5.いざっ!!初ダンジョンボス?
俺は魔法と銃の使い方を覚えるためにゴブリン狩りをしていた、ゴブリンは約200体ほど倒したと思う、2,3体で出てくるときもあれば10体ぐらいで襲ってくる時もあっただから結構な数倒せた。
それで分かったことがある、まず魔法銃の方は込める魔力が調整できることと銃の中に魔力?を込めることができるみたいだそれと魔法を使うように銃をに魔力を込めると銃でも杖の役割ができることと属性の弾ともいうべきかそんなものも作れるみたいだ、ただ銃に込めることのできる属性は俺が使える魔法と無属性限定みたいだ、火とか土とかはあるかわからないが使うことはできなった。
そして魔法は同時に使えることが分かった同系統はもちろん多系統も同時使用できるみたいだただ多系統を同時使用すると同系統を使うよりも疲れるんだよな、それとLvを上げると使える魔法が増えることが分かった、それとやっぱり想像してたみたいにMP的なものはあるっぽいモンスターを倒してたら何かが減っていくような感じはあるし使いすぎたらめっちゃ疲れるんだ、たぶん使いすぎたら倒れるんじゃないかな。
それと増えた魔法はそれぞれ3つずつ増えた。
【Status】
名前 :榊原 孝一
称号 :初めての探索者、七つの大罪の探索者
スキル:早熟、鑑定Lv1、身体強化Lv5、五感強化Lv5、魔力強化Lv5
魔法 :雷魔法Lv3、風魔法Lv3、水魔法Lv3
〈魔法〉
雷魔法:・サンダーショット
・雷撃
(雷を腕に数秒間纏わせることができる)
・雷速
(雷を足に数秒間纏わせることができる)
風魔法:・ウィンドカッター
・風車
(風を発生させる、相手の嗅覚を奪うことができる)
・砂嵐
(風と砂を同時発生させる、相手の視覚を奪うことができる)
水魔法:・アクアボール
・アクアウォール
(水の壁を周囲に作り出す)
・アクアヒール
(水の膜を作り内部で回復が起こる)
「意外と使いどころ限られるやつとかもあるなーそれに遠距離の攻撃魔法が初球だけで、近距離は雷魔法だけだもんな、風魔法と水魔法の新しく使える奴はデバフとバフだもんな魔法によって使う系統があんのか?あと鑑定のレベルが全然上がらないな・・・使いまくるしかないかモンスターのドロップアイテムにも使えるならモンスター自身にも使えるだろ、よしここでの戦闘にもなれたし次の階層に行くか」
俺は次の階層に進むことを決め近接・遠距離どちらもすぐに切り替えれるように武器を変更し、見つけていた魔法陣へと向かい次の階層へと進んだ。
【装備】
〈武器〉右手:短刀、左手:魔法銃・丸い盾、腰ベルト:手斧・短剣
******************************
次の階層は洞窟型なのは変わらないが少し変わった作りで、迷路型になってるみたいだった、所々に横穴があったり、道が別れてるところもあったそれに行き止まりもあった
それとモンスターもゴブリンから変わりコボルトに変わっていた、コボルトは二足歩行で歩く犬みたいなやつだ生意気にも武器を持っていたり、防具を着けてるやつもいた。だけど単体でしか出てこないから楽勝だ。
【Monster】
名称:コボルト
説明:犬型の魔物、二足歩行で歩き集団で襲ってくる
ふと思ったんだがゴブリンやコボルトはどうやって武器や防具を取得してるんだろうか?こいつらの頭じゃ武器なんて作れるわけないことはわかる、だってこいつらバカすぎるんだよなもう少し頭を使えば俺に攻撃を当てれるはずなのに頭使わないから俺は一度も攻撃を当てられたことがない。このダンジョンを用意したのはあのスライムぽいし提供でもしてんのか、俺を殺すためにだが俺を倒すためにこのダンジョンに入れたならなんで最初に色々提供してくれたんだろうな、考えても全く答えが出なかった。
「んーこの階層のモンスター弱いな、ゴブリンで戦い慣れただからなのかそれともやっぱり能力値みたいなのはあるのかな?魔法も使うたびに使える回数が増えてるからな」
俺はこの階層で出てくるコボルトを勝ち合うたびに次々と倒していった、武器の変更も意外としっくりしているスパイゲームのメタル〇アの戦闘スタイル2”CQC〟みたいな戦い方ができるからな、遠くの敵は銃と魔法でズドン出しね。
「次は体術できるようになるか、体の使い方とか武器が壊れたときとかに役立ちそうだしな、それにせっかく雷魔法でピッタリのやつあるしな。いやー早熟様様だな」
