表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
紋章憑き~世界最強の男がやって来た世界は、キスもエッチも無い世界のようです  作者: 琴崎大寿
第一章 ワケも分からぬまま、この世界で最強を目指すことになりました
44/61

44

「じ、じ、冗談を! い、い、いきなり何を言い出すのか」


「いや別に冗談で言ってるわけじゃないけどな」


これは嘘偽りのない本当の気持ちだった。ただ、例えるなら『好きか嫌いかどっち? どっちか選んで』と聞かれて答える感覚的な『好き』だが。嘘は言っていないよな? うん、嘘は言っていない。隼人は自問自答した。


だが、そんな気持ちで隼人が口にした『好き』という言葉はナスターシャの心を拐かすには十分すぎる効果を持っていた。


「……ほ、本気で言ってるのか? 会ってまだ一日と経っていないのにか? それなのに、もう私を『好き』だと言うのか?」


「なんか必死だな。そんな嫌か?」


「イヤと言うか、だな……その、何だ……そ、そのような事を向かってハッキリと言われたのは初めてでな……」


「は? 嘘言うなよ。絶対モテるだろ?」


「う、嘘ではない……本当に初めてだ」


ダンダークからナスターシャが『世界四大美女』の一人と聞いていた隼人からしてみれば到底信じられない話なのだが、ナスターシャの口ぶりからしても嘘を言ってるようには見えない。


こんな美人がねぇ。あまりに美人過ぎてか? 高嶺の花的な感じか? などと考えてしまう。隼人にはそれくらいにしか、男が近寄らない理由が考えつかない。

まあぶっちゃけ、事実上ナスターシャを手にした隼人からしてみればどうでもいい話だ。


ベッドに座る隼人は、自分の横をポンポンと叩いた後、来い来いと手招きしてナスターシャに隣に座るよう促した。


ナスターシャはものすごく胸がドキッとした。今まで生きてきた中で男性にそんな風にされたことがなかった。何て言うか、幼い子供に優しく接するときのような態度にナスターシャは悪い気がしなかった。


「よ、横に座るのか?」


「オレが行ってもいいけど?」


一瞬たじろぐ仕草を見せたナスターシャが怖ず怖ずと隼人の横にちょこんと座った。


「……ほ、本当にするのか?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