1章の登場人物紹介
【登場人物】
■ベリル 16歳 男性 主人公
火属性魔導師を父に持ち、全属性適性を所持する死属性魔導師。『魔神殺しの大賢者』の末裔。
全属性適性の多大な恩恵を受けているが、努力を欠かさず朝晩の鍛錬を日課とする。
農業と狩猟経験があり槍と弓を多少使えるが、我流のため一流の技量には程遠い。
生まれ育った環境が影響し、性格はひねくれており、面倒くさがりで割と適当である。
田舎出身の為か、お金にはあまり執着しない。
顔は良いらしいが、父親の悪評でモテたことがない。
目立たず落ち着いた環境を好むが、被害を受けると攻撃的になり報復も辞さない。
睡眠を妨害されることを特に嫌うので、起こす際は注意が必要である。
父親の再婚相手の連れ子を巻き込まないために故郷を出たが、周囲で起こる様々な事件に巻き込まれていく。
アスタロートが召喚したアークデーモンのグレースと出会い、人生の伴侶とした。
様々な魔法を修得・改良し、生活面に影響する魔法を開発する事が多い。
得意魔法は死属性魔法と無属性魔法。風属性魔法も割と良く使う。悪魔召喚陣でレッサーデーモンまで召喚が出来る。
約三千二百年前に『魔神殺しの大賢者』が行った混沌の勢力との『ディメンション・クロスポイント』の封印を探し、その魔力充填を高位悪魔アスタロートに依頼される。
■グレース 16歳 女性 メインヒロイン 初登場:26話
アスタロート配下のアークデーモンが1柱で、配下の中で序列第3位の実力者。
無・火・水・風・闇・暗黒・死属性の複合適性所持者で、高い魔力を持つが近接戦闘も得意。
顔がよくスタイルも抜群だが、灰色の肌を持つ以外人間と見た目に変わりがない。
若い故に未熟なところが目立つものの、今後の成長を期待されたアスタロートの秘蔵っ子。
ベリルの補佐としてアスタロートに召喚され、ベリルに全力でプロポーズをされたと勘違いする様なおっちょこちょいさん。
誤解ではあったが、すぐにお互いを受け入れ結婚に至る。
悪魔に不似合な程純真な心を持っており、ベリルに不利益や不都合が起こると見境が無くなるという困った所がある。
■アスタロート 年齢不詳 男性 初登場:21話
魔界の高位悪魔にして大公爵。命名者でもある『魔神殺しの大賢者』に召喚され、テドロア西の遺跡で『ディメンション・クロスポイント』の封印を三千二百年以上に渡り守護してきた。
他にも司るものがあるらしく、本体は常に魔界にいる。地上には分体を複数飛ばしており、封印の防衛を配下のアークデーモンに任せている。
その実力は分体であってもテドロアの街を即座に消滅させるほどである。
長身で顔は凄まじく良い。悪魔の特徴である角と翼を持つが、牙は無い。恐らく作中最高のイケメン。
ベリルに『魔神殺しの大賢者』が行った混沌の勢力との『ディメンション・クロスポイント』の封印を探し、その魔力の充填を依頼した。
配下を多数持ち、その1柱であるグレースをベリルの手助けとなるべく召喚した。
【家族】
■ライアック 36歳 男性
ベリルの父親。火属性魔導師で『魔神殺しの大賢者』の末裔。金と女にだらしがない。
家に金を入れたことがない程で、常に複数の女性と交際している。
そのせいでベリルが幼い頃、妻に愛想をつかされ離縁されてしまう。
六カ国統合の1年後にハンナという女性と再婚した。
■ハンナ 29歳 女性
ライアックの再婚相手。ベリルと相性が悪いらしい。
ベリル冤罪計画に同調する。
■シア 14歳 女性
ベリルの父親が再婚したことにより、ベリルの義妹となった少女。
父親の再婚相手の連れ子で、陰謀に巻き込まれそうになった。
【テドロアハンターギルド関係】
■シュタイナー 53歳 男性 初登場:9話
テドロアハンターギルド のギルドマスター。
自宅で猫を飼っているが良く逃げられるらしい。
良くギルドの指名依頼として捜索依頼を出していたが、
ベリルの活躍?のおかげでアレクシアにバレて正座の上こってりと絞られた。
■アレクシア 24歳 女性 初登場:8話
テドロアハンターギルドのサブギルドマスター。光属性適性を持つ魔導師。
眼鏡はしていないが出来る秘書といった容姿をしているのだが、若干ポンコツ気味。
