4.ゴブリンはやっぱりゴブリンだよね
俺は一晩アイテムが置いてあった部屋で明かすととダンジョンに挑むために、アイテムの確認を再度行いステータスの確認も行い扉の前に来ていた。
【Status】
名前 :榊原 孝一
称号 :初めての探索者、七つの大罪の探索者
スキル:早熟、鑑定Lv1、身体強化Lv1、五感強化Lv1、魔力強化Lv1
魔法 :雷魔法Lv1、風魔法Lv1、水魔法Lv1
装備〈武器〉右手:短刀 左手:短剣、丸い盾(手首に付けるタイプ) 腰ベルト:手斧
〈防具〉皮防具一式、麻のローブ、登山用ブーツ
「よしっ!!行くかっ!!」
俺は好奇心と恐怖の気持ちを落ち着かせ扉を開き、扉の先へと進む。
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扉の先は暖色の色が薄暗く光っており所々暗くなっており懐中電灯がないと見えない所もあった、ダンジョンの中がなぜ薄暗い明るいのかはわからずファンタジーだからで片付けた。そしてダンジョンの構造はまっすぐ道が続いてるだけの洞窟で所々に横穴があるだけだった。
俺はそこを道沿いに進んでいくだけだった。
俺はしばらく道沿いに進んだが何もないまま進むだけだった
「暇だ、これじゃ単に洞窟探索してるだけじゃないかダンジョンてなんなんだよモンスターも出てこないし罠もない、ダンジョンていうのは洞窟の事かよ」
俺は何も出ないしないダンジョンにいらいらしながら先へ先へ進んでいくと
”ギギギィ”
「この声は・・・」
と変な声が聞こえてきた、俺はまさかと思い駆け足で声のした方え行くと。そこには予想通りのモンスターがいた、体表は緑色で耳は後へ向けとんがり目は両サイドへ吊り上がっており体長は130cm程しかないモンスターがいた”ゴブリン”だ。
ゴブリンはこちらに気づき一体のゴブリンがこん棒片手に襲いかかってきた。
「最初はゴブリンか、なんか人型とかやりずれーけど襲われたんなら仕方ないか」
俺は向ってきてるゴブリンに対して丸い盾をを構えた。
”ガキィィ〟
「うわっと、以外と強いな」
丸い盾で一応防ぐことができたがこん棒ではじかれてしまった、だがはじかれたスキを突くような攻撃はなくゴブリンは後ろへ下がった。
「力はゴブリンのほうが強いが今のスキを突いてこないてことは頭はあんまりよくなさそうだな次はこちらから行くか」
俺は短刀と短剣を構えゴブリンに向かって走り出す、まずは短刀を頭に向け切りつけるだが狙った通りに上手く当たらず顔の頬を少し切りつける事しかできなかった、次に左手の短剣で切りつけ続けざまに短刀で切りつけるうまく体が動かずこれも体を少し傷つけるだけだった。
「うわぁーきっつ、全然あたんないやこりゃ特訓しないとな」
そんなことを考えてるとゴブリンがまたこん棒を片手に襲い掛かってきた、それを丸い盾で受け流すように構え防ぐ。ゴブリンを盾で防いだことによりスキができた、そのスキに短刀を頭に向け突く
「おっ頭にうまく刺さったな」
ゴブリンの頭にうまく短刀を刺すことができゴブリンは動かなくなった、すると死んだことを証明するように足のほうから光の粒子へと変わっていく、しばらくするとゴブリンの全身が光の粒子へと変わり消滅した、そしてゴブリンがいた所にアイテムが落ちていた。
「モンスターは倒すと消滅するタイプでドロップする系か、ますますファンタジーぽいな」
俺はかの有名な〇Fを思い出しながらゴブリンが落としたドロップアイテムを拾いに行った。
「おっ二つあるぜ、ゴブリンの棍棒とゴブリンの肉か。うげっゴブリンの肉とかなんか嫌な感じだなだけど一応食べれるて書いてあるんだから挑戦してみるか」
【item】
名称:ゴブリンの棍棒
説明:ゴブリンがよく使う武器、すぐ壊れる
名称:ゴブリンの肉
説明:食用、火にかけて食べることをおすすめする
「初めての先頭にしちゃ上出来だとは思うんだが、やっぱ全然体がついていかないやたぶんスキルのせいで倒せたのもあるだろうしな、慣れるまではここのゴブリン倒しまくるしかないな」
俺は次のゴブリンを探しにまだ続く洞窟の奥へと向かった。
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「おいしょーとお前で最後だ」
俺は初めての戦闘からスキルの性能と体の動かし方、武器の扱い方などを確認するために次々とモンスターを見つけては倒していった今なんと100体目を倒したばかりだ100体もモンスターを倒すと戦闘にもだいぶ慣れてきた、今いる階層ではモンスターが単体でしか出てこなかったので特訓するにはいい所で50体目超えてからは攻撃パターンもわかってきて回避の特訓もできた。
「だいぶ慣れてきな、まぁゴブリンだけしか出てきてないからな。それにしても早熟がどんだけすごいのかわからないがスキルのレベルが上がるの早いなゲームみたいに最初だから早いとかなのか?それと自分の能力値がステータスで確認できないから困ってるんだよな、腕力とか素早さとか体感で上がってる気がするんだが気のせいか?それともたんにスキルの身体強化だけで上がんのかわからないな、その辺も確認していかないとな」
