VS魔神教
今回の魔神教はかなり癖が強いです。
誤字、脱字がありましたら報告していただけると幸いです。
スラム街って聞いたけど、ほんとにスラムってこんな感じなのね。
「お姉様、ここ臭いです。」
「仕方ないわ、スラム街だもの。それより、私から離れちゃだめよ?」
「わかってますよ。」
どこのバカが何してくるかわからない。
そのうち襲い掛かってくるでしょうね。
「よう、嬢ちゃん。」
ほら来た。
「何か用?今急いでるんだけど?」
「俺と楽しい事してかないか?」
「結構よ。貴方とすることなんてないわ。それに、楽しいどころか不快にしかならないわよ。」
適当にあしらおう。それで駄目なら…
「調子のんなよガキィィ!!」
はぁ…
私は、バカの頭を燃やす。
「アギャァァァァァァ!!」
「ふん!」
ついでに、大事なところも蹴っておく。
「よ、容赦ない…」
「お姉様はこういう人ですよ?特に男の人には、容赦なく殺りますよ?」
「ヒエッ!」
サフィーが余計なこと言ってるわね。
帰ったらお仕置きね。
「それで、魔神教が指定した場所はまだ?」
「も、もうすぐです!」
「わかったわ、それとサフィー、覚えておきなさいね?」
「ご、ごめんなさい!」
謝ったら許してもらえると…
「サフィー、その顔やめて。躊躇っちゃうから。」
「むぅ〜!」
サフィーは私の弱点をよく知っているみたいだ。
「仲良いですね。」
マラフィは笑っているが、どこか寂しそうだ。
すぐにリララを助けてあげないと。
私達は、魔神教が待つ旧教会にやってきた。
「おかしいな?その受付嬢は分かるが、そっちは?」
「私の妹よ。魔神教は二人で倒した。」
「なるほどな…」
ペンダントは青、司教か…
ただ、魔神教自体はアルスより弱そう。
「厄介そうなのは魔権か…」
「ん?何か言ったか?」
「いえ、別に。」
私は、サフィーに杖を渡す。
一応…いや、精霊剣使ったほうがいいか。
「リララは、リララはどこ!?」
「リララ?ああ、あの女か。それならここだ。」
魔神教は、リララを引っ張ってくる。
「リララ!」
リララは気絶しており、手足を縛られて倒れている。
私は、目くらましがてら火炎放射をする。
魔神教は、すぐに後ろに下る。
そのすきに、サフィーがリララを回収する。
「下がってて。でも、外に出ないで。」
「はい!」
その時、魔神教からスイカくらい大きさの闇球が飛んでくる。
私は、結界を張って防ぐ。
「ふむ、強いな…」
「そりゃどうも。お得意の魔権は使わないの?」
「そうだな…お前が倒した信者の強さ…ペンダントの色によるな。」
ペンダント…ここは、白って言ってみるか。
「ペンダント?…ああ、あの白いペンダントのことか?」
「白…フフフ、白か。」
「なに?」
笑ってるね。これだけで、次の反応が読める。
「残念ながら、白いペンダントをつけている者は、魔神教の中でも最弱。才能がないやつだ。」
「なっ!なんですって!?」
演技は得意だ。
「そして、俺はそいつよりも3つ階級が上だ。魔神教に勝った事があると聞いて警戒したが、ただの雑魚のようだな?」
うるせー!魔権が無いと弱いくせに!
「そんな…サフィー、私から離れちゃだめよ?」
「はい…お姉様。」
サフィーも演技が上手ね。
というか、私達魔法も結界もリララの奪還も見せたのに雑魚呼ばわりって…コイツ馬鹿だろ。
それに、気配察知で大体の強さ分かるでしょ?
馬鹿だけじやなく雑魚なのか?
「貴方、名前は?」
馬鹿なら『冥途の土産だ』とか言うけど…
「ふん、いいだろう。冥途の土産だ。」
はい、バカ確定。
「俺の名前は、バーカーダ。よく覚えておけよ?」
名は体を表すって言うけど…ここまでピッタリとは。
雑魚で馬鹿で気配察知もできない…よく司教になれたな。
「行きなさい!サフィー!」
「はい!」
私の合図で、サフィーは後ろに走る。
そして、マラフィとリララを回収すると、外に出た。
「妹と、仲間を庇って囮になるか…ふん!いいだろう、じわじわと嬲り殺しにしてやる。」
そこは、速攻で殺して追いかける所だろ!
マジで馬鹿だなこいつ。
「来なさい、妹に、サフィーに手出しはさせない!」
こう言えば調子に乗るでしょ?
「フッ、ではいかせてもらおう!」
ほら来た。
馬鹿の相手も大変ね。
私は、取り敢えず奴を剣で殴って跳ね返す。
「ぐぅ!何という馬鹿力…」
「馬鹿力は私の取り柄なの。」
「接近するは危険か…なら!」
今度は、闇球を撃ってきた。
結界を張って防ぐ…いや、逃げて遠回りに接近するか。
私は、闇球を走り回って回避する。
「フハハハ!逃げるだけか?」
一発も当たってないくせに。
そうだ!あれしてみよう。
私は、横に飛ぶと壁に足をつける。
「な!?壁を走るだと!?」
うん、傍から見ればかっこいいだろうけど、やってるこっちは疲れるだけだね。
視界も変だし。
うん、この雑魚は相手するだけ無駄かな?
私は、一気に馬鹿との距離を詰めて、右ストレートをお見舞いする。
「ブベラッ!?」
すると、馬鹿は変な声を出してぶっ飛んだ。
「うん、もう入ってきていいよ~。」
すると、サフィー達が入ってくる。
いつの間にかリララ起きてるし。
「お疲れ様です、お姉様。」
「魔神教ってこんなに簡単に倒せるのね。」
「ビーノさんって強いんですね。」
みんな勝利ムードだ。
なんか、フラグ立ちそう。
馬鹿を見てみると、普通に気絶していた。
これなら、大丈夫でしょ?
「サフィー、何も来なかった?」
「はい、変なやつは近づいて来ませんでした。」
「それは良かった、灰を作らなくて済むからね。」
ん?どうして、リララとマラフィはドン引きしてるんだろう?
「さて、さっさとトドメを…ッ!?」
そこに、馬鹿はいなかった。
探させば、馬鹿は祭壇にもたれかかっていた。
カイン「魔神教の名前何にしようかな〜。馬鹿だし、バーカーダでいっか。」
バーなんちゃら「解せぬ。」