シュタイナーを叱り飛ばす事が出来る為、皆に押されてサブギルドマスターになったという経緯を持つ。
■ユニー 20歳 女性 初登場:5話
テドロアハンターギルドの職員。
主な担当は案内窓口係。割と冷静沈着で優秀な職員。
■テレス 22歳 女性 初登場:8話
テドロアハンターギルドの職員。
主な担当は買取窓口係。容姿はおしとやかな美人。
観察眼に優れるが、動揺すると大きな声を出してしまう癖がある。
■ゲラン 49歳 男性 初登場:5話
テドロアハンターギルド所属のベテランハンター。
ムキムキの筋肉にやたら日焼けした肌の中年の男。お節介焼き。
作中名前が無かったので作りました。
■ケヴィン 60歳 男性 初登場:17話
テドロアハンターギルド所属の追い込み猟専門のハンター。追い込み猟チームのまとめ役。
ストークという狼をパートナーにしている。
子供は既に独り立ちし、初老の妻と二人暮らしをしている。
■ブレッド 46歳 男性 初登場:21話(名前のみ)
テドロアハンターギルド所属のベテランハンター。
ベリルの報告を確認するためにハンターギルドから出した指名依頼を受けて、テドロア西遺跡の調査に単身赴いた。
■ハンス 37歳 男性 初登場:20話(名前のみ)
テドロアハンターギルド所属のベテランハンター。パーティー名不明。
ベリルがテドロア街西側の魔物を殲滅した翌日に、殲滅現場後を発見したハンターパーティーのリーダー。
■エグザス 27歳 男性 初登場:20話
テドロアハンターギルド所属の中級クラスのハンター。パーティー名不明。
正義感が強く、困難な時でも常識を発揮できる数少ない人。
■ジョグ 32歳 男性 初登場:21話
テドロアハンターギルド所属の中級クラスのハンター。
地元出身のメンバーで構成され、地理に明るいことから堅実な仕事をする事で定評があるパーティー「晴耕雨読」のリーダーを務める。
ハンスの報告の確認の為、リーティルのパーティー「ムーヴメンツ」とテドロア街西側で合同調査を行った。
調査からの帰還途中にアスタロートと出会い、その伝言をハンターギルドにもたらした。
■リーティル 27歳 女性 初登場:21話
テドロアハンターギルド所属の中級クラスのハンター。
メンバー全員がテイマーの能力を持つパーティー「ムーヴメンツ」のリーダーを務める。機動性を活かした仕事は早く、パーティーの評価は高い。
ハンスの報告の確認の為、ジョグのパーティー「晴耕雨読」とテドロア街西側へ合同調査で合同調査を行った。
調査からの帰還途中にアスタロートと出会い、その伝言をハンターギルドにもたらした。
【テドロアシーフギルド関係】
■ブレイズ 50歳 男性 初登場:30話
テドロアシーフギルドのギルドマスター。ムキムキマッチョのツルピカ。
国家の諜報機関員。ノックとは扉を殴りつける事を指すらしい。
ハンターギルドの扉を破壊した実績を持つ。
ベリルにラゲル神国を混乱に陥れた謎の組織と似た怪しい組織の調査を依頼する。
■ギャリー 21歳 男性 初登場:29話
シーフギルドの連絡員A。チンピラ。
グレースが召喚したシャドウデーモンの風魔法で吹き飛ばされた。
■チェス 20歳 男性 初登場:29話
シーフギルドの連絡員B。チンピラ。
グレースが召喚したシャドウデーモンの風魔法で吹き飛ばされた。
【テドロアの街関係】
■ポワン 42歳 女性 初登場:3話
大木の小鳥亭の女主人。未亡人。
値段がお手頃な上、料理が美味しいと評判のお店を切り盛りしている。
安い値段でお腹一杯になってもらいたいというのが信条だが、お客が多い分消費する食料も大量になる為、いつも食料確保に頭を悩ませている。
■マックス 40歳 男性 初登場:3話
テドロアの街の衛兵にしてこの道20年と称するベテランの門衛。既婚者。
とても面倒見が良い。家には愛する妻に息子と娘が一人ずついるらしい。
■イワン 19歳 男性 初登場:3話
テドロアの街の衛兵にして新米の門衛。独身。
とても人が良い。年の離れた弟が居り、溺愛しているらしい。
ちょっと時間があったので投稿しました。
第二章開始はもう少し時間がかかります。




