救出!じゃじゃ馬様
桜の舞う季節。
辺りの桜は見るものを魅了する。
そんな中で、ジングとラベルは剣の撃ち合いをしていた。
「うおおおっ!!」
ラベルはジングに連続攻撃を浴びせる。
「遅い!!」
ラベルの剣撃を木刀の先で止めたジングはこのままラベルを払い飛ばす。
ラベルは地面に倒れ伏し、木刀を手から離してしまう。
「何だこの攻撃は!リヤンに馬鹿にされ続けて良いのか!?」
ジングはラベルに怒声を上げる。
「立て!お前の実力はその程度では無いはずだ!!」
ラベルは木刀に手を伸ばす。
そうだ、俺は勇者…、必ず魔王を倒して世界に平和を取り戻さないといけない…!
木刀を握り立ち上がるラベル。
「さあこい!今度こそ俺を打ち負かしてみせよ!!」
「うおおぉっ!!」
ラベルは更に雄叫びを上げながらジングに剣技を繰り出した。
「そうだ!この調子だ!!」
ラベルの攻撃を受け流しながらジングは激励をかける。
そんな時、地面に石ころが落ちていた。
ジングは足元をその石ころに掬われる。
「わっ!」
足元を掬われたジングは思わず尻餅をついてしまう。
トドメをつくラベル。
ラベルのトドメをジングは受け止め、「今の攻撃は良かったぞ!」と褒め称えた。
ラベルの表情は明るくなった。
(こいつの腕前もだんだん上がってきた。いつの日か俺を倒す日もそう遠く無いのかも知れない)
ジングは表情をほころばせる。
ふとそんな時、ラベルはジングの厚い胸に頭を埋めた。
「ジングさん、欲しくなりました、僕を抱いてください♪」
そう言いラベルは道着を脱ぎだす。
「良いのかラベル、この俺で…」
「貴方しかいないんです…」
「ラベル…」
ジングも道着を脱ぎ、裸になった。
互いの汗で濡れた体を密着させるジングとラベル。
「良い匂いだ、ラベル…」
「ジングさん、貴方の体も…」
互いの体をゆっくりと擦り合わせ、息を吹きかけ合う二人の漢。
勇者と魔王の関係を超えて二人は相思相愛となり、体の関係にまでなった。
互いの体温、臭い、心を感じ、互いの棒は高く反り上がる。
桜の舞う季節は特に動物が発情しやすい季節、人間とてそれは例外では無い。
外で、いつ人に見られるかわからない中で、二人の男は互いの体を擦り合わせ、漢をつばぜり合いさせていた。
「ハァハァ、入れていいか?我慢出来ねえ…」
ジングがラベルに懇願する。
ジングの瞳は恋する乙女のようにウルウルとしていた。
そしてラベルのもそれは同じだった。
「はい、俺も貴方が欲しい…来てください♪」
「容赦はしねえ…ラベル…行くぜ!」
ジングはラベルのヌルヌルに濡れたkaiに自分の漢を注入させた。
「「愛してんぜ!愛してんぜ!愛してんぜ!!」」
剣の稽古に引き続き、大人の勉強に励む二人の漢。
漢は漢同士で互いの本気をぶつけ合い、kaiと漢とで雷鳴をほとばしらせ、体中の汗が雫となって地面に降り注ぐ。
抱き合う二人の漢の向こう側、倭は恨めしそうな視線を漢達に向けて木陰に隠れていた。
(くやCー!!何よ何よ!二人でイチャイチャしやがって!ジングもジングよ!私という美少女がいながら何故ラベルとひっつくの!?一体ラベルの何が良い訳!??)
リヤンだった。
リヤンはジングを狙っていて、しょっちゅう誘ってはその気にさせようとしていた。
しかし、事もあろうかジングは媚薬によって発情している時もリヤンよりもラベルに寄り添ったり、それ以来互いに微笑み合ったり以前よりも仲良くさえ見える。
自分にはいつもみたいにつっけんどんな癖に!
もう許せない!良いもん!
私、浮気しちゃうから!
