第2話 「みずきさん」
こんにちはムドゥーです!
夏はあっという間に過ぎていき、少し肌寒くなって参りましたね。寒冷蕁麻疹持ちの僕としてはかなりキツいシーズンの幕開けです。
またしても、思い出物語を掘り起こして書いてみました!
ぜひ読んでみてください!
みずき 『はぁ、まーた同じとこでミスってんじゃん!』
新人君 『すっすみません...』
みずき 『もういいよ、休憩行ってきな?』
新人君 『はい。』
はぁ、なんで俺が呼ばれてまたここに来なきゃいけないんだ。そりゃあ、ここには感謝してる。ここに来なきゃ恋にすらありつかなかったから。でも、恋に敗れ諦めたのもまたここだった。店に行くまでの道はどこか懐かしい。色んな記憶を掘り起こしながら歩みを進めていく。
新人君 『はぁ、またやらかしちまった』
店長 『どうかした、元気ないじゃん?』
新人君 『いやぁ、実は...』
ピンポーン...
店長 『あっ昂矢だ、はーい?』
新人君 『誰っすかそれ?』
ガチャ...
昂矢 『こんにちは、店長(笑)』
店長 『おう、よく来てくれたね!』
昂矢 『あの店長、結局何のために俺をここへ帰したんですか?』
店長 『そうか、そういや言ってなかったな?』
新人君 『(...この人は誰なんだよ?)』
店長 『あっ、そう言えば紹介してなかったね?』
新人君 『この人がその...助っ人とかいう人ですか店長?』
昂矢 『助っ人なんてものじゃないよ、一度辞めたんだから?』
みずき 『ったく、いつまで休憩してんのあの子〜?』
まったく、あの子はいつもやらかしてばかり。そりゃ私の心に疲れもグッとくるはずだよ。あーあ、こんな時に彼が居てくれたらなぁ。そんなこと思っても来てくれるはずもないんだけれど。
みずき 『もーっ、いつまで休憩してんの?』
昂矢 『みっみずきさん...えっ!?』
みずき 『えっ、村松君...?』
決して変わりはしない。彼女はあの時の姿のままで美しく。俺はそんな彼女を目の前にして何一つ話せずにいた。もちろん相手側も同じような感じだった。俺が本気で恋をした女性が目の前に現れた。もちろんこの店に来れば会う可能性もあるとは踏んでいたがさっそくのお出ましとは。
みずき 『とっとりあえず話は後でね、この子もらってくから!』
店長 『昂矢、どうだった久しぶりに会った感想は?』
昂矢 『めっめちゃ綺麗でしたっ!///』
店長 『上に行けばいるから早速働いてもらうよ?』
昂矢 『分かりました、俺頑張っちゃいますよ!』
半分浮かれ気分で仕事場に向かったが、そこで目にした光景はあまりにも過去とは違うものだった。悲しいことに人は笑顔を失いつつあり、あの暖かい雰囲気はどこかへと消えてしまったかのように。ここで初めて気がついた。店長がここへ俺を連れてきた意味を。
どうでしょう!
読んでいただけたかと思いますが、今回の注目点としてはやはりかつて思いを寄せていた女性の「みずき」に再び再開したところにしました。
声にならない声をあなたにも届きますように!




