。
前世では、先祖代々、まな板の家系だったから得られなかった、大きな果実!。これで貧乳を、バカにされることはない!。私が喜びに浸っていると。
メキメキメキ
お、繭が破れた。よし!。
「イェーイ、外だー!。」
私はそう言って繭から飛び出し…出せなかった。
「あ、あれ。胸が引っかかって。」
そう、穴が小さくてたわわな果実が引っかかってしまったのである。
その後、「やれやれ。」という雰囲気をかもし出す働き蜂によって救出された。
恥ずかしい。
繭から出るだけで分だり蹴ったりな主人公。先が思いやられます。
楽しんでもらえたら幸いです。それではまた~。