それ以来リヤンはジング達の前に姿を現さなくなった。
ある街、リヤンは派手な格好で歩いていた。
「ねえそこの彼女ひとりー?」
チャラそうな男二人がリヤンに話しかけてくる。
「ええ、私をどっか連れてってくれるの?」
リヤンは誰でも良いからナンパしやがれって気分だったので疑いもしないまま男達についていってしまった。
それが後にリヤンの最大の危機になる事を世間は知らない小悪魔リヤンは考える余地も無かった。
ーーー
「リヤンの分もあるのにリヤン帰ってくるの遅いなー」
ジングはつぶやく。
ラベルも何があったのかは考えるが今までリヤンからはいじめられてきたので特に思う事はなかった。
「ラベル、習った魔法でリヤンの居場所を探ってみてくれ」
ジングはラベルにそう問いかけるがラベルは首を横に振った。
「暗雲が立ち込めたように何も見えません」
あまり好きでは無い女性を探りにいく事は出来ない。この魔法はリヤンから教わって身につけたのではあるが…。
「ラベル!それはお前が彼女を嫌いだからだろう?こんなでは駄目だ!勇者なら、いや漢なら仲間が危機ならどんな相手であれ救出に向かうもの!」
ジングの言葉にハッとしたラベルはリヤンへの感謝の気持ちを持つようにし、リヤンの居場所を魔法で探った。
「見えました…彼女は二里離れたある砦に連れ去られてます。周りには悪そうな男達が沢山いて…」
「何っ!?」
ジングの顔色が変わる。リヤンの身に何か起こっているのは確実だ。
「助けにいきますか?」
ラベルはやや複雑な面持ちでジングに聞く。
「当たり前だ!だが助けにいくのはラベル、お前一人だ!」
ジングは指を指した。
「そんな!俺だけでは無理です!」
「ラベル!今まで剣と魔法の腕を上げ続けてきた事を忘れたか!俺はお前をそんな勇者に育てた覚えなど無い!!」
ジングは否定するラベルを厳しく叱責する。
「さあ行け勇者ラベル!姫様を救出しに行くのだ!!」
「はい!魔王様!」
ラベルは白銀の鎧と光り輝く剣を携え、銀髪をなびかせながらリヤン姫を救出しに行った。
ーーー
「「愛してんぜ!愛してんぜ!愛してんぜ!」」
男達に襲われるリヤン。
口には下着のようなものを無理やり押し込まれ、喋る事が出来ない。
リヤンの表情には苦痛の色が見え、目には大粒の涙が溜まっていた。
「ひひひ、この表情そそるねー♪」
リヤンは一糸纏わぬ姿で魔法のビデオを撮られている。
手は拘束され抵抗できないように足を無理やり広げられている。
「ひひひ、まんまとついてきやがって、お前はこれから大きなお友達の注目の的になるのだ!野郎共!女に大人の勉強を思う存分教えてやれ!!」
「「愛してんぜ!愛してんぜ!愛してんぜ!!」」
男達はリヤンを散々回し、欲を満たす道具として扱った。
リヤンはそこでラベルの味わった苦痛を思い出す事になる。
(ラベル…貴方もこのような扱いを受けてきたんだね…貴方の気持ちも知らずに私は恋人取られた悔しさから散々貴方をいじめてきた…ごめんなさい!ごめんなさい!)
リヤンは男達に乱暴され続けながらラベルにこれまでの日々を詫びた。
あまりの陵辱で失神するも、水をかけられ、罵られる。
「なんだよ根気入れたばかりなのにへばりやがって!媚薬を注入しやがれ!」
男は媚薬の含んだ注射器でリヤンに刺す。
「あへへ♪もっと狂わせてー♪♪」
リヤンはキチガイになり男達と共に踊り狂った。
しかしリヤンは悔しさや苦痛の涙を流し続けていた。
ドカーン!!
そんな時、激しい爆発音が鳴る。
「何事だ!?」
リヤンに大人の勉強を施していた男達はその手を止める。
「あへへ♪やめないで、やめないでぇ…」
リヤンは強い媚薬をかけられたのか惚けた表情で懇願しまくっていた。
爆発音の主はラベルの放った攻撃魔法だった。
「勇者ラベル!ここに見参!!」
勇者ラベルは剣を抜き、同じく剣で襲いかかってくる盗賊達を剣で斬り裂いていった。
「なんだてめえは!?出会え出会え!!」
「破ーーー!!!」
ラベルはジングから教わった剣技を気合に込め、男達をなぎ倒す。
そしてあられのない姿で男達に陵辱されているリヤンとそこで出会う。
「なんだてめえは!?」
「破ぁーーー!!!」
ラベルは盗賊達を全て薙ぎ払った。
「あへへ♪勇者様あ私を襲って♪」
媚薬が効いたままでどんな男にも従順と成り下がってしまっていたリヤンはラベルに懇願する。
「「愛してんぜ!愛してんぜ!愛してんぜ!」」
ラベルは媚薬破りの効果を切る魔法を唱えた。
「ありがとうラベル…いままでいじめてごめんなさい…」
リヤンはラベルに詫びる。
「良いって事です、俺も貴方から沢山魔法を教わり感謝しています、さあ戻りましょう!」
そしてラベルは自身のマントでリヤンの身体を衣服がわりに包ませる
ラベルは媚薬の効果が残っているのか、フラフラして立てないままのリヤンを姫様のように抱き抱え、魔王ジングの元へと帰った。




