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VSアルス6

疲れた。

誤字、脱字がありましたら報告していただけると幸いです。

「さてと、第五候補ちゃん!今行くからね〜!」

「ヒッ」


私は、向かって来る人間に恐怖します。

奴は、全力のお姉様すら倒した相手、それも常に余裕を見せて。

私の結界なんて、簡単に破壊されるでしょう。

私が捕まれば、碌な事にならないのは目に見えています。


「嫌、来ないで。」

「大丈夫だよ第五候補ちゃん、ほら怖くない怖くない。」

「ヒッ」


嫌だ、私、こんなところで死にたくありません!それに、あの人間に捕まったら殺されるどころじゃ済まないはずです。

嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。


「ホ〜ラ、パリーン。」


私の結界は一撃で、それも簡単に破壊されました。 


「こっ、来ないで!」

「大丈夫だよ、俺が沢山可愛がってやるからな〜。」

「ヒッ!た、助けて、お姉様!」


しかし、お姉様はこの人間に何かされたのか、動けません。

お姉様、痙攣しているのでしょうか?

だとしたら、使われたのは麻痺毒、私が回復魔法を使えばッ!?


「きゃあああ!!」


痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い、

手を見れば、私の手はありえない方向に曲げられ、血が出ていました。


「ヒッ!」

「ダメダメ、回復魔法なんて使ったらこわ〜いお姉さんが飛んでくるからね?だから、回復魔法は使わない事。」

「う、うぅ。」


私は、痛みと恐怖で涙が止まりません。お姉様早く助けて!





私の、私の大切な妹が泣いてる。傷付けられてる。助けを求めてる。

私は、どうすれば…


再生ヲ使エ


何、この声?


再生ヲ使エ


再生?再生が麻痺に効くの?




声は聞こえない。

でもやるしかない。

『再生の恩恵』を麻痺に使う。

痙攣が少しマシになった気がする。

よし!これなら「おい!」

アルスの声がする。

なっ!?

私の目には、麻痺毒のついた針とナイフが大量に刺さった妹の姿が写った。

妹は麻痺のせいで何も喋れない様子だが、何が言いたいのかは分かる。


『助けて』


「どうだ?大切な妹がこんなに傷物にされた気分は、そんな中、自分は何も出来ない気分は?」


・・・


「俺は最高の気分だぜ!お前みたいな奴の大切なモノを目の前で壊すのは最高に気持ちいいからなぁ!」


クソ野郎が…


「おうおう、怒ってるねぇ。でも、今のお前には、」


「な〜んにも出来ないからなぁ〜!ヒャヒャヒャ!」


許さない…絶対に許さない ユルサナイ!!


殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス!


「うわっ、凄い殺気立ってる。第五候補ちゃん愛されてるねぇ〜。」


私ノ妹ニ触レルナ!


「でもなぁ〜毒使いの信者に作って貰った特別製の麻痺毒だぜ。怒ったところでどうにもならねぇよ!」


落ち着け私!!

麻痺毒の解毒はもうすぐ終わる!

それまでの我慢だ!

待っててね!すぐに助けて上げるから!

私が、アルスが好きな理由

それは、人前では真面目に振る舞っているけど、中身はクズ野郎。

私も、人前では真面目に振る舞っていますが、根は不真面目で適当なので、実に人間らしいなと思えるからです。

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