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妄想は光の速さで。  作者: 大嶋コウジ
第10重力子 イトシノイモウトヨ -お助け少女 アイナ-
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アイナの詩:「私は素敵なお助け少女!」

春が訪れ

とても嬉しい

だって可愛い制服だもん

お兄ちゃんに見てもらって

褒めてもらえば エネルギー100%


通学時間は長いけど

お兄ちゃんが通ってた学校だから

同じ教室

同じ下駄箱

校門の桜は綺麗だね


大好きなお兄ちゃん

素敵な助手になるからね



秋になって

少し憂鬱

だって色んな人に嫌われてる

お兄ちゃんはやさしいけれど

頭を撫でてくれてもエネルギー10%


通学するのはイヤだけど

お兄ちゃんの通ってた学校だから

同じ図書室

同じ体育館

校庭の片隅にダリアの花


大好きなお兄ちゃん

元気な笑顔を取り戻したい



謝って許されるのかしら

別れるのは辛いけど

大事な学校だったけど

行くのが怖くなっちゃった


大好きなお兄ちゃん・・・

大好きなお兄ちゃん・・・



季節がまわる

時が流れる

だけど私は変わらないまま

お兄ちゃんは大きくなったね

今度は私から エネルギー120%


弱い気持ちでいたけれど

今は女神の候補生

私の家

私の部屋

庭にあるアジサイの花


大好きなお兄ちゃん

私は素敵なお助け少女!


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