正直ここまで武器や魔法の使い方などが早く身に着けれることは異常だと思う、達人の域までは達してないもののここまで武器や魔法を使えるようになったのは早熟以外ないと思う、なんたって説明欄に戦いの経験値が人より多いて書いてあるからLvもそうだがたぶん熟練度とか色々な数値にできるものは上がるんだろうな、能力値があるかどうかは正直わからないがないと俺の身体能力はおかしすぎると思う。
そう考え格闘実践を積むためにコボルトの乱獲を開始した、ドロップアイテムも欲しいからね。
そしてコボルトの乱獲をしている途中で次の階層に行くための魔法陣をみつけたため次の階層にも進んだ
、次の階層もコボルトだったよ複数体同時に襲ってくるだけの違いだった。
しばらく武器を使わないで素手と体術だけで戦ったが意外と次々に倒していけた、たぶん武器での戦いが役立ったんだと思う。武器だろうが素手だろうが基本の動き方は変わらないとよく言うからね、でも防具着けてるコボルトには素手で殴るのはよくないね、よくあるアニメみたいに防具事貫けるかと思ったけど無理だった逆にこちらの手の方にダメージを追ってしまった、ダンジョンに入って初のダメージが自業自得だとはなんと情けないことやら。
そしてとうとう見つけてしまった、目の前には次の階層に行くための魔法陣ではなく扉、その扉は両扉式になっておりデザインが施されていた、目の前にある扉に施されてるデザインはゴブリンに王冠を被せたデザインになっておりこの先に待ち受けてることを物語ってるように異様な雰囲気を醸し出してた。
「かっこいい扉だな、それにこの雰囲気確実にボスだよな、、、。死なねーように頑張るしかないか」
俺は覚悟を決め扉を開けた、意外とすんなり動き開けた先には階段がありその上に行くとボスが待ち受けてるみたいだ。
”ゴッゴゴゴゴゴ”
階段の上に行くと大きな部屋のような形をしており天井は吹き抜けの様になっており遥か上から光が差し込んでる、壁と床はコンクリートでレンガ調にびっしりと敷き詰められてる感じだ。
そして部屋の中央には王冠をかぶり普通のゴブリンより数倍はあるであろう図体で右手には鉈のような大きな武器、左手には俺の身長より大きな盾を持ち俺を待ち構えてるようだった。
【Monster】
名称:ゴブリンジェネラル
説明:ゴブリンの上位種、ゴブリンは複数の上位種を持つがこの個体はその中では中盤ぐらいの強さしか 持ってない
「ゴブリンジェネラルね、この雰囲気でゴブリンの上位種中ほどの強さか、でも説明に悪意が見えるなお前は中盤ぐらいの強さしか持ってないからザコだと言わんばかりだもんな。ダンジョンに入りたてだったら無理だろて思っただろうけど今はそんな強そうに見えないんだよな」
俺は短刀と魔法銃を構え牽制として魔法銃を放つ、銃口に魔法陣が現れ無色の弾がゴブリンジェネラルに向かっていくと盾で普通に防がれてしまった。次は雷の魔力をこめ放つ、銃口に黄色の弾が現れゴブリンジェネラルに向かっていくとまた盾で防ごうとしたがその盾を貫通し左腕の肩をかすめていった。
「ふむふむ、俺がにらんだ通り属性の魔力を込めると弾にも相応の能力がつくのか、普通のモンスターでは当たった瞬間爆散するから検証できなかったんだよな」
俺はボス相手に検証をできるまでに余裕を見せていた、なんでかって?そんなの決まっている俺チューしたかったからだよ。それにボス相手じゃなけりゃ検証できなかったし。
ごめんなさい、ちゃんとします。
孝一は魔法銃を撃ちながらゴブリンジェネラルに向け駆けていく、魔法銃は無属性の魔力しか込めてないため盾ですべてはじかれてしまったが近距離の間合いまで接近し、ゴブリンジェネラルは接近に気付いたのか大鉈で切りかかってきた、それを俺は丸い盾で防いだが思っていた以上の力で盾ごと後ろへ吹き飛ばされてしまった。
”ゴォォォォォン”
孝一は壁に叩きつけられ初めてまともにダメージを受けてしまった。
「痛ってーな、クソッ。初めてまともに攻撃くらってしまったな、こんなに痛いとは思わなかったけどな、まぁいい体は動くんだ次は躱して仕留めるか」
孝一は立ち上がり再度武器を構え、魔法銃で牽制しながらゴブリンジェネラルの元へ行くと、同じように接近したところで大鉈で攻撃してきたそれに対し体を捻りながら躱し懐に入った。そして短刀で腹を切りつけ仰け反らせると腹に魔法銃を押し付け大量の雷の魔力を込めて撃った。
「倒れろよ、不細工」
ゴブリンジェネラルは後ろへ吹き飛び俺と同じように壁にぶつかるとあっけなく粒子の変わっていった、
ゴブリンジェネラルが消えた後にはドロップアイテムが残ってるだけだった。