VS冒険者1
本格的な戦闘シーンを書いて見ました。これでどうでしょう?。
「そこの冒険者。」
私が、声を掛けると冒険者達は一斉に臨戦態勢になった。
「最近、冒険者を見かけると急に光る玉を投げつけられるの。それに、私達の事をいろいろと探っているようなの。何か知らない?」
私がフレンドリーに話しかけると、
「いや、知らないな。」
そう、双剣を持つ男が答えた。
「ふぅん?ならいいわ、他の人間に聞くから。」
私はそう言って大剣を取り出す。
「じゃあ、逝ってもいいよ。」
そう言って『爆炎球』を撃ち込んた。
大剣を構えていたんだ、突然の魔法に対応出来なかったんじゃないかな…へぇ。
煙が晴れたそこには、結界を張り、無傷の冒険者がいた。
「俺とビルで抑える!二人は援護してくれ!」
双剣持ちの男が指示を出す。
コイツがリーダーかな?なら、
私は距離を詰めると、リーダーの男を真っ二つにするべく、大剣を横に振るう。
しかし、それに気付いたリーダーの男は、すぐに後ろに飛び剣を回避する。
私は、人外の筋力をフル活用し、大剣を無理矢理反対に振るった。
しかしそこに邪魔が入る。
フルプレートアーマーの重戦士が私に向かって、バトルアックスを振り下ろしてきた。
私は大剣を握る手を少し緩め、大剣を振ったまま横に飛び回避する。
バトルアックスを回避することは出来たが、手を緩めたことでリーダーの男には剣先が少し当たる程度で終わった。
「クソッ!」
リーダーの男は、回避しきれなかったことに、悪態をつく。
私は横から何かが飛来するのを感じ、結界を張る。
案の定、風魔法が乗った矢が私の顔めがけて飛んで来ていた。
結界が間に合ったことで、矢は結界弾かれる。
しかし、私の懐に双剣を構えたリーダーの男が飛びこんでくる。私は、バク転でもするように飛び、男を蹴り上げる。
「グハッ!?」
男は、面白いように後ろに飛び背中から地面に倒れ込む。
「アレックス!!」
フルプレートアーマーの重戦士が声を上げる。
あいつは男のようだ。
横から飛んでくる矢と魔法を結界で防御すると、リーダーの男にとどめを刺すべく走り出す。
そこに重戦士の男が割って入る。私の振り下ろした大剣は、重戦士の男が左手で持つ大盾によって受け流される。
重戦士の男は再び私にバトルアックスを振り下ろす。私が回避した先には、3本の矢と5つの火球が飛来していた。
私は、結界の強度を高めて防御する。矢と魔法は防御出来たが、リーダーの男に回復するすきを与えてしまっ…は?
私の目には、回復魔法を使う重戦士の男の姿が写った。
訳が分からない。あいつは重戦士じゃ無いのか?
しかし、回復魔法を使う姿は、まるで、私の妹のようだ…そうか!
「お前、その姿で神官か。」
重戦士だと思っていた男は、神官だった。
戦闘シーンは、書いていて楽しいです。もっと増やしてもいいかも。




