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シャーレの詩:「許してあげる」
恨みの炎に焼かれ
漆黒の炎と化して
私は苦しみの世界にいた
ただ愛を注いだだけなのに
あなたとの関係を知らなかっただけ
幼き友達
泣いたりするとすぐ独り言
何て可愛い子
だけど
私を苦しみに落とした・・・
私の言葉は世界から無視され
永遠の煉獄の中
炎・・・炎・・・
分かるかしら
炎・・・炎・・・
知ってるかしら
あなたもいずれ落としてあげる
怒りの炎に焼かれ
残酷な炎になって
私はあなたのそばに立った
何故命を得てしまったの?
あなたとの関係を持ってしまったの?
古き友人
今でも好きなのね、独り言
何てバカな子
だけど
私に生命を与えてくれた
いいわ、少しはあなたを助けてあげても
何て変な格好かしら
あなた・・・あなた・・・
信じられない
あなた・・・あなた・・・
覚えていないの?
これが終わったら落としてあげる
だけど
私も慰められてた
恨みに疲れたのかも
いいわ・・・いいわ・・・
許してあげる
いいわ・・・いいわ・・・
自分も許すから