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その頃巣では

人間達は動き出したけど、巣の方はどうでしょう。

人間が巣へ向けて動き出した頃




「本当に、申し訳ありませんでした。」


私は今、お母様と姉妹全員から猛烈なお説教をくらっている。

なぜかって?それは・・・



最近、巣全体がピリピリしてる。

もうすぐ人間が攻めてくるかもしれない。

そんな緊張感が漂い、巣全体がピリピリしていた。

そんな雰囲気に妹は疲れてしまっている。

そうだ!ドッキリを仕掛けてみよう!

ドッキリは人を笑顔にするからね!

取り敢えず準備をしないと。

私は、“あるドッキリ”を仕掛ける為の準備に取り掛かった。



3時間後、

よし!準備オッケー

後は働き蜂に妹を呼ぶように言ってと、フフフ、あの子が驚く姿が目に浮かぶわ。






お姉様に呼ばれているですが、一体何の用でしょう?

っ!?

これは、血の臭い?…お姉様!

巣の中で血の臭いがするなんて、お姉様に何かあったに違いありません!

私がお姉様の部屋に飛び込むとそこには、

心臓を貫かれたお姉様の姿がありました。


「お姉…様?。返事を…して下さい。お姉様!」


私はお姉様に声を掛けます。

しかし、返事は返ってきません。


「お姉様、そんな…う、うわああ「バアァーー!!」ぎゃあああああああ!?」


私の悲鳴が巣全体に、そう!巣全体に広がりました。


「どうしたの!?」

「何事ですか!?」


他のお姉様とお母様が駆け込んで来ます。

そして、腰を抜かした私と、全身血まみれのお姉様を見て、訳が分からない、という様子でした。





という事があり、事実を話すと何言ってるのか分からないくらい叱られ、今も尚、次は誰が叱るかと、全員が叱る準備をして待っている。

すると、お母様が前に出て。


「取り敢えず貴女の事情は分かったから、何か言うことは?。」

「本当に、申し訳ございませんでした。」


このセリフを言うのはもう3回目だ。

少なくとも、後2回は言うことになりそうな気がする。いや、もっと多いかもしれない。

私は、妹に助けて欲しいと目線を送る。すると、


「ふん!」


目線を逸らされた挙げ句、『ふん!』と言われてしまった。

まさかと思うけど、嫌われて無いよね?

どうしよう、妹に嫌われたかもしれない。



もうすぐ人間達が攻めてくるというのに、ウチの主人公は・・・

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