第9話 『別れ際』
皆さん、大変遅くなってしまい申し訳ございません。どうもこんにちは、ムドゥーです!
二日間とも旅行へ行ってしまい、その間は全てをリラックスさせたかったので一度この「小説」のこともリセットさせていただきました。
例えリセットしたとしても、今回の回は過去1で盛り上がる恋愛編になっております。
実際には、一度も恋をしたことのない男が全力を振り絞りながら書きましたので...
楽しんでお読みください!!
もうすぐ彼が店を去ってしまう。そうと分かっていても行動に移せないのが心痛いところなんだけれども。こんな時にはっきりと思いを伝えられなきゃ私の恋もそこまでだったと言えるのだろうけど。私はただ、彼を見つめてばかり。
祐也 『昂矢さん、もうすぐ店辞めちゃうんですね?』
昂矢 『そうなんだよぉ〜、一ヶ月あっという間だったな(笑)』
祐也 『えーっ、何だか悲しいです...せっかく話せるようになったのに』
昂矢 『でも良かったじゃん、みずきさんとも話せるようになったし!』
祐也 『それはそうですけど...やっぱり悲しいっすね?』
そう、彼は一ヶ月もすればまたどこかへ行ってしまう。分かってはいても何もできない自分に腹が立つだけで、一層のこと忘れてしまいたいくらいなのにまたも痛い胸の内を引きずっている。
みずき 『どうしたの、優華ちゃん!』
優華 『先輩、いやぁそろそろ彼がいなくなっちゃうなぁって(苦笑)』
みずき 『何ぃ〜、めっちゃ気になるんだけど?』
優華 『何でもないですよぉ〜(笑)』
みずき 『でもまぁ、最後くらい思いきって言っちゃえば!』
優華 『えっ、先輩...知ってたんですか??』
みずき 『そりゃね、あんだけ彼のこと見つめてたらね〜?(笑)』
優華 『せっ先輩っ!///』
みずき 『あぁ言う鈍感男には直で言わないと何にも始まんないよ?』
そんなことくらい分かってはいる。でも、彼になんて話しかけたら良いか...まずはそこから始まらないといけなかった。こういう時にもう少し大人になれたら良いのに、恥ずかしさといい緊張感といい色んなものが込み上げてくる。
みずき 『久々にまた帰ってみたら、二人きりでさ?』
優華 『上手く言えるかな、私...分からないんです』
みずき 『仕掛ける前から決まってる事なんてないよ、大丈夫大丈夫!』
優華 『うーん...』
自身なさげに下を見る優華ちゃん。確かに彼女はずっと前から昂矢君のことを好きだった。それを誰よりも近くで見てきたあたしだからこそ、誰よりも深く考えてしまうのかもしれない。悩みの種はひとつだけ、これさへクリアしてしまえば後は楽勝なのにね。
優華 『昂矢君、お疲れ様!』
昂矢 『おう、お疲れさん優華ちゃん!』
優華 『今日、一緒に帰らない??(笑)』
昂矢 『良いよ、帰るか久々にな!(笑)』
優華 『やったね、ありがとう!!』
凄く嬉しかった。彼と帰ることは良くあっても中々こうして直に彼に話しかけることなんて一度もなかったから。私なんかでも振り向いてくれることにとても感激していた。
上を通るのは中央フリーウェイ。該当の一つ一つがキラキラと光り輝いている。夜中の時間を二人で歩くのは久しぶりなことな気がしてそうでもない気がして。あの子が思っていることなど薄らではなくはっきりと目に見えていた。
優華 『またここで"じゃあね"だね!』
昂矢 『グッ...』
優華 『えっ...何っ??』
昂矢 『悪い、またあん時みたいになりたくねえからさ...』
優華 『やっと...ありがとう』
昂矢 『今まで辛い思いさせちまって悪かった、だからもう少しこのままで良いかな?』
優華 『うん...でも、ちょっと苦しいかも(苦笑い)』
少し肌寒く感じたのか知らないけど、勝手に体が彼女を抱きしめた。とても柔らかく小さな体はとても暖かった。俺は何も考えずに抱きしめ続けたんだ。少しでも他のことを考えたら彼女がいなくなってしまいそうで。
二度もこんなダメ男のために振る舞ってくれた。どんなに辛い思いをしても俺の帰りを待っていてくれた。そう、これこそが本当の恋であり...愛なんだ。誰にも真似できない同じ夢を見ているかのように二人は溶けていった。
過去のことは忘れられない一つの思い出になる。
今ここに、優華と昂矢の二人の恋の行方が明らかになります!
個人的には、マックスに盛り上がる回となっておりますのでお楽しみに!!




