Chapter 4 : Soul Control Baptism Of Pain
浅瀬で船の底が擦れ、砕けたガラスの浜辺にたどり着いた。
ラコロネは真っ先に降りた。冷たい霧が肌にまとわりつき、彼の吐息の熱を切り裂くようだった。
周囲のすべてが鋭く感じられた――音の一つひとつの輪郭、影の線すらも。色彩までもが世界から消えかかっているようで、まるで光自身がここに留まることを拒んでいるかのようだった。彼のブーツは砂と骨の粉が混ざる浜辺に沈み込む。風が突然強まり、服の間を刺すように吹き抜けた。背後では、波が砕けるガラスの音をひそやかにささやいていた。アメリカーノが漂う残骸のそばに現れ、そのオーラは濃い霧を鋭く裂いていた。彼の目は人ならぬ静けさを宿して光った。
「ここに入る者は皆、変わらずに去ることはない」と、彼は石に金属をこすりつけたような声で言った。ラコロネは震える手を見つめた。決意は震えを止めなかった。拳を握り締めると、指の骨がまるで記憶そのものが反抗するかのように痛んだ。アリーナ彼らは霧を抜けて歩き、やがて足元が消えた。足元には穴の空いた黒い石の破壊された闘技場が広がり、その中に埋もれた武器が横たわっていた。空は紫色の打ち身のような雲が渦巻き、癒えない傷のように変わり続けていた。
一歩ごとに足元の大地が微かに震え、古く埋もれた苦しみのささやきを響かせる。アメリカーノの声がその震えの上に乗る。
「ここに刻まれた悲鳴はすべて、まだ塵の中で息づいている。お前はその苦痛を制する術を学ぶか、さもなくば飲み込まれるだろう。」五つの柱アメリカーノが指を立てると、空気が曲がり、五つの符号が現れた。色も形もそれぞれ異なり、生きているかのように震えている。「魂の制御だ」と彼は言った。「生き残るための五つの柱。お前の武器であり、盾であり、限界そのものだ。」彼が一度合図すると、最初の符号に生命が宿った。サンダーブランド――青い稲妻が掌を走り、冷たく鋭く燃え上がるようだった。
ヴェイルウォード――赤い光が筋肉のように波打つ透明な網となり、見えない一撃をはじき返す。
ウィスパーコール――銀色の霧が立ち上り、ラコロネは鼓動が霧の中で反響し、第二の肌のように感覚が広がるのを感じた。
リフトクエイク――アメリカーノが足を踏み鳴らすと、地面が裂け、音が歪み、空気が原初のエネルギーで震えた。
ドリフトフォーム――黄金の輝きが彼の輪郭を包み込み、風そのものに溶け込んだ。「これはトリックではない」とアメリカーノは静かに言った。「魂の延長だ――使うたびに、魂の一部を代償として差し出す。」戦闘試練闘技場の床が波打つ。無数の幻の兵士が石の中から這い出てきた――忘れられた戦争の傷跡を刻んだ鎧をまとい、その目は嵐の中のたいまつのように燃えている。ラコロネは躊躇わず突進した。拳に宿るサンダーブランドが輝き、稲妻が戦場を走り、霧や記憶を切り裂いていく。
一撃ごとに抵抗があった――叫び声を上げる顔、崩れ去る身体、背後で再び形を変える影。
爪が彼を捕らえた。胸を裂き、痛みが白く燃え上がり、背骨まで突き抜けた。アメリカーノの影が彼を覆いかぶさる。「一撃一撃が苦しみと引き換えだ」と言った。意志の銃床に拳銃が落ちた。銃身には息づいているかのようなルーンが刻まれている。「弾はすべてお前の意志を運ぶ」とアメリカーノは警告した。「外せば、その真実を思い知るだろう。」ラコロネは銃を手に取った。標的が現れ、霧の中を幽霊のように飛び回る。
彼は撃った。反動が胸を雷のように裂く。外せば世界が回り、激痛が神経を這い回り、息が詰まった。彼は喘ぎ、脇腹を押さえた。アメリカーノは何も言わなかった。その沈黙こそ罰だった。循環「柱を切り替えろ」とアメリカーノが命じた。「均衡を保て――さもなければ魂は引き裂かれる。」ラコロネは従った。拳から青い稲妻がほとばしり、赤い盾が揺らめいて幻の剣を受け止める。銀の霧が見えざる敵を囁き、黒い地震が足元の大地を割る。黄金の輝きが閃き、彼は瞬間の狭間を駆け抜けた。変化のたびに傷跡が残る――肌を這う火傷の痕のように。痛みはリズムとなり、リズムは集中となった。魂の脈動の籠手アメリカーノが彼を浮かぶ石で囲まれた回廊へ導いた。その石は揺らぎながら光を放つ。
「走ってみろ」と言った。最初の一歩で爆発が起きた。ラコロネはサンダーブランドでルーンを叩き、ヴェイルウォードで返ってきた波動を防いだ。別の石が爆発し、空気が炎と化した。遅れを感じ、ウィスパーコールが知らせ、彼はドリフトフォームに変わってリフトクエイクの波を避けた。失敗は燃え、傷が正確さを教えた。砕けた鏡の迷宮次に現れたのは鏡の回廊。すべての面が彼の姿だけでなく、罪悪感を嘲笑う歪んだ幻影を映し出した。ウィスパーコールがあまりに多くを見せた――偽りの鼓動、疑念のこだま。リフトクエイクは足元の破片を砕き、ヴェイルウォードは空を裂く破片と戦った。
ドリフトフォームが幻想の間を彼を運び、サンダーブランドは一つずつ粉砕していった。最後に残ったのは震えながらも生きている本当の彼の姿だけだった。沈黙の重み次の部屋は音を飲み込んだ。
呼吸さえも無に消えた。ここでウィスパーコールは役に立たなかった。聞こえるものは何もない。リズムも導きもない。
彼はただ存在の圧力を感じ、それが四方八方から押しつぶそうとした。アメリカーノの声が虚ろを切り裂く。
「リフトクエイクを使え。口にできぬ場所で魂を叫べ。」ラコロネは足を踏み下ろした。沈黙が砕け、黄金のドリフトフォームの光が彼を包み込み、崩壊する虚無を操って進んだ。精神の試練次に訪れたのは記憶だった。
血、叫び、海の轟き、波に沈む少女の顔。
胸が締めつけられ、リフトクエイクのエネルギーが大地に裂け目を刻む。身体が耐えられなくなった。静かにアメリカーノが隣に現れた。
「痛みは門番だ」と彼は言った。「耐えろ――そうすれば跪く。」洗礼時間の感覚を失いながら、ラコロネは戦い、倒れ、再び立ち上がった。傷は淡く光り、閉じていった。息は苦痛と生存の契約だった。恐怖と集中の区別はなくなっていた。稲妻、霧、地震、速度、盾――五つの柱が完璧な連続を描いて彼の中で踊る。彼はその一体化のリズムを感じた――肉体が収めきれぬ鼓動を。融合そして試練が終わると、闘技場は静寂に包まれた。
ラコロネは一人立ち、五色の絡み合う光のオーラをまとっていた。肌は溶ける金のように輝き、青と赤の裂け目を覆っている。呼吸はきらめき、霧さえも今や彼に触れられることを恐れた。アメリカーノが彼の隣に浮かび、表情を読めなかった。
遠く地平線に三人の人物が姿を現した――背の高い、マントを羽織った者たち。古代国家よりも古い力の紋章を携えていた。空気は次なる試練の予感で重くなった。