【Status】
名前 :榊原 孝一
称号 :初めての探索者、七つの大罪の探索者
スキル:早熟、鑑定Ⅼv1、身体強化Ⅼv3、五感強化Ⅼv3、魔力強化Ⅼv1
魔法 :雷魔法Ⅼv1、風魔法Ⅼv1、水魔法Ⅼv1
俺は次の階層へと向かうためゴブリン退治してるときに見つけた魔法陣の方へと向かった、最初の部屋と同様の魔法陣を洞窟の奥の方で見つけていたのだ。
次の階層は一層目と同じような作りで唯一違うのが洞窟の横穴が広かったことだろう、それと出てくるモンスターは変わらずゴブリンのようだ、ただ複数体で襲ってくるようになっていた。
「この階層は前の階層と違って複数体か、いい練習になりそうだな」
俺は目の前にいる4体のゴブリンを倒すため武器を構えた、武器を構えたと同時にゴブリンが一体突っこんできた、それを盾ではじきその後ろから2体のゴブリンが迫ってきていた。
「見えてんだよ、ザコブリン」
まず右にいるゴブリンを短刀で切りつけ左にいるゴブリンは盾ではじき最初に攻撃を防いだゴブリンに向かってぶつける様に押し付けると狙ったように見事2体して転ばせることができた、2体の転んだゴブリンに対し短剣と腰にあった手斧を投げ頭に見事命中そして最後の一体は逃げるように奥のほうへ行ったから後ろから追っかけ短刀で後ろからブスリと貫いて戦闘終了だ。
「ふぅ~意外と複数体で来られてもよゆーだな、次からは魔法も使うか」
俺はゴブリンのドロップアイテムを拾いながら魔法のことについて考えた、孝一が最初になぜ異世界転生あるあるの魔法があるからと調子に乗って使わなかったのは二つあるまず魔法がうまく使えなかった時敵の攻撃を受けてしまうと防ぐことも反撃することもできないだろと思ってのことだった孝一は生まれてこの方一度も武器を使ったことがないからだここまでこれたのもスキルと我流でやってきてるだけだ、それで二つ目はたんに狭い洞窟で使って自爆するのが怖かっただけだ、だが今は広い洞窟があるから大丈夫だろうという判断だった。
「魔法は雷と風と水があるけどなにがつかえるんだろ、想像して魔力込めて使うタイプかそれとも決まってるタイプかどっちだろな、ちょっと鑑定してみるか」
〈魔法〉
雷魔法:サンダーショット
(雷の塊を作り打ち出す)
風魔法:ウィングカッター
(風の刃を作り打ち出す)
水魔法:アクアショット
(水の球を作り打ち出す)
「うわぁ~初級感が否めない。それに一つずつしかないのかよ、レベルが上がって増えることに期待するしかいな。あとは武器を変えないとな、短刀とかじゃ魔法使えないっぽいし」
俺はそう言うと使ってた武器をしまい魔法が使えそうな武器に変え次のモンスターを見つけるため奥へと進んだ。
【装備】
〈武器〉右手:魔法銃、左手:杖
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俺は先へ進むと3体のゴブリンを見つけた。
「よし、魔法使ってみるか。その辺の壁で一応魔法名言うだけで使えるっぽいから大丈夫だろ、あとは当たるかどうかだな」
俺は見つけたゴブリンから少し離れた位置まで行き杖を構えた。
≪サンダーショット≫
魔法を唱えると杖の先から魔法陣が出現し雷の塊が現れた、それをゴブリンに向け杖を振ると雷の塊が飛んで行った。雷の塊はゴブリンには当たらず隣にあった壁へとぶつかった。
「当たってねー、当てるの難しくないか。それに・・・」
ゴブリンが突如壁が爆発したことに驚き、俺のほうに振り返り襲いかかってきた。
″ギギギィーー″
「やっぱそうなるよね、でもここで逃げたら男が腐る。ここではこの魔法銃だ」
魔法銃に魔力を込め引き金を引くと、銃の銃口あたりに魔法陣が浮かび上がり魔力の弾が生成されゴブリンに向け発射された。次はゴブリンの頭にみごと命中し爆散してしまった、ゴブリンたちは仲間の一人が爆散したことにより足を止め俺とのにらみ合いになってしまった。
「こわっ頭吹っ飛んじゃったよ、使うときは気をつけよ。次はちゃんと当てれるように魔法を使うか」
≪アクアショット≫
ゴブリンがまだ足を止めてるスキに孝一は魔法を放つ、同じように魔法陣が出現し水の弾を生成しゴブリンに向け飛んでいくと、ゴブリンに当たり後ろへ飛ばすと壁にぶち当たり倒すことができたそして続け様に次の魔法を放つ
≪ウィングカッター≫
最後の一体であるゴブリンは二体が倒され次の魔法を見ると逃げ出してしまった、逃がすものかと思い同じように杖を振る・・・
「あれっ風の刃はできてるのに飛んでかないぞ・・・、どうしよーーーー」
なぜかわからないが風の刃が飛んでいかず消えてしまった、だがゴブリンは逃げてる途中だと思い出し魔法銃で後ろからズドンと倒してしまった。
「なんで飛んでいかなかったんだろ?まぁ細かいことは特訓すればなんとかなるだろ、それに使い過ぎはよくないかもな魔法と銃使うたびに体からなんか抜けてる感じなんだよな。Ⅿℙ的なもんがあんのかそこは使いまっくてればわかるだろ色々試したいしここはうってつけだな」
俺は″ニヤリッ″と顔に笑みを浮かべゴブリン狩りえと向かっていった。