恋華火
夜空に咲く光の華
キラキラ ドーン ポン ポン ポン
そういうふうに爆ぜている
特別なシチュエーションには特別な魔力があって
未熟な私たちでも本物の恋人になれたような気がした
一瞬の花火 一瞬の閃光
花火を見つめる貴方の横顔を照らした
輪郭がキラキラ輝き 翳り 繰り返し
見えるものは花火の色と光の世界の中で
暗くなったり明るくなったりして美しかった
胸をきつく締める 指先に伝わる温度
草の匂いを強く吸い込んで
夏の匂い 風が
ひゅう、、と揺らしたの 恋
手を繋いで駆け出した
慣れない和装 重たい髪飾り
これらは全て貴方のもの
これらは全て貴方のもの
大事なことなので二回云いました
本物の恋人になったの
花火の魔力 恋華に溺れて
花火で何か書いてみたくなったのは流れからでしたが、実は『恋華火』を書けたことをうれしく思ってます。書いてみたいこと、書いてみたかった雰囲気とかフレーズを使うことができました(笑
P.S.
他の作品を読んでいきたい。あと感想の返信をしていきたい。