第4話 『優華の思い』
こんにちは、ムドゥーでございます!
皆さん、夏はとうに過ぎて新しい日々や生活を迎えている人が多いと思います。
あまり無理をせずに、息抜き程度に僕のこの作品を読んでもらえたら嬉しい限りです。
ここ、乗り越えて行きましょ!
何か要望などがありましたら、ドシドシコメントの方お待ちしております。
あの人がいなくなったから、何もかもが変わっていった。あんな思いを誰かに寄せたことなんてなかった。別に重い女な訳でもないし、彼を軽い男だなんて思わない。あんな別れ方をしたのも周りのせいにしていたことは事実。
そもそも彼には、大きすぎる夢があった。一途に何かに対して取り組む姿も、無理して疲れちゃう姿も誰も好きだった。また会えたなら何をしたいかって、それはもちろんあの時と同じように接しているだけで良い。
ただそれだけで。
仕事も普通に終わった。少し疲れてるのかな、また一人で帰るのかあの道。私もまだまだ未練たらたらだなぁ。決して帰っては来ない人を未だに待ってるなんてね。
後日...
昂矢 『そういや新人君は可愛いと思う女の人とかいるの?』
新人君 『関原優華さんです、俺よりもずっと年上で素敵なんですよねぇ〜』
昂矢 『(やっべえ...とてもこいつに優華ちゃんと一緒に帰ってたなんて言えねぇ)へぇ、なるほどね』
新人君 『それにしても驚きですよ、いきなりみずきさんを色目で見ろだなんて?』
昂矢 『そういやその約束、しっかり続けてんのか!?』
新人君 『この間、見つめてたら "どこ見てんだ!" って怒られましたよ〜(笑)』
昂矢 『はははっ、そりゃぁ面白えな!(笑)』
そうしているうちにバイトが終わり、休憩室に向かった。何ら変哲のないいつも通りの休憩室に君がいたんだ。こちらを振り向いて、暗闇でよく見えないからかジッと見つめてくる。その視線はあの時と変わらない。
優華 『はぁ、スケジュールスケジュールと』
昂矢 『新人君、お疲れさんだな今日もよ〜!』
新人君 『本当ですよね、まじで疲れちゃいました(笑)』
優華 『えっ...こっ昂矢君??』
昂矢 『よう、優華ちゃん?』
新人君 『おっお二人さんはご知り合いで...?』
それはお互いに予期せぬ展開だった。まさか夢の中にしか出てこないはずの彼が平気な顔をして休憩室へ。本当にどうしたものかな、いざって時に何も言葉が出てこないよ。ていうか、彼がどうしてこの店に戻ってきてるの。
優華 『どうして、ここに??』
昂矢 『ちっとな...この店の主さんにヘルプを電話で頼まれてな?』
新人君 『関原先輩、お疲れ様です!!』
優華 『お疲れ様、今日は自店舗だったんだ?』
新人君 『はい、先輩はヘルプだったんですか!』
ごめんね、今はあなたと話しているようで私の目には彼しか写っていない。彼はいつもと変わらない笑顔を見せて、あの時と同じように話しかけてくれた。
新人君 『先輩、聞いてます??』
優華 『あっごめんごめん、今日はこれで終わりなのね二人とも!』
新人君 『はい、お互いにお疲れ様ですね!』
昂矢 『俺はもうちょいここにいようかな、大学の課題終わらせねーとな?』
優華 『私もかなぁ、店長に任された仕事が残ってるし』
新人君 『えーっ昂矢さん、せっかく一緒に帰れると思ったのにぃ!』
昂矢 『悪い悪い、今度飯食い行ってやるからさ?』
新人君 『よっしゃあ、まじすかやったぜ!』
流石は新人君。ノリと勢いだけは俺たち以上にあるもんだ。と同時にかつての俺の姿を見ているようで少し懐かしみを覚えていた。その後、新人君は帰って行き休憩室は俺と優華ちゃんの二人きりになった。
さて、続きを始めようか?
さて、今回も読んでいただけたでしょうか!
いつもの注目点を探っていきましょう。今回の注目点はタイトルにもなっている「優華の気持ちの表現」です。
かつてを振り返る描写がこの後待っているので、お楽しみに!!




