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いつか夢みたあの場所へ・・・  作者: 杉本聖明
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第一章 旅立ち

僕は今、ローカル線の中にいる。

手荷物は小さい鞄ひとつ。

その中には、最低限の物と一通の手紙、そしてセピア色と化した写真が入っている。

写真の中では、女子高生がやさしく微笑んでいる。

手紙の差出人はその女子高生からの物だ。

手紙はこう書かれている。

「約束の日だね。待ってるね」と、それだけがそえられていた。


場所も日時も書かれていなかった。でも僕にはすぐにわかった。

「今日がその日だ」と・・・


そして早朝にその場所へ向かうべく家を出た。

彼女とは高校卒業以来あっていないが、目的地に近づくたび、セピア色と化した思い出が色づきはじめた。


そう、僕は今向かっているのだ。

「いつか夢見たあの場所へ・・・」

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