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№12 灼熱のタッグマッチ、アーサー&アリエルVSガラハット&パーシヴァル 

 戦いは続く。


 第7宮に3人が辿りつくと、円卓の闇騎士ガラハットとパーシヴァルが待ち構えていた。

 宮には煌々と松明が灯され、それまでの暗闇の宮と違った様相を呈していた。

「ガラハット、パーシヴァル」

 アーサーは2人の騎士の名を呼んだ。

「ついにここまで、来られましたか、流石はアーサー様」

 細身の身体に釣りあがった目のパーシヴァルは慇懃に平伏した。

「アーサー様、さあ、我等と雌雄を決しようではありませんか」

 大男のガラハットはそう言うと、豪快に笑った。


 すらり、アーサーは聖剣エクスカリバーを腰の鞘より抜き身構える。

「私も戦う」

 アリエルはアーサーに寄り添い、ミドルソードを抜いた。

「姫」

 パーシヴァルは細身の剣を顔の前で立て、歪んだ表情を見せる。

「アーサー様に勝利し、エルフの小娘との宿怨も絶つ・・・これはまたとない好機」

 ガラハットは不遜な態度で2人を挑発する。

「・・・・・・」

「・・・・・・」

 じりっ、じりっ。

 4人互いに間合いをつめる。

「いくぞっ!」

 ガラハットが叫ぶ。

 先手をとり動き出したのは、闇の騎士達。

 ガラハットは大斧を豪快に振り回し、己の眼前でぴたりと止める。

 パーシヴァルは素早い身のこなしで飛びあがると、斧の上に乗った。

「ダーク・スカイデッド・ハリケーン!」

 騎士達は技名を叫ぶと、ガラハット大斧を思いっ切り振るった。

 パーシヴァルは遠心力が一番かかるポイントでつま先を蹴り、アリエルに標的を定める。

 右手を延ばし、細身の剣を突きあげると、激しく回転し、風を切り唸りをあげて迫る。


「アリエル!」

 アーサーは叫ぶ。

「分かってる!シャイニング・シールド」

 彼女はミドルソードを正面に構えると、光の加護を受けた防御壁が現れる。

「無駄だ。我等のダーク・スカイデッド・ハリケーンの前ではいかなる防御も意味もなさない」

 2人の奥義に絶対の自信を持つ、パーシヴァルはそう言い放った。

 光の壁にぶち当たり、轟音響き宮が揺れる。

 光に遮られたまま、パーシヴァルのスカイデッド・ハリケーンは回り続ける。

「いつまで、もつかな」

「くっ!」

「アリエル!」

 アーサーは割って入り、エクスカリバーを一閃する。

 ガキィン!

武器がぶつかり火花が散った。

ガラハットが大斧でエクスカリバーを止める。

「ふははは、姫っ!チェックメイトですな」

 パーシヴァルは勝利を確信した。



 タッグマッチ戦。

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